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蓄電池のリース・レンタルと購入はどちらがお得?月額料金相場やメリット・デメリット

2025.04.12 2025.04.25

この記事は2025/04/25に更新されています。

「最近の電気代が高くて負担」「売電収入が思ったよりも得られない」「蓄電池で自家消費したほうが良いのかも?」と考えている方はいらっしゃいませんか?

近年では、電気代の高騰や固定価格買取制度の単価が年々低くなっている影響もあり、蓄電池の導入を検討される方が増加傾向にあります。

そのときに頭を悩ませるポイントが、蓄電池のリース・レンタルと購入はどちらがオトクなのか?といった問題です。

この記事では、全国47都道府県にて太陽光発電&蓄電池の導入を徹底サポートしているハチドリソーラーより、購入とリース・レンタルの費用感について徹底解説します。それぞれのメリット・デメリットや、お得に導入するためのポイントについても触れていますので、あわせてご参照ください。

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蓄電池のリース・レンタルサービスとは?

蓄電池のリース・レンタルサービスとは、月額の固定リース料金を支払うことで、一定期間その蓄電池を利用できる仕組みです。

蓄電池を購入する初期費用を0円にする代わり、月額料金で利用するため、初期費用を抑えて導入できるのが蓄電池のリース・レンタルサービスのメリットです。

太陽光パネルを設置するご家庭が増えていることから、蓄電池のリースやレンタルサービスも注目を集めています!

蓄電池リース・レンタルサービスの契約期間目安

蓄電池リース・レンタルサービスは、基本的に約10年~15年のリース期間として契約することが一般的です。

契約期間が満了後は、ご自身のものとして蓄電池の所有権を引き渡されるため、期間終了後も引き続き蓄電池を利用できます

蓄電池リース・レンタルの月額料金の内訳

蓄電池のリース・レンタルで発生する月額料金は、5,000円~25,000円程度が一般的です。実際の費用感は蓄電池の容量やメーカー、契約期間によって異なるものの、リース・レンタルでは初期費用を大きく抑えられるため、購入するよりも初期費用を大きく抑えられます。

月額料金の内訳

  • リース料金:
    • 蓄電池の使用権を得るための基本料金。蓄電池そのものの価値が反映されています。
  • 設置費用:
    • 蓄電池をご自宅に設置するための初期費用。リース契約によっては、この設置費用が月額料金に分割して含まれることがあります。
  • メンテナンス費用:
    • 蓄電池の性能を維持し、長きにわたって動作を保証するための定期的な点検や修理費用。リースサービスでは、メンテナンス費用が月額料金に含まれているため、お客さまは追加のメンテナンス費用を心配する必要がありません。
  • 保険料 (場合によって)
    • 蓄電池に万が一壊れてしまった場合などのリスクを補償するための保険料。自然災害や事故による損害からお客さまを保護し、安心して利用できるようにするために、リースプランの月額料金に保険料が含まれている場合があります。

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蓄電池リース・レンタルのメリット

蓄電池のリース・レンタルサービスを利用すれば、以下のようなメリットを得られます。

  • 初期費用の負担が無い(初期費用0円)
  • メンテナンスの手間が不要
  • 補助金の恩恵を間接的に受けられる

初期費用の負担が無い(初期費用0円)

蓄電池のリース・レンタルを利用する一番のメリットは、初期費用の負担が0円になる点です。蓄電池は通常、1台の接地に100~150万円ほど掛かります。容量によっては200万円近くまで費用が掛かる場合も珍しくありません。

そこで、蓄電池のリース・レンタルサービスを利用すれば、初期費用なしで導入できます。加えて、月額料金として固定されるため、ご家庭の支出目安や見通しも立てやすくなるのが魅力です。

メンテナンスの手間が不要

蓄電池のリース・レンタルなら、契約期間中に蓄電池のメンテナンス・必要な修理作業を行ってもらえるのもメリットです。リース料金には通常、必要に応じたメンテナンスコストが含まれています。

蓄電池を購入した場合は、メンテナンス費用を自費で出さなければなりません。蓄電池のメンテナンスは1回あたり1~5万円程度の費用がかかり、手数料や消耗品交換等が必要です。また、万が一本体が壊れた場合は、百万近くの修復コストが掛かります。

蓄電池のリース・レンタルなら、万が一蓄電池にトラブルや問題が起きても、リース会社が対応するため対応の手間を減らせるのがメリットです。リース会社に連絡するだけで、修理業者の派遣や手続きを一気通貫でサポートしてくれます。

補助金の恩恵を間接的に受けられる

蓄電池のリース・レンタルでは、国や自治体が出している補助金の恩恵を間接的に受けられるのもメリットです。リース会社が補助金を受け取ることで、リース料金に転嫁できるため、その分だけ月々の費用を抑えられます。

東京都のような補助金制度が充実した地域では、リース導入も補助金対象となっているため、総合的なコストを抑えられるのが魅力です。

ただし、太陽光・蓄電池の購入を対象にした補助金に比べると、リース・レンタルを含めた補助金は数が少ない傾向にあります。具体的な補助金額等はお住まいの地域によって異なるため、事前にチェックすることが大切です。

ハチドリソーラーで補助金をチェックしてみる

蓄電池リース・レンタルのデメリット

蓄電池リース・レンタルを利用すればさまざまなメリットが得られる一方で、デメリットも存在します。具体的には以下のとおりです。

  • 長期契約をする必要がある
  • メーカーやモデルが決まっている場合がある
  • 途中解約が難しい

長期契約をする必要がある

蓄電池のリース契約では、約10年以上の長期にわたる契約期間が求められます。そのため、初期費用を大きく抑えられる一方で、月々のランニングコストが長期にわたって発生する点に注意が必要です。

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とはいえ、リースモデルでは「月々のリース料金」を「売電収入&経済効果」が上回るケースもあります。その結果、初期費用を大きく抑えつつも、月々の電気料金をスマートに管理できるため、蓄電池のリース・レンタルを利用される方も多くなっています。

メーカーやモデルが決まっている場合がある

蓄電池のリース契約では、使用できる蓄電池のメーカーやモデルがリース会社によって指定されている場合がある点がデメリットです。

希望するメーカー・モデルがあったとしても、蓄電池のリース・レンタル契約では購入するのに比べて好みの製品を選ぶのが難しくなります。

ハチドリソーラーでは、国内メーカーである長州産業の蓄電池をご提供しております。品質の高さ・安心安全な蓄電池として、自信を持ってご案内しておりますので、興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問いあわせください。

途中解約が難しい

契約期間中にリースを解約したい場合、違約金が発生することが一般的です。リースの解約条件は契約内容やリース会社によって異なるため、契約を結ぶ前に必ず契約内容をしっかりと確認することが重要です。

ハチドリソーラーでは、原則15年間の契約期間となりますが、引っ越し等のやむを得ない場合は解約が可能です。その場合、残存リース額をお支払い頂いた後、蓄電池・太陽光発電システムを買い取っていただくことで途中解約が可能となります。

蓄電池のリース・レンタルと購入はどちらがお得?初期費用比較

蓄電池を導入する際の初期費用は大きな悩みポイントです。できれば導入コストは抑えたいものの、総額的なコストが高くなってしまうのは避けたい、と考える方も多いでしょう。

ここでは、蓄電池のリース・レンタルと購入はどちらがお得か、簡単に費用感を比較してご紹介します。

蓄電池「リース」の初期費用

リースの場合、前述した通り高額な初期費用を抑えられます。多くのリースプランでは、蓄電池の設置費用や初期の導入費用が月額の料金に含まれています。これにより、設置時に大きな一時金を用意する必要がなく、手軽に最新の蓄電池を導入できます。

また補助金の対象となる場合もあります。リース期間中はメンテナンスや必要に応じた補償やサービスが適用されることが一般的です。そのため、メンテナンス等に掛かる突発的な出費も抑えられます。

<蓄電池(6.5kWh)のリース・レンタルを選択した場合>

  • 月額料金: 11,000円
  • 15年間の支払総額: 11,000円/月 × 12ヶ月 × 15年 = 198万円
  • 20年間の支払総額: 11,000円/月 × 12ヶ月 × 20年 = 264万円
  • メンテナンス: 通常、月額料金に含まれており、別途費用はかからない場合が多い。

レンタルに比べて、譲渡付きのリース契約であれば長期使用でもコストの発生を定額に抑えられます

蓄電池「購入」の初期費用

蓄電池を購入する場合は、初期費用に「蓄電池本体の価格」のほか、設置工事費等の費用がすべて含まれます。容量によって異なるものの、本体は約100~150万円ほど、設置工事費用は20万円になる場合が多く、初期費用の負担が大きいです。

しかし、購入した蓄電池は直ぐにお客様のものとなり、長期的にはリースよりも経済的メリットをつくれることがあります。購入した蓄電池は利用期間に制限がなく、また補助金の対象となる場合もあります。

<蓄電池(6.5kWh)の購入を選択した場合>

  • 本体価格の目安: 約150万円程度を見込む
  • 設置工事費用: 約20万円程度が必要
  • 補助金: 仮に30万円と想定(国や自治体の制度)
  • 導入時の実質負担額(目安): 約150万円(本体)+ 約20万円(工事費)- 30万円(補助金)= 約140万円
  • メンテナンス: メーカー保証(通常10年〜15年程度)が付帯しますが、保証期間終了後は有償となる

後悔しない蓄電池リースの選び方

蓄電池のリース・レンタルは、購入に比べて初期費用を大きく抑えられるメリットがあります。とはいえ、「蓄電池のリースを選んで良かった!」と思うためには、自宅に合った最適な蓄電池容量やサービスを選ぶ必要があります。

ここでは、後悔しないために必要な蓄電池リースサービスの選び方について解説します。

契約期間の理解

蓄電池のリースサービスを利用するときは、短期間・長期間で比較検討する必要があります。リース期間は各社のサービスによって異なるため、自宅のニーズに合わせて、短期か長期かを選択することが必要です。

お子様の成長を含め、将来的にライフスタイルが変わる可能性も視野に入れて選択するのをおすすめします。なお、リース契約のなかでは引っ越し等の理由により、途中解約が可能なケースもあります。その場合は、リース料金の残債額を一括で支払う等の対応が必要です。

料金プランの比較

蓄電池のリースサービスを利用するときは、月額料金だけでなく、その他にかかる費用(設置費用、解約料金など)も含めた確認が大切です。使用する電力量によって料金が変動するプランもあるため、ご自宅の日々(日中や夜間、平日と休日)における電気の使用状況を事前に把握しましょう。

ハチドリソーラーでは、蓄電池だけでなく、太陽光発電設備のリースも承っております。契約期間中はお客様の選択で売電や自家消費をご自由にお選びいただけるほか、契約期間満了後は設備をお客様にお引渡しするため、大切な資産としてご利用いただけるメリットがあります。

保証内容の確認

リース契約に含まれるメンテナンスや保証、サービスの内容も事前に確認して把握することが大切です。定期的な点検、故障時の修理サービスなどが含まれているかどうかなど、一言で蓄電池のリース・レンタルサービスといっても内容はさまざまです。

自然災害補償などを含めて、どの範囲までしっかりとした保証を受けられるのか、サービス会社や事業者に確認するのをおすすめします。そのうえで、納得の行く蓄電池のリース契約を進めれば、トラブルを最小限に抑えられます。

蓄電池のリース契約前に確認すべきこと

蓄電池リース契約を結ぶ前に、安心してサービスを利用できるよう、以下のポイントを丁寧に確認しましょう。これらのポイントを押さえることで、蓄電池のリースで後悔することを無くしましょう!

  • 違約金と契約解除条件
  • 更新時の条件
  • ご自宅の電気使用量と蓄電池との相性

違約金と契約解除条件

違約金の有無と金額

万が一、リース契約を途中で解除したい場合は違約金・解約料などが発生する場合があります。蓄電池のリース解約で発生する違約金について事前に確認しておかなければ、あとあと大きなトラブルを招いてしまうかもしれません。

金額と、違約金が発生する条件を明確に理解しておくことが大切です。

契約解除条件

契約を解除できる条件も、事前に確認が必要です。特定の状況に当てはまった場合のみ解約が可能となる条件が設けられている場合があります。

更新時の条件

契約更新の手順

蓄電池のリース契約期間終了後の更新手続きについて、理解しておくことが大切です。自動更新の場合、更新を希望しない場合にはどのように手続きを行うのか、その条件をチェックしておきましょう。

更新時の料金変更

リース契約更新時に料金が変更される可能性があるかどうかも確認が必要です。料金が変わる場合、どのような基準で変更されるのかを把握しておくと良いでしょう。

ご自宅の電気使用量と蓄電池との相性

ご家庭の電気使用量の把握

蓄電池のリースを利用する場合は、家庭の電気使用量・太陽光発電の発電量に合わせた蓄電池容量を選ぶことが大切です。ご自宅の日々の電気使用量をチェックしたうえで、十分にカバーできそうか確認しましょう。

蓄電池をリースで導入しても、容量が不足していると、結局電気会社から電力を購入して経済効果を得られなくなってしまうケースも。逆に容量が大きすぎてもオーバースペックとなり、高額な蓄電池に無駄なコストを支払う羽目になってしまうかもしれません。

そのため、家庭ごとの電気使用量をしっかりと把握したうえで、蓄電池を導入するのがベストです。

ハチドリソーラーでは、 蓄電池の設置前にしっかりと電気使用量を計測し、お客様一人ひとりのライフスタイルに合った適切な蓄電池プランをご案内しております!

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蓄電池の性能

リースする蓄電池の容量や性能が、ご自宅での使用目的にきちんと合っているかも大切なチェックポイントです。十分な電気量を蓄電できるかを確認し上で契約を結ぶことで将来的なトラブルを避け、安心して蓄電池リースサービスを利用できます。

ハチドリソーラーでは、 お客様一人ひとりに専任のカスタマー担当者が対応しており、導入前から導入後まで伴走型で徹底サポートしております。

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ハチドリソーラーの蓄電池のリースプラン

出典:長州産業株式会社より抜粋

ハチドリソーラーでは蓄電池単体のリースプランをご提供しています。既にソーラーパネルを設置されているご家庭向けに、後付けが可能な3種類の容量タイプがあります。また、国内メーカーの長州産業株式会社と提携しており、すべて国産の蓄電池をご導入いただけます。

月額の蓄電池リース料金

蓄電容量6.5kWh、月額11,000円(税込)〜でご提供させていただいております。その他の容量のご希望の場合や、ご自宅に最適な蓄電池タイプを知りたい際はこちらからお問い合わせください!

まとめ

蓄電池を設置する方法として、リース・レンタルと、購入の違いやそれぞれのメリットについてご紹介しました。ご家庭のご状況や蓄電池の活用方法に併せて選びましょう。

蓄電池のリースプランは、初期費用の負担が無く気軽に導入できるためおすすめです。太陽光発電設備の初期費用を抑えたいとお考えの場合は、ぜひこの機会に蓄電池のリースサービス利用をご検討ください。

もし、「自宅に適した容量やリースプランが分からない」とお悩みの場合は、ハチドリソーラーまでお気軽にご相談ください。お客様一人ひとりの電気使用量をチェックしたうえで、お客様に最適なプランをご提案いたします。無料でシミュレーションも実施しておりますので、お気軽にご相談ください!

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    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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