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長坂真護
2020/04/16
スラム街をエコタウンに!!美術家マゴの挑戦を描いた実録ハリウッド映画
長坂真護

僕は2009年から自分が経営していた会社が倒産し、路上の画家として生きていました。 
この時沢山の人に助けられ、現在も画家として生きていけています。 

この感謝を次は困っている人たちに返して行きたい、そう考えていた時、このガーナのスラム街アグボグブロシーに出会ったのです。

目次

  1. 1. これまでの活動
  2. 2. スラム街初の学校「MAGO ART AND STUDY」 を設立
  3. 3. 映画への挑戦
  4. 4. 最後に

1. これまでの活動

2017年6月 初となるガーナ、アグボグブロシー訪問。日本を含む、先進国が捨てた電子機器を必死に燃やしながら生きる彼らの存在を知り、衝撃が受けました。
下の写真に写っている彼は、僕にこう言いました、

「1日12時間働いて5ドル、ガスマスクもなく働き続けている、マゴのガスマスクくれないか?」

燃やして発生する有害物質を多く含んだ煙を毎日吸っていることから、30代以上がほとんどいない土地。人種も違うが、彼らを助けたいと強く感じました。

「これが資本主義の真実か、大量生産されたゴミ達が行き場を無くし、経済格差の彼らが、たった5ドルでガスマスクなしで我々の為に働いている。」

長坂真護

僕はとっさに、彼に自分が持ってきていた一個のガスマスクを差し出しました。 
帰国後、スラムでも不必要になった電子機器ゴミを持ち帰り、それでアートを製作。 
売れたそのお金でまたスラムに向いました。 

長坂真護

2017年11月2度目の訪問。 
サプライズでガスマスクを250個ほど持って行きました。彼らが癌で死んでしまうのを延命するためです。

彼らは僕のサプライズに大喜びでした。僕のアートがマスクに変わり、僕はこの時本当にARTは彼らを救えると強く感じたのです。 
僕は彼らにもっとこのスラム街をアートで良くすると約束しました。

長坂真護

ここから嘘のような奇跡の連続が続くのです。 
アートの神様が僕に力を貸し始めたのです。

2018年3月20日に銀座で行われた個展「美術は人を救うためにある、ガーナのスラム街を訪れて」展で、なんとガーナのスラム街をモチーフに描いた絵が1500万円で売れました。

長坂真護

彼らを救いたいと思う気持ちが少しずつ、力強く僕とガーナのスラム街の人をうごかし始めたのです。

2. スラム街初の学校「MAGO ART AND STUDY」 を設立

長坂真護

2018年11月もう4度目の渡航。 
1500万円の、売れたお金でノートもペンも、先生も完全無料のスラム街初の学校「MAGO ART AND STUDY」 を設立します。


この学校は年間30万円ほどの運営費で賄われており、今後50年、私、真護が死ぬまで無料を保証した学校です。 
今もスラムの子供達が英語の勉強、算数、アート、社会、環境問題について学んでいます。

長坂真護

3. 映画への挑戦

2019年2月ロサンゼルスで個展「 STILL A BLACK STAR -Sustainable Capitalism-」を開催。 
この個展で運命の出会い、カーンコンウィザー氏に出会います。

彼は、ハリウッド、エミー賞ドキュメンタリー賞監督ですが、今回の映画化を破格の5000万円で製作を引き受けてくれました。5000万は大金ですが、国際的な賞の受賞歴がある監督が自らスラム街まで赴いて制作するハリウッド映画にしては破格です。

2019年8月。僕はカーン氏と共にアフリカガーナのスラム街アグボグブロシーへ5回目の訪問。53日にも渡る長期の撮影をハリウッド映画チームと過ごし、ガーナに新しい文化施設の提供に挑みました。 
この53日間の軌跡が映画化されます。

長坂真護

4. 最後に

この53日何が起こったのか?涙あり、笑いあり、感動あり、喧嘩あり・・・ 
そしてこの美術館が持つ本当の目的、、、

世界は平和でなくてはならない、人々は平等でなければならない、地球は美しくなくてはならない。 
このドキュメンタリー映画はこれから全人類が生きるためのバイブルになると信じています。

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