
ソーラーパネルは本当に元が取れる?何年で費用を回収できるか期間目安を解説
この記事は2025/01/15に更新されています。
最近の物価の高騰化から、少しでもご自宅の支出を抑えられるところは削減したいと思っている方も多いのではないでしょうか?近年では電気代の節約に関心が高まり、ソーラーパネルの設置が候補に上がるケースも増加傾向にあります。
ですが、「ソーラーパネルを設置しても損するのでは?」「導入コストと発電が見合う料金か不安」と、設置にかかる初期費用が高額なだけに不安になってしまいますよね。
この記事では、ソーラーパネルの設置で元が取れる理由や、元が取れるのに何年かかるのかを解説します。0円でソーラーパネルを導入できる0円ソーラーについても紹介していますので、あわせてご参照ください。
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2024年でもソーラーパネルの設置で元が取れる理由
2024年にソーラーパネルを設置しても損するのではと考えていらっしゃる方もいると思いますが、大丈夫です!
2024年度もソーラーパネルの設置でしっかりと元を取ることができる理由を解説します。
1. ソーラーパネルの技術進化
昨今の太陽光パネルは、技術革新がどんどん進んでいます。
特に、ソーラーパネルのエネルギーに変換する仕組みが目覚ましく向上しており、現代のパネルは以前のモデルに比べてより多くの電力を、より効率的に発電できるようになりました。
太陽光で発電できる量が増えた結果、よりお得に電気を節約したり、売電したりすることが可能です。そのため、ソーラーパネルの設置で元が取りやすくなっています。
2. 導入コストの低下
ソーラーパネルの製造過程の効率化や大量生産により、パネルの単価も大幅に低下しています。

2012年には新築で平均43.1万円/kWかかっていたシステム費用も、2022年には26.1万円/kWと大きく減少を続けており、推移を見ると導入コストが安価になっていることが分かります。
また、初期費用が0円になる「0円ソーラー」も登場しており、多くのご家庭が太陽光発電の導入を気軽に検討できるようになっている状況です。コストを抑えてソーラーパネルを設置でき、以前よりも早い段階で元を取りやすくなっています。
3. エネルギー価格の高騰
昨今、石油や石炭などの化石燃料に依存するエネルギー価格の上昇は、世界経済や私たちの暮らしにも影響を及ぼしています。2021年もエネルギー価格は上昇傾向にありましたが、2022年には大幅に上昇し、天然ガス市場は過去最高値を記録するなど価格高騰が話題です。

そこで、電力の自給自足を可能にするソーラーパネルを導入すれば、化石燃料等の市場価格変動から受ける影響を抑えやすくなります。日照のある限り安定した発電ができるソーラーパネルは、一度設置してしまえば長期的に安定した電力を使用できるのが魅力です。
言い換えれば、エネルギー価格が高騰すればする分だけ、ソーラーパネルで「お得になる費用」も増えるため、相対的に元を取りやすくなっています。
3.再生可能エネルギーの重要度の高まり
昨今、地球温暖化が急激に進行し、国内外の政府や企業が再生可能エネルギー、特に太陽光発電への注目を高めています。多くの国々がカーボンニュートラル、すなわち温室効果ガスの排出量をゼロにする目標を掲げており、これを達成するための具体的な手段として太陽光発電が重要な役割を担っているのも事実です。
日本でも普及を進めるために太陽光発電や蓄電池の設置に対して、政府や各自治体が補助金制度をつくり、導入のハードルを下げる取り組みが実施されています。
太陽光発電の補助金はもちろん、ソーラーパネルで発電した電力を常に一定の価格で買い取るのを国が約束する「FIT制度」など、再生エネルギーの導入・普及に向けた制度が注目を集めています。
「導入がしやすくなる補助金」「ある期間一定の売電価格が担保される」といった制度もあり、2010年代に比べてソーラーパネルは元を取りやすくなっているのがポイントです。
ソーラーパネルの初期費用回収にかかる期間
ソーラーパネルの設置にかかった費用の元を取るには、はじめに初期費用がいくら掛かるのかをチェックする必要があります。
ここでは、ソーラーパネルの費用対効果について、費用回収にかかる期間を詳しく解説します。
1. ソーラーパネルの導入にかかる初期費用の目安
太陽光パネルの設置には、「購入」を選択する場合、ソーラーパネルの購入費用、取り付け工事費や周辺機器の費用などがかかります。一般的なご家庭用はさまざまな条件によって変動するものの、設置全体で約100万円から300万円程度の初期費用が必要になることが多いです。
経済産業省によると、2024年の一般的な家庭用の太陽光パネルの本体価格は、1kWあたり平均25.5万円(税込)と想定されています。一般的な家庭に導入される太陽光パネルは平均4.5kWであるため、パネル本体の購入価格の相場はおよそ115万円程度です。
また、太陽光パネルの設置にかかる費用は1kWあたり5万〜7万円程度です。4.5kW分の太陽光パネルを設置すると、22.5万円〜31.5万円程度の設置費用が必要になります。
出典:経済産業省/調達価格等算定委員会「令和6年度以降の調達価格等に関する意見(別紙1)」
パネルの種類や設置する家の条件、選択した業者によって初期費用は変動するものの、簡単な計算では150万円前後がコストとしてかかる計算です。
2. ソーラーパネルの設置から元を取るまでの回収年数は平均10年ほど
太陽光発電の設置から元が取れるまでの期間は、一般的に10年前後と言われています。「電力を売電する収入」「発電した電力を使うことで削減できる電気代」の2つを組み合わせると、年間で10万円前後のコストを削減できるとされています。
ただし、導入コストや発電量、電気使用状況などによって異なるのも事実です。
たとえば、年間5155kWh発電できる太陽光発電を設置した場合、年間の売電(FIT単価16円、売電量85%)は約7万円の収入を得られます。日中の電気使用量を15%で試算すると、約2.5万円分の電気代削減が可能です。つまり、年間で約9.5万円もの費用を回収できる計算になります。
実際に初期費用の回収にかかる期間は利用状況のほか、ソーラーパネルの設置コストによっても左右される点にご注意ください。年間で発電する量が多い場合は、電力会社に売電したり自家消費したりすることで、早い段階で初期費用を回収できます。
たとえば、ハチドリソーラーでは7~9年ほどで初期費用を回収されたお客様もいらっしゃいます。
3. 持続可能な環境にやさしい電気をつくれる!
当然ですが、初期費用を回収したあともソーラーパネルは稼働し続けます。太陽光パネルの寿命は一般的に20~30年ほどとされており、期間中は安定して電力を作ることが可能です。
また、買い取りではなくリースなどのモデルを選択すると、ソーラーパネルの保守作業を依頼することもできます。太陽光発電モジュールの性能をある程度維持したまま発電し続けられるため、長期的に見ると大幅な電気代の削減を実現できるのがメリットです。
環境に優しい再生可能エネルギーを利用するため、CO2排出量の削減にも貢献できます。
もし、ソーラーパネルの設置で「初期費用を確実に取り戻したい!」「早い段階で元を取りたい」とお悩みの場合は、初期費用0円が特徴の「0円ソーラー」がおすすめです。
0円ソーラーを提供しているハチドリソーラーには、「信頼性の高い国産ソーラーパネル使用」「リース期間中のメンテナンス・修理費がかからない」「実績豊富な施工会社の高いサービス品質」といったメリットがあり、お得かつスムーズに太陽光発電を導入できます。
ハチドリソーラーでは契約期間の終了後にソーラーパネルを無償で譲渡いたしますので、「元を取ろう」と無理に節約する必要もありません。
お客様一人ひとりに合わせたシミュレーションも実施しておりますので、興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
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ソーラーパネルの設置で元を取る方法!
ソーラーパネルの設置で元を取ることは可能です。しかし、実際に初期費用分を回収するまでどの程度の期間がかかるかは、発電量や売電量によって異なります。
ここでは、ソーラーパネルの設置で元を取るためのポイントについて解説します。
1.発電した電気を自家消費する
ソーラーパネルで発電した電気を自家消費している時間帯は、電力会社から電気を買う必要がないため、本来購入していた電気料金分を削減できます。
例)月々の電気使用量が450kWh(自家消費割合:35%)のご家庭の場合、自家消費することで得られる削減効果は、毎月約6,373円になります。(※東京電力従量電灯B(40A)、再エネ賦課金1.40円で試算)
年間では約76,487円の削減効果になるので、かなり大きな経済メリットが得られるといえます。
2.太陽光発電で発電した電気を売電する
太陽光発電で発電した電気は売電してお金に換えられます。
2024年現在の1kWhあたりの電気の買取価格は以下の表のとおりです。
【1kWhあたりの電気買取価格】
kW | 50kW以上 | 10kW以上50kW未満 | 10kW未満 |
---|---|---|---|
2023年度買取価格 | 9.2円 | 10円 | 16円 |
※売電価格は太陽光発電の設置容量によって買取価格が異なります。
一般的な家庭の太陽光発電の設置容量は10kW未満であることがほとんどであるため、電気1kWhあたり16円で売電できます。
3.補助金を活用する
現在日本では、政府や各自治体によるソーラーパネル設置の補助金・税制上の優遇措置が提供されています。そのため、ソーラーパネルの購入費用を抑えて導入することができ、初期費用分の元を取るまでの期間を短縮できます。
実際にどのような補助金が展開されているかは各自治体によって異なるため、事前の確認が大切です。初期投資の負担を軽減するためにも、お住まいの自治体が出している補助金がないか確認したうえで、事業者との相談時に打診してみるのをおすすめします。
ハチドリソーラーでは、お客様に合う補助金調査や申請のサポートを無料で行っておりますので、不明点がありましたら遠慮なくお問い合わせください。
元を取るなら初期費用0円のソーラーパネル導入がおすすめ!
前述でもご紹介しましたが、ハチドリソーラーでは初期費用0円の太陽光リースサービスをご提供しています。初期費用が一切かからないため負担なく導入することが可能です。
1. 初期費用0円プランのおすすめポイント
ソーラーパネルの設置には大きな初期費用がかかりますが、ハチドリソーラーは初期費用0円のプランをご提供しているため、お客さまが設置に伴う高額な支出がありません。
2. 売電もできる
ハチドリソーラーで設置したソーラーパネルでつくった電気は、その一部を売電して収入を得ることもできます!
自宅でご使用する電力をご自身でつくり、使用することで導入前より支出を削減しながらご利用いただけます。
3. ハチドリソーラー独自の自然災害補償付き
万が一の自然災害時にも安心してお使いいただけるように。15年間の自然災害補償が付帯しております。
4. 純国産のソーラーパネルのみのお取り扱い
日本国内で唯一太陽光パネルを製造する長州産業と提携しており、安心の高品質を実現しています。メーカー保証は業界で最長です!
初期費用ゼロでお得に設置できるため、気軽に電気代の節約が始められます。太陽光発電の設置を検討している方は、ぜひハチドリソーラーまでお気軽にお問い合わせください。
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