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2023/03/13 お役立ちコラム

【電気代の節約術】ソーラーパネルの設置で高騰する電気代を大きく削減!

最終更新日|2023年11月16日

電気代の高騰が全国的に広がる中で、どうにかして「電気代を削減するための節約方法が知りたい」と毎月の電気明細を見ながら頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

また電気代の節約を考える上で戸建て住宅にお住まいの方はソーラーパネルの導入を真剣に検討している方も多いと思います。

本記事では、電気代が高騰する原因やソーラーパネルの節約効果について詳しく紹介します。ソーラーパネルを設置して電気代を削減するためのコツも紹介しているため、併せて参考にしてください。

なお、ソーラーパネルの設置はハチドリソーラーがおすすめです。初期費用無料でソーラーパネルを設置できるため、お得に電気代の節約を始めたい方はお問合せください。

電気代が高騰している理由とは?

なぜこんなに電気代が高いのか?電気代高騰が続いているのでしょうか?

原因①燃料価格の高騰 

<ハチドリソーラー お客様ご提案資料より>

日本の電気は約7割が火力発電で発電されているため、大量の化石燃料(LNG)が必要です。
昨今の燃料価格の高騰が燃料調整費の増加を招いていることが、電気代の高騰化に繋がっています。

原因②再生可能エネルギー発電促進賦課金の増加 

<経済産業省発表数値を基にハチドリソーラーで作成>

電気代の高騰には、再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上がりも影響しています。

再生可能エネルギー発電促進賦課金を理解するためには、まず固定価格買取制度(FIT制度)を知る必要があります。

固定価格買取制度(FIT制度)とは、再生可能エネルギーを普及させるために太陽光発電や風力発電などで作られた電気を電力会社が一定期間、一定価格で買い取ることを国が保証する制度です。

電力会社が再生可能エネルギーを一定価格で買い取るための原資となるのが再生可能エネルギー発電促進賦課金です。

再生可能エネルギー発電促進賦課金は電力会社から購入する電気代に含まれており、電気を使用している人であれば法人・個人問わず全員が支払う必要があります。

そのため、再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上がりも電気代の高騰につながっているのです。

2023年度の再エネ賦課金は1.40円と、例年より金額が大きく下がりましたが、また金額が上がる可能性もあるといわれており、今後の再エネ賦課金についてどうなるかについていはまだ先行きが不透明な状態です。

電気代の節約にはソーラーパネルがおすすめ!

<ハチドリソーラー撮影>

高騰する電気代を節約するためには、ソーラーパネルの設置がおすすめです。ソーラーパネルを設置することで得られる電気代節約効果は以下の4つです。

  • 自家発電した電気は無料で使用できる
  • 電気代の単価を安くできる
  • 断熱効果により冷暖房器の使用量を減らせる
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担を減らせる

節約効果①自家発電した電気は無料で使用できる

ソーラーパネルで自家発電した電気は無料で使用できます。日頃、電力会社から購入している電気量を削減できるため、発電した電気の分だけ電気代の節約が可能です。

ソーラーパネルは太陽が出ている時間帯に電気を発電するため、昼間に多くの電気を使用する方は大きな電気代節約効果が得られます。

また、ソーラーパネルが発電しているお昼の時間に掃除機や洗濯機などの家電を使用することでさらなる電気代の削減効果が期待できます。

一般的な家庭の電気契約プランは、電気の消費量に応じて電気代の単価が決定される「従量電灯」プランを適用するケースが多いです。

「従量電灯」プランは、電力会社から購入している電気量が多ければ多いほど1kWhあたりの電気単価が高くなります。

例えば東京電力の電気料金は、月間の使用量に応じて以下のように電気代の単価が変わります。

【電気使用量に応じた1kWhあたりの単価(東京電力エナジーパートナー 従量電灯Bより)】

120kWhまで120kWh~300kWhまで300kWh~
1kWhあたりの価格30円00銭36円60銭40円69銭
参照:東京電力エナジーパートナー「料金単価表‐電灯(従来からの料金プラン)

ソーラーパネルで発電した電力を使用することで、電力会社から購入する電気使用量を減らせるため、電気代の単価が安くなるのです。

節約効果②売電収入を得られる

日本の一般的な戸建て住宅に太陽光パネルを設置する場合、平均4.5kWのシステム容量が設置できるとされています。

4.5kwで発電できる月々の発電量としては、平均412kWhになります。

※年間発電量1,100kWh/kWで試算

日中に発電した電気を全て自家消費することはほとんどなく、大体7〜8割の電気は余ることが多いです。この余った電気を売ることで得られた収入も、太陽光発電の設置による削減効果の一つになります。

先ほどの例と同じく、月々の電気使用量が450kWh(自家消費割合:35%)のご家庭の場合、発電した電気量412kWhのうち、自家消費量は157kWhのため、毎月余って売電できる量としては293kWhになります。

※東京電力従量電灯B、再エネ賦課金1.40円で試算

この余った電気をFIT固定買取制度を用いて1kWhあたり16円で売電した場合、売電収入として毎月4,688円得られます

※2023年度FIT固定買取単価16円で試算
※FIT固定買取制度とは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で10年間買い取ることを国が約束する制度です。

節約効果③蓄電池をセットで導入することで電気をほとんど買わない生活を目指せる

太陽光発電が電気を生み出すのは、太陽がでている時間帯(基本的に8時から17時)のみになります。

そこで、蓄電池も太陽光発電とセットで導入することで、日中太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に貯めて、夜(非発電時間帯)に放電でき、発電した電気の自家消費量が増えて、電力会社から買う電気量を減らす生活を目指すことができます。

節約効果④断熱効果により冷暖房器の使用量を減らせる

自宅の屋根にソーラーパネルを設置することで、断熱効果が得られます。

気温が高い夏場は屋根への直射日光を防げるため、室温の上昇を防ぎます。また、冬場は室温の放熱を防げるため、室温を一定に保つことに太陽光は非常に効果的です。

ソーラーパネルの断熱効果によって夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるためエアコンやストーブなどの冷暖房器の使用量が減り節約につながります。

節約効果⑤再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担を減らせる

ソーラーパネルを使用することで、再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担が減らせます。

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、電力会社から電気を購入した金額に応じて消費者が支払う必要があります。

一方で、自宅のソーラーパネルで発電した電気には再生可能エネルギー発電促進賦課金はかかりません。

そのため、ソーラーパネルで自家発電した電気を使用することで再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担を節約できます。

ソーラーパネルでお得に電気代を削減するための節約術

ソーラーパネルでお得に電気代を削減するための節約術を紹介します。

ソーラーパネルを設置する際に以下の4つのコツを理解しておくことで、ソーラーパネルの設置費用を抑えつつ、効率的に電気代を節約できます。

  • 初期費用が無料のソーラーパネルを選ぶ
  • 蓄電池を活用する
  • 売電収入を得る
  • 日中に電気をできるだけ活用するよう生活をシフトする

節約方法1.初期費用が無料のソーラーパネルを選ぶ

ソーラーパネルは、初期費用として本体価格や設置費用など高額な料金がかかる点がデメリットです。

そのため、ソーラーパネルの節約効果を知っていても初期費用がネックで購入までは至らない方も多いのではないでしょうか?

初期費用無料のソーラーパネルを選ぶことで、設置コストを抑えて節約が始められます。

ハチドリソーラーのソーラーパネルは工事やパネル費用などの初期費用が無料で設置できますので、太陽光発電の導入を検討の方はお問合せください。

節約方法2.蓄電池を活用する

ソーラーパネルは蓄電池とセットで設置することで、更なる節約効果が期待できます。

蓄電池とは、太陽が出ている昼間に発電した電気を貯めて使うことができる装置です。

ソーラーパネル単体での発電でも昼間に電力会社から購入する電気を削減できますが、太陽が出ていない夜の時間帯や雨の日は発電できません。

蓄電池に昼間発電した電気を溜めておくことで、夜の時間帯や天候の悪い日でも発電した電気を使用できるため、さらなる電気代の節約につながります。

節約方法3.売電収入を得る

ソーラーパネルで発電した電力のうち、使用しなかった電気を売ることで売電収入が得られます。

2023年の1kWhあたりの電気の買取価格は以下の表のとおりです。

kW50kW以上10kW以上50kW未満10kW未満
2023年度買取価格9.5円10円16円
参照:経済産業省資源エネルギー庁「FIT・FIP制度 買取価格・期間等

売電価格はソーラーパネルの設備容量によって異なります。一般的な家庭の設置容量は10kW未満がほとんどであるため、1kWhあたりの16円で売電することができます。

日当たりが良い場所に自宅がある方は、余った電気を売ることでさらなる節約効果が期待できます。

なお、売電の仕組みや売電単価の推移について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

▼合わせて読みたい記事 太陽光発電の魅力は売電だけではありません!

節約方法4.日中に電気をできるだけ活用するよう生活をシフトする

太陽が出ている8時から17時は太陽光でほとんどの電気を賄うことができる時間帯のため、その時間帯に電気を使用する家事やエコキュートの炊き上げ設定を行うことで、電気代の削減に大きくつながります。

日中は家におらず、そのような調整が難しいご家庭は夜間や在宅時に電気を使用できるようにするため、蓄電池の活用がおすすめです。

ソーラーパネルで電気代を0円にすることは可能?

ソーラーパネルを設置して電気代を0円にするためには、発電量よりも電気の消費量を少なくする必要があります。

理論的には、ソーラーパネルで発電した電気のみを使用して生活を送れば電気代はかかりません。そのため、昼間の発電量が1日当たりの買電料を超えていれば電気代が0円に近づきます。

しかし、電気代を0円で生活を送ることは容易ではありません。ソーラーパネルで電気代を0円にすることがほぼ不可能な理由は以下の3つです。

1.ソーラーパネルは雨の日や曇りの日、深夜の時間帯は電気を発電できない

2.ファミリー層の家庭は、そもそもの買電料が高くなるためソーラーパネルの発電量のみで電気代を賄うのが困難

3.電気の使用状況が少なくても、電力会社との契約で基本料金が発生する

今後の電気代高騰に備えてソーラーパネルの設置を検討しよう!

今回の記事では、高騰する電気代の節約術をご紹介しました。

ソーラーパネルを設置することで電気代の節約効果が得られます。

今後の電気代高騰に備えて、ソーラーパネルの設置を検討してみましょう。

そんな方は、ぜひ太陽光発電の設置をおすすめします!

ハチドリソーラーでは、通常100万円以上相当の太陽光発電システムが、初期費用無料で設置できる太陽光発電のリースサービスを行っております。

月々定額のリース料金で、初期費用無料で太陽光発電を設置し、電気代を大きく削減できます!

1)日中発電した電気は使い放題
2)余った電気は売電して収入に
3)契約満了後は太陽光パネル一式を無償譲渡

15年以上の機器保証と自然災害保証もついているので、安心して太陽光発電を始められます。

今後も増え続ける電気代。まずは電気自体の「買う量」を減らす暮らしにシフトしてみませんか?

ハチドリソーラーでは、リース・購入など皆さんのライフスタイルに合わせたぴったりのプランをオーダーメイドでご提案いたします。

「太陽光発電なんて、検討したことないから分からない。」

とお悩みの方も、ぜひ一度ハチドリソーラーにご相談ください。

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    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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