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【太陽光発電の設置費用】初期費用の内訳と損しない方法を徹底解説

2025.05.12 2025.06.08

この記事は2025/06/08に更新されています。

「太陽光発電の設置は初期費用にいくらかかる?」
「太陽光発電は維持費にどれぐらいかかる?」

このような疑問や悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

太陽光発電を設置するためには、初期費用として多くの資金が必要です。

本記事では、太陽光発電の初期設置にかかる費用や維持費を紹介します。太陽光発電の設置で損をしない方法も解説しているため、ぜひ参考にしてください。

なお、太陽光発電の初期設置にかかる費用を抑えたい方は、ハチドリソーラーがおすすめです。初期費用ゼロで太陽光発電を設置できるため、お得に導入できます。

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太陽光発電システムの設置費用・初期費用の相場

太陽光発電の導入には設置費用としていくつかの初期費用が必要です。初期費用には、「パネル+太陽光発電設備」の費用と、「設置費用」の工事費用が求められます。

2024年時点で、経済産業省の調査によると、新築住宅における太陽光発電の設置費用は1kWあたり平均28.6万円とされています。一般的な家庭で導入される太陽光発電システムの容量は、3〜5kW程度です。そのため、設置に掛かる初期費用の相場は次のように算出できます。

  • 3kWの場合: 約85.8万円
  • 4kWの場合: 約114.4万円
  • 5kWの場合: 約143万円

さらに、発電容量が大きくなると、1kWあたりの設置単価が割安になる傾向もあります。長期的に見れば、太陽光発電は自家消費や売電による節約効果も見込めるため、設置費用に見合った価値を得やすい投資といえるでしょう。

また、太陽光発電システムの初期費用には「設置費用」が含まれますが、新築時に設置する場合は、屋根工事などと並行して施工が行えるのもポイントです。既存住宅のリフォーム設置に比べてコストを抑えやすいメリットがあります。

太陽光発電の初期費用を0円にする方法

太陽光発電の設置費用には本体・設置工事等の費用が含まれます。そのため、太陽光パネルの設置容量によっては100万円を超える初期費用が掛かるほか、家庭用蓄電池などを導入すると合計で数百万円単位でコストが掛かる場合も。

そのため、太陽光発電の設置費用・初期費用が大きくのしかかり、導入を見送るか頭を悩ませている方もいるかもしれません。

もし、太陽光発電の初期費用が気になる方は、この機会に「0円ソーラー」の「ハチドリソーラー」をご検討ください。ハチドリソーラーは、初期費用無料で設置できる地球にも家計にもやさしい太陽光リースサービスです。

発電した電気は使い放題で、電力の売電収入もお客様のものに。15年間の災害保証や25年間のパネル出力保証が付帯しているほか、契約期間終了後は設備一式を譲渡するため、お客様の大切な資産としてご活用いただけます。

また、ハチドリソーラーでは電気使用状況やライフスタイル・1人ひとりの状況に合わせたぴったりの太陽光発電プランをオーダーメイドでご提案しております。太陽光発電の設置費用・初期費用の負担を抑えたい!とお考えの方は、興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

太陽光発電&蓄電池無料設置の問い合わせ

太陽光発電システムに必要な設備と費用内訳

まずは、太陽光発電導入時の費用として必要なものをご紹介します。太陽光発電のパネル価格や設置にかかる費用の相場を確認していきましょう。

太陽電池モジュール(パネル)

太陽光発電のパネル価格は、設置容量によって費用が異なります。

経済産業省は2024年の一般的な家庭の太陽光パネルの相場価格は、1kWあたり平均28.6万円と公表しています。

一般的な家庭用の太陽光発電の平均設置容量は4.5kW程度であるため、太陽光発電のパネル本体にかかる費用相場は約129万円になります。

*参照:資源エネルギー庁「太陽光発電について(2024年12月)」

その他機器(架台、パワーコンディショナー)の価格相場

太陽光パネル単体の設置だけでは、太陽光発電を行うことができません。パネルの設置と同時に、架台やパワコン(パワーコンディショナー)などの機器も設置する必要があります。

架台の1kWhあたりの設置費用は、2.8万円/kWで、パワーコンディショナーの1kWhあたりの設置費用は、約5.0万円/kWです。

太陽光発電の設置費用・初期費用は10年前に比べて大きく下がっていることを経済産業省が発表しています。2012年と比較して、10年間で既築と新築への太陽光発電の設置費用は65%までコストが下がった費用感です。しかし、近年ではさまざまな影響により費用感が上昇傾向にあります。

<太陽光用パワコン(屋内) 出典:長州産業

<太陽光(屋外) 出典:長州産業

配線工事など設置工事費

太陽光発電の初期費用には、本体価格とは別にパネルを設置するための工賃がかかります。経済産業省は2024年の太陽光発電の設置費用(工事費)の相場は1kWあたり8.4万円前後と報告しています。

一般的な家庭の太陽光発電の平均設置容量4.5kWを設置しようとすると、約38万円の設置費用が工事費の相場となります。

なお、太陽光発電の設置費用は依頼する業者により工賃が大きく異なります。太陽光発電を設置する際はいくつかの業者に見積りを依頼して、比較することがおすすめです。

太陽光発電にかかる初期費用の相場は、パネル本体価格とその他必要機器、設置の工賃を合わせるとおよそ160万円〜168万円程度となります。

蓄電池(オプション)

経済産業省によると、蓄電池の本体価格の相場は蓄電容量1kWhあたり平均15万円であることを報告しています。

一般的なご家庭が設置する蓄電の容量はおよそ5kWh〜7kWh程度です。そのため、家庭に蓄電池を設置する際の本体価格の相場は以下の通りです。

【蓄電池の本体価格の相場】

kWh5kWh6kWh7kWh
本体価格75万円90万円105万円

一般的なご家庭に蓄電池を設置しようとする場合、本体価格だけでも70万円〜100万円程度の費用を用意しておく必要があります。

出典元:経済産業省「令和6年度以降の調達価格等に関する意見

蓄電池は太陽光パネルと同時設置で初期費用がお得になる理由

蓄電池は太陽光パネルと同時設置すれば、初期費用のコストを浮かせられます。その理由に、太陽光パネルと蓄電池を同時に設置することで、セット割引が適用されるケースが多い点が挙げられます。

また、太陽光発電と蓄電池を同時設置すれば、初期費用の工事費用をセットにできるため、全体的に1割ほど価格が安くなるケースも。

蓄電池は太陽光発電とセットで導入することが安く設置する方法の1つと言えるでしょう。

補助金制度の活用で設置費用を抑える

環境省は、太陽光発電の初期設置にかかる費用が高額になる場合、元が取れず損をするリスクがあることを報告しています。

前述の通り、一般的な家庭が太陽光発電を初期設置する場合の費用は160万円〜168万円程度必要です。

さらに、太陽光発電の設置費用だけでなく、太陽光発電を維持するためのメンテナンスコストも必要となります。

そのため、太陽光発電を設置したが、思っていたほど日射量が得られず発電できなかった場合などは損をしてしまうケースがあるようです。

出典:環境省「再生可能エネルギーに関するゾーニング基礎情報等の整備・公開に関する委託業務報告書」

国や自治体の補助金制度の概要

自治体によっては、太陽光パネルの設置に補助金制度を設けているところもあるため、ぜひお住まいの自治体の補助金制度を活用しましょう!下記の自治体からの補助金をまとめたページも参考にしてみてくださいね。

補助金適用例での費用シミュレーション太陽光発電システムを設置する際は、国や自治体による補助金制度を活用することで、設置費用を抑えられます。たとえば、4kWの太陽光発電システムを設置する場合の費用シミュレーションは以下のようになります。

項目費用(税込)
太陽電池モジュール¥600,000
パワコン・架台など¥200,000
工事費¥300,000
合計¥1,100,000
補助金項目差し引かれる金額
国の住宅用補助(4kW×7万円)-¥280,000
自治体補助(上限)-¥200,000
補助金合計-¥480,000
※実際の補助金はお住まいの自治体等の条件によって異なります。
項目金額
補助金適用後の実質負担額¥620,000

このように、国や自治体の補助金を合わせると最大48万円の補助を受けられるため、実質的な初期投資額は62万円程度に抑えられます。補助金制度を有効活用すれば、太陽光発電の導入に掛かる設置費用・初期費用を抑えて、手の届きやすい価格まで抑えることが可能です。

太陽光発電で元は取れる?

「太陽光発電を設置しても本当に元を取ることができるの?」と疑問に思う方も多いと思います。太陽光発電は設置することで高い節約効果が期待できます。では、実際にどのように元が取れるのか、見ていきましょう!

太陽光で発電した電気を自家消費する

太陽光パネルを活用して日中発電した電気は、パワーコンディショナという電力の変換機器を通して、自宅でそのまま使うことが可能です。

発電した電気を自家消費している時間帯は、電力会社から電気を買う必要がないため、本来購入していた電気料金分を削減することができます。

例えば、月々の電気使用量が450kWh(自家消費割合:35%)のご家庭の場合、自家消費することで得られる削減効果は、毎月約6,373円になります。
※東京電力従量電灯B(40A)、再エネ賦課金1.40円で試算

年間では約76,487円の削減効果になるので、かなり大きな経済メリットが得られるといえます。

太陽光発電で発電した電気を売電する

太陽光発電で発電した電気は売電して収入を得られます。

2025年における1kWhあたりの電気買取価格は以下の表のとおりです。

発電容量売電価格(1kWhあたり・税込)
10kW未満(住宅用)15円(〜2025年9月まで認定分)
24円(10月以降認定分:最初の4年間)
8.3円(その後の6年間)
10〜50kW未満(屋根設置)11.5円(〜9月)
19円(10月以降:最初の5年間)、その後8.3円
10〜50kW未満(地上設置)10円(2025年度据え置き)
50以上(地上設置)8.9円(2025年度:0.3円引き下げ)

※売電価格は太陽光発電の設置容量によって買取価格が異なります。

一般的な家庭の太陽光発電の設置容量は10kW未満であることがほとんどであるため、電気1kWhあたり15円で売電できます。

仮に、年間4,500kW発電したとして、全ての電気を売電すると67,500円で電気を買い取ってもらえる計算です。

さらに、2025年10月以降の認定では太陽光発電の初期費用に掛かるコスト回収期間を短縮するため、最初の4年間は24円で売電できます。年間4,500kW発電では、全額売電で年間108,000円の売電収入を得られる計算です。(※5年目以降は8.3円)

出典:経済産業省資源エネルギー庁「FIT・FIP制度 買取価格・期間等」

蓄電池もセットで導入する

蓄電池とは、太陽光で発電した電気を貯めるための機器です。初期費用こそ増えてしまうものの、太陽光発電とセットで設置することで、太陽光が発電しない夜間や災害時に電気を活用できます。そのため、自家消費率をより高められるのがメリットです。

太陽光発電で元を取るためには何年かかる?

初期にかかる太陽光発電の工事費用や太陽光パネルはおよそ10年間ほど使用すれば元を取れると言われています。

太陽光発電の平均寿命は30年間が目安ですので、適切なメンテナンスを行えば十分に元を取ることが可能です。

また、元を取れた後も引き続き「自家消費率を高める」「売電収入を得る」といった工夫をすることで、毎月の電気代を抑え、経済メリットを高める効果が期待できるのもメリットです。

もし、太陽光発電の初期費用が気になる方は、この機会に「0円ソーラー」の「ハチドリソーラー」をご検討ください。ハチドリソーラーは、初期費用無料で設置できる地球にも家計にもやさしい太陽光リースサービスです。

太陽光発電リースサービスを利用することで、太陽光発電の設置費用・初期費用を無料でお得に太陽光発電が設置できます。

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設置後にかかるランニングコスト

太陽光発電は設置の際の初期費用の他にも維持費が必要です。太陽光発電が故障なく効率的に稼働するためには、以下が必要となります。それぞれにかかる必要なコストを紹介するので参考にしてくださいね。

定期点検

太陽光発電は4年に1度の定期点検が推進されています。

太陽光発電の定期点検ではパネルやパワーコンディショナー、架台など周辺機器の製品点検、電圧測定や絶縁抵抗測定などの数値測定を行い故障やトラブルを未然に防ぎます。

定期点検は1回あたり約1万円〜2万円の費用がかかります。

定期点検に法的義務はありませんが、太陽光発電を故障やトラブルなく長期にわたって使用するためには必要な維持費コストです。

メンテナンス

メンテナンスでは、太陽光発電の発電効率を保つための清掃や除草などを行います。空いている土地に設置する野立ての太陽光発電などは特にメンテナンスが必要です。

太陽光発電のメンテナンスは年に2〜3回ほど行うことが推奨されています。定期的に清掃や除草などのメンテナンスを行うことで、太陽光発電の経年劣化を遅らせ、寿命を伸ばせます。

パネルの枚数や専門業者によってコストは異なりますが、1回あたり2万円〜3万円程度のメンテナンス費用が必要です。なお、太陽光発電の定期点検・メンテナンス費用などの維持費を抑えたい場合は、保証期間が長く保証内容が充実しているメーカーを選ぶことが大切です。

ハチドリソーラーは15年以上の太陽光発電システムの機器保証や自然災害保証が付いているため、維持費を抑えながら安心して太陽光発電を使用できます。

将来の撤去費用

太陽光パネルの撤去に関する費用は、様々な要素によって決まります。

  • 総額の相場: 撤去作業にかかる費用の相場は、作業費、人件費、足場設置代を含めておよそ10万円から15万円程度です。ただし、この金額はあくまでも一般的な目安であり、具体的な費用は撤去する太陽光パネルの数量や条件、作業の複雑さによって異なります。
  • 費用の内訳: 撤去費用には、作業員の人件費、足場の設置と撤去に必要な費用、および廃棄物としての処分費が含まれます。
  • 追加の可能性: また、屋根の修理や補修が必要な場合は、追加の費用が発生することも考慮する必要があります。

まとめ:太陽光発電の設置・初期費用は1kWあたり平均28.6万円

設置費用は太陽電池モジュールの他、パワコン・架台などの機器費用、工事費用などさまざまな費用から構成されます。2025年度において、1kWあたり平均28.6万円ほどが初期費用・設置費用の目安です。一般的な容量として4.5kWの太陽光発電システムを導入するの場合、130万円〜150万円程度が相場となります。

太陽光発電システムの設置には、一定の初期費用がかかります。しかし、長期的に見れば発電した電気を自家消費したり売電したりできるため、初期費用に投資したコストを回収でき、経済的なメリットも生み出せます。

さらに、国や自治体の補助金を上手に活用すれば、最大で50万円近くの費用を抑えられるのもポイントです。補助金を賢く使えば、大幅な費用削減が可能です。ランニングコストも年間1~2万円程度と抑えられるため、太陽光発電は決して高額なシステムではありません!

<補足>太陽光発電の設置は初期費用ゼロのハチドリソーラーがおすすめ!

太陽光発電は高い節電効果があるため、電気代の節約におすすめのアイテムです。しかし、太陽光発電は導入の際に多くの初期費用がかかるため、パネルの購入までいたらない方が多いのも事実です。

太陽光発電の設置にかかる初期費用を抑えてお得に購入したい方にはハチドリソーラーの太陽光発電がおすすめです。

初期費用ゼロでお得に設置できるため、気軽に電気代の節約が始められます。太陽光発電の設置を検討している方は、ハチドリソーラーまでお問い合わせください。

太陽光発電&蓄電池無料設置の問い合わせ

    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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