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ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト
2020/07/21
早くルワンダに戻りたい

ハチドリ電力を通して、ワンラブを応援してくれている皆さま、いかがお過ごしですか?相変わらず新型コロナウイルスが猛威を振るっていて、安心できない毎日が続いています。

 

ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクトの代表である、私ことルダシングワ真美は3月にルワンダから日本に一時帰国をしておりますが、今日もまだ日本で停滞している状態です。

毎年3か月ほど日本に戻り、活動資金を集めるために各地を回り、活動の話をさせていただいておりますが、今年はコロナウイルスのため、予定していたことがほぼキャンセルとなったため、資金を集めることもままならず、頭の痛い日々を送っています。実は今回は特に資金が必要な状態となっています。

私たちが活動をしていた場所は、ルワンダ政府から譲ってもらった場所で、首都のキガリにあります。1.5ヘクタールほどある広い土地で、そこには雑草が生えているだけでした。そこでレンガ造りから始め、義肢製作所・レストラン・ゲストハウスを建設し、資金調達をしながら活動を進めてきました。

(ルワンダ政府からもらった土地でレンガ造りを始めたころ)
(完成したワンラブ・ランドの施設)

  

しかしながら地球温暖化のためか、近年大雨が降ることが増え、低地にあったその場所が洪水の被害に見舞われる回数が増えてきました。私たちの場所も5回の洪水被害に遭いました。

(洪水の被害を受けたワンラブの施設)
(活動資金を得るためのレストランの中にも泥水が流れ込んだ。)

  

このことに危機感を持った政府は、これ以上住民をその地域に住まわせることはできないと、20年2月地域の住民たちを強制退去させ、私たちの活動場所もショベルカーを持ってきて、強制撤去されてしまいました。

(ルワンダ政府による義肢製作所の強制撤去の様子。)

  

建物はすべて壊され、活動場所を失った状態となっています。
その後、自分たちの住居として借りた場所に、小さな小屋があったので、そこを義肢製作所に改造して、現在は細々と義肢製作を進めています。
今回新しい義肢製作所建築のための資金を集めようと日本に帰国をしたのですが、先に述べたように思ったように資金集めができませんでした。
私は8月にルワンダの国際線の発着が再開されたら、なるべく早くルワンダに戻り、今回集めた資金で再建のための建築作業を進める予定です。

(新しい義肢製作所の建築工事。少しずつ進めています。)

どうぞ皆さま、引き続きワンラブ・プロジェクトを応援してください。
よろしくお願いします。よろしくお願いします。

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