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NPO法人樹木・環境ネットワーク協会
2020/11/12
里山の保全活動

 

TAMAZO

当協会では多摩動物公園の雑木林を再生し、多様な生物相の復活を目指す活動を行っています。今回は9月12日の活動についてご紹介します。

多摩動物公園では、開園以来50年以上経ち、広大な園内は多摩丘陵の地形を利用したつくりになっており、いまでも緑豊かな動物公園として人気の動物園となっています。以前は、七生村という村のある里山林でしたが、急激な経済成長に伴う周辺地域は宅地開発によって、残された貴重な雑木林となっています。しかしながら、多摩動物公園として開園以来、園内の雑木林は人の手が入らなくなり、荒廃状態になってしまいました。そこで多摩動物公園 よりご依頼を受けて、当会では動物園との協働 による雑木林の整備活動を2004年より進めてきました。いまでは、貴重な植物が徐々に数を増やし、イベントや観察会、学校の環境学習でも利用されるなど、安全で豊かな雑木林となってきましたが、広大が敷地故にまだ 整備がおいついていないのが現状です。

 

 

活動エリア

当会では、多摩動物公園が指定する里山管理区域の一部となる、「ライオンの森」「チンパンジーの森」「トキの森」ならび、隣接する「七生公園」における保全活動を行っています。

 

雑木林の保全活動

開園以来手つかずのままだった多摩動物公園を取り囲む暗い雑木林を、保全管理によってかつての里山の景観を呈した雑木林へと再生し、多様な生物相の復活を目指します。また、来園者に親しまれる明るく開放的な景観をつくり、リクリエーションや教育の場として活用できる森づくりを行います。

今回は、勢いよく生えてきてしまったままにされていたササや下草刈り、伐採を行いました

TAMAZOのフィールドでの活動は初参加だったのですが、昔からよく訪れていた多摩動物公園の裏にこんなにも広々とした森林が広がっていることにとても驚きました。

道作り

普段森林は子どもたちが自然活動を行うなどして定期的に利用されていますが、今年はコロナ禍ということもあり、立ち入りが少なかったためかササがかなり生い茂っていました。

分かりづらいですが、写真の真ん中にある丸太のタワーはキノコを育てるためのものだそうです。

そのため人が通りやすいよう道を作るため、ササ刈りをします。

活動を始める前はこんなに↑生えていたササも作業を続けるうちに・・・

↑だんだんときれいになっていきました。

また別のスタッフ2名は少し離れたところで刈り払い機を使用して作業を進めていました。

経験な皆さんの作業はとても素早かったです!

今回は短時間の活動でしたが、より集中をして作業に取り組むことができたのではないかと思います。

参加された皆さん、お疲れさまでした!

TAMAZOのこれから

多摩動物公園の雑木林であるTAMAZOはいまでは貴重な植物が徐々に数を増やしました。また林床が明るくなったことから、多様な里山環境を好む生物も出現するようになりました。具体的にはトウキョウサンショウウオの自生も確認されています。さらにはイベントや観察会、学校の環境学習にも利用されるなど安全で豊かな雑木林になりました。しかしながら敷地は広大であり、まだまだ整備が追いついていないのが現状です。

そこで、多様な主体にもご協力いただけますように、様々な受け入れや協働活動を推進しています。実際にこれまでも多くの企業様や団体様に保全活動に参加していただきました。こうした活動を通じて、多摩動物公園と周辺地域の生物多様性の保全はもちろんですが、自然と人とのふれあいの場の創出にも大きく寄付するものと考えています。

レポーター インターン生 井村

樹木・環境ネットワーク協会 >>> https://shu.or.jp/

TAMAZOの活動について >>> https://www.shu.or.jp/protect/

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