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NPO法人エイズ孤児支援NGO・PLAS
2020/07/31
ウガンダレポート|久しぶりの仕事に大歓声!カフェを支える「ドーナツプロジェクト」

カフェが支えてきた家族の希望

 

NPO法人エイズ孤児支援NGO・PLAS

PLASのカフェ事業は、HIV陽性のシングルマザーたちがカフェビジネスをスタートできるよう、初期投資や研修、カフェを開店した後のフォローアップを届けています。

まったくの未経験でカフェ事業に参加し、手探りながらも周辺の環境やお客さんの要望に併せてオリジナルのメニューを考えたり、ジュースを売ったり、カフェを切り盛りしているシングルマザーたち。

 

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(写真)クッキング研修ではみんな真剣

計算が苦手だったり、帳簿をつけることを忘れてしまうこともありますが、朝早くから夜遅くまで一生懸命に働き、カフェで得た収入で子ども達を学校に通わせ、お肉や魚が買えるようになり、どんどん前向きになっていく姿に、日本の私達の方が勇気を貰ってきました。

 

ロックダウンで経営危機に・・・

 

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(写真)赤ちゃんを抱きながら働くママもたくさん


しかし、新型コロナウイルスの影響でロックダウン・・・シングルマザー達のカフェは経営危機に直面していました。収入源を絶たれ、毎日を不安と共に過ごす日々。

少しずつ緩和はされていっているものの3月末からカフェを閉めてきたシングルマザー達には、カフェを再開する食材を買うお金がありません。

彼女たちの「働くことが楽しい!」という気持ちを、そして子ども達の未来への希望を失って欲しくない!という思いから、カフェ事業のシングルマザー達にPLASが緊急支援としてドーナッツを発注することに。

買い取ったドーナツをHIVとともに生きる人たちへの食糧支援の一部として、保存性のあるお米や豆と組み合わせ、配布することにしました!

 

大量発注に歓声が上がる!

 

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がんばって大量のドーナツをつくってくれたカフェのママたち。久々の仕事に大喜び。

ママ達の「イエェェェーーーーイ!!!」という元気な声を聴いて、思わずPLASスタッフもジーンと来ました。
   

ドーナツの配布は密にならないように屋外で行われました!

 

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配布前には除菌スプレーでの消毒も徹底して行われています。

 

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自分の仕事が誰かを支えている

 

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久しぶりに働くシングルマザー達の顔は輝いていました。自分たちの仕事が、誰かのためになる。「ありがとう」という気持ちが収入として戻ってくる。これって本当に素敵な循環だと改めて感じました。  

今回のように「私にだって出来る!子ども達を学校に通わせる!」そんな決意と共に自立していったお母さんたちと一緒に仕事ができることは、PLASにとっての喜びもあります。   そしてこうして仕事を発注することが、彼女たちの生活や命を支えることになっています。ドーナツ作りで得た収入は、子どもたちの食糧やカフェビジネスを回すための材料費にするそうです。

久々に働けるというのも、長く家に引きこもっていたママたちに「再び働こう!」というモチベーションを高める素敵な機会になりました。   

 

支援を必要とする人々へ、さらに届けていくために

 

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クラウドファンディングの支援募集終了以降も、さまざまな寄付や助成金などより支援を募り、活動を広げていく準備を行っています。  

是非、電気を通じてPLASの活動を応援いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。  

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