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公益社団法人日本環境教育フォーラム
2020/05/28
福島の子ども達とおもいっきり学ぶ
公益社団法人 日本環境教育フォーラム(JEEF)

公益社団法人日本環境教育フォーラムは、日常生活や社会生活を営むうえで困難や課題・不安を抱える方々にも、

  ・自然の魅力・恵み・癒しなどを体感いただけるような環境教育プログラム

  ・将来のために学ぶ意欲を喚起するような体験学習プログラム

を提供することを目指しています。また、環境教育や体験学習の枠組みの中で、活動の行き届きにくい地域にも私たちのプログラムをお届けしたいと思っています。

その取り組みの一つとして、“誰も取り残さない”環境教育を目指して、カリフォルニア大学で開発されたGEMS(Great Explorations Math and Science;ジェムズ)という科学・数学の体験学習プログラムをもとに、生活における困難や、ハンディキャップがある子どもたち、病院内で学ぶ子どもたちなどにワークショップを開催しています。

GEMSは、身近にある物を使って探究をつくり、子どもたちの多様性を引き出す環境教育をすることを大切にしています。自分の周りの世界に疑問を感じる好奇心や、環境問題のような誰も経験したことのない、何が“正解”かわからない問題を解決するための豊かな想像力と柔軟な創造力が育ちます。

 

『ペンギンとひなたちのワークショップ』

公益社団法人 日本環境教育フォーラム(JEEF)

今回、福島県いわき市にあるかなや幼稚園で、年長さん32人に『ペンギンとひなたち』のワークショップを実施しました。

かなや幼稚園では、東日本大震災直後に放射能の影響で外遊びが制限されてしまった子どもたちが、室内でも思いっきり遊んで学んべるようにしたいという先生たちの想いを伺い、ワークショップを行いました。その後も毎年JEEFに寄せられる寄付金の一部で出前授業を続けています。もう外遊びの制限はなくなっていますが、まだ草木や土に触れさせたくないという保護者もいるため、室内での環境教育が重要になっています。

まずは大きなペンギンのポスターを見ながら、自分たちの体とペンギンの体の違いを比べます。小さい子たちがすごいのは実際に触ったことがないペンギンのさわり心地までイメージできること。「ペンギンのおなかの辺りさわったらどうかな?」と聞くと、まるで目の前に本物のペンギンがいるかのように「ふわふわ!」と一斉に応えてくれます。

公益社団法人 日本環境教育フォーラム(JEEF)

じゃあ何でペンギンはふわふわおなかをしてるんだろう?ということで、素手と手袋をした手でそれぞれ氷をぎゅっと握りしめてどちらが冷たいか実験してみます。「きゃー!つめたーい!」「えー!てぶくろしてるとあったかい!」などと部屋中に歓声を響かせながらの探究。

ペンギン歩きでお部屋に戻って、紙袋で1人一匹ペンギンを作ります。思い思いのペンギンを作ったら、ペンギンたちに食べさせるエサも自分たちで描きます。ちゃんと自分のペンギンが食べられる大きさの魚を描いているのがなんとも可愛いです。

公益社団法人 日本環境教育フォーラム(JEEF)
公益社団法人 日本環境教育フォーラム(JEEF)

ここで時間になってしまったので、続きはお昼ご飯食べてからにしようねーとアナウンスすると、1人の男の子が「ぼく夢中になってたのに…」としょんぼり。あぁぁごめんよぉ…

でもそれだけのめり込んでくれたのは嬉しい!子ども自身が、自分はいま夢中になっているんだって自覚できるのはすごいなあ。ワークショップを開催した僕たちの方が元気をもらって帰ってきました。

震災後、外遊びの機会が減ってしまった子どもたちが、このようなワークショップを通じて自然のすばらしさや地球の環境について学んでもらえる機会を今後も継続してつくっていきます。

公益社団法人 日本環境教育フォーラム(JEEF)

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