
蓄電池の見積もりが不安!見積もりでチェックすべき4つのポイント
この記事は2025/01/25に更新されています。
電気代の節約や停電時の対策、環境に配慮した持続可能なエネルギーを利用する目的で太陽光発電や蓄電池を導入する家庭が増えています。国からも蓄電池の設置が推奨されているため、気になる方も多いでしょう。
しかし、蓄電池は初期費用が高額であり、見積もりをもらっても専門用語や内訳に不明な部分が多いです。どこをチェックすればいいの?と不安な声も聞かれます。
そこで今回はソーラーリースを提供するハチドリソーラーの視点で、蓄電池の見積もりの不安点を解消します。見積もり金額を抑えるコツや注意点もご紹介するので、これから蓄電池を導入する方はぜひ参考にしてください。
この記事は以下の方におすすめです▼
- これから蓄電池と太陽光パネルを導入する方
- 蓄電池を導入したいけれど「やめておけ」と言われた方
- 見積もりのどこを確認すれば良いのか分からない方
この記事は以下の情報が得られます▼
- 蓄電池システムの後悔しない選び方を解説
- 見積もりで見るべき4つの項目をわかりやすく説明
- 適切な見積もりを出すためのポイントを解説
SIMULATION

蓄電池の見積もりでわかる!4つのチェック項目
蓄電池の見積書を見てみると、たくさんの数字が並ぶため「何がなんだかわからない」と混乱することがあります。そこで、まずはチェックするべき項目を4つにまとめました。
1つずつチェックしていきましょう。
蓄電池にかかるコストが高すぎないか
蓄電池にかかるコスト=本体価格+設置費用が「高すぎないか」を確認しましょう。蓄電池は容量や機能性によって価格が異なりますが、家庭用蓄電池の本体と設置相場は「1kWhあたり15万円~20万円程度」が一般的です。
性能やメーカーによって異なるため一概には言えませんが、1kWhあたり20万円を超えると「相場よりも高い蓄電池」です。注意しておくと良いでしょう。
工事保障や内容が明確に説明されているか
蓄電池を設置するには、100万円を超えることもあります。そのため本体や設置工事には保証が付いていますが、この保証内容が明確に説明されているかを今一度チェックしましょう。
工事保障は見積もりの項目欄や備考欄に記載されています。もし見積書に記載がなければ、担当者に直接問い合わせてみましょう。このとき、どの項目を見ればよいのかを以下で説明します。
蓄電池の本体保証期間の年数
蓄電池本体の保証期間はメーカーや製品によって異なります。10年もしくは15年保証がほとんどです。
また、保証内容もさまざまあるため自然災害による故障が保証対象になるかどうか、太陽光発電システムとの連携でも保証対象になるのかなどを細かくチェックしておきましょう。
自然災害補償
自然災害補償とは、地震や火災、洪水などの自然災害による故障に対する補償です。メーカーによっては自然災害補償が付いていないこともあるため、販売店や施工店が補償を付けてくれるかをチェックしましょう。
自然災害の範囲は広く、この補償は内容の確認が大切になります。メーカーや販売店によってどこまで対応するかが異なるため、事前に聞いておくと安心です。
工事保証・瑕疵保険
蓄電池本体の保証以外に、工事保証が付いているかどうかも重要です。工事保証とは蓄電池本体以外の施工や工事に関する保証となり、施工した業者が保証します。
例えばケーブルが損傷し蓄電池の充放電ができなくなった場合だと、蓄電池本体以外が原因になるため蓄電池メーカーの保証対象外です。工事保証があれば蓄電池本体の部材は施工店が保証してくれるため、安心できるでしょう。
点検やアフターフォロー
販売会社や施工業者によっては、年に1回の無料点検や1年目の点検・メンテナンスサービスが付帯されていることがあります。
こうした点検やメンテナンスサービスは付いていると安心ですが、付帯されることで見積もりが高くなる可能性も考えられるでしょう。
点検やアフターフォローは手厚いほうが安心です。しかし内容や必要性はご自身で精査し、納得した上で付けることをおすすめします。
補助金・助成金の提案
蓄電池には設置に際して補助金や助成金を受け取ることができます。国と都道府県、自治体からそれぞれ補助金を受け取れますが、異なる条件を満たす必要があるためやや複雑です。ただし、制度を活用すれば高額になる設置費用も安くなるため、補助金や助成金の提案があるかどうかをチェックしましょう。
補助金を受給するには申請も必要となります。見積もりの前に補助金や助成金の提案があるかどうか、また知識が豊富な業者に施工を依頼することが大切です。
例えば各地でどのような補助金があるか、以下のリンクを参考にしてください。▼
ハチドリソーラー 補助金一覧
適切な蓄電池を提案しているか
蓄電池にはたくさんの種類があり、容量だけでも小型から大容量、一度に使用できる機器の数が異なるなど性能もさまざまです。蓄電池の見積もりでは、「どんな蓄電池を提案しているのか」と「その蓄電池を提案した納得できる理由」が説明されているかをチェックしましょう。
どの蓄電池を導入するかで得られる経済メリットも変わりますし、家庭によって適切な蓄電池の種類と蓄電容量は異なります。
理想的なのは「蓄電池を設置することで実現したいこと」をヒアリングし、状況に応じた適切な蓄電池を提案することです。見積もりを提案された際に、経済メリットの大きな製品でシミュレーションを受けられるかも確認しておきましょう。
蓄電池の見積もりには何が書いてある?内訳を解説
蓄電池の見積もりでチェックすべきことを説明しましたが、そもそも見積もりの内訳が理解できないと悩むこともあります。
そこで、蓄電池の見積もりには何が書かれているのか、簡単に内訳を解説します。以下の内訳は一例であるため、必ずしも同じ項目名や内容が並ぶとは限りません。不明な部分は担当者に確認しておきましょう。
蓄電池の種類
まずは蓄電池の種類です。よく使用される蓄電池の種類とその特徴を押さえておくと見積もり時に活用できます。
ニッケル水素電池
ニッケル水素電池とは、オキシ水酸化ニッケルと水素吸蔵合金を使用した二次電池です。高出力を長時間発揮でき、過充電に強い特徴を持ちます。
リン酸鉄リチウムイオン電池
安定性が高く長寿命を持つリチウムイオン電池の一種です。電気自動車や家庭用蓄電システムなど、幅広く利用されています。
その他の蓄電池
その他の蓄電池には鉛蓄電池やニッケルカドミウム電池(ニカド電池)などがあります。低コストで産業用に活用されていますが、ニカド電池は環境負荷やメモリー効果の問題から、現在は他電池に置き換えられることが多いです。
蓄電池の容量
蓄電池の容量は蓄電池の性能を左右する重要な要素です。容量不足は非常時に電力が不足してしまうリスクがあり、一方で過剰な容量はコストの無駄につながります。
蓄電池の容量は大きすぎず小さすぎないか、家庭の電力需要に見合った適切な容量を選んでいるかをチェックしておきましょう。
容量は一般的に家庭の規模や電力消費量に応じて、必要な容量を計算して見合った蓄電池を選びます。見積もりでは提案された容量が家庭に合うかどうかを確認することが大切です。
システム構成
蓄電池システムの構成も内訳に含まれます。用途や規模によってシステム構成は異なります。
太陽光パネルとの組み合わせ
太陽光パネルと蓄電池を組み合わせる際に、発電量と蓄電容量のバランスや設置と維持のコスト、システムの寿命と耐久性などの説明があります。この組み合わせも内訳には記載されていることが多いです。
基礎工事の種類
蓄電池を設置する基礎には、本基礎、簡易基礎、壁設置などさまざまな種類があります。この種類に応じて基礎工事の金額も変動します。
設置費用
主に本体価格と設置工事費用で構成されるのが設置費用です。設置工事費用は蓄電池の容量と設置場所の状況によって変わります。
付帯費用
工事に足場が必要な場合、本体価格や設置工事費用に加わるのが付帯費用です。総額にも影響を与えるため、見積書の中でも確認しておきましょう。
維持費
いわゆるランニングコストです。蓄電池の維持費とは、定期的な点検と機器交換が含まれます。蓄電池は10~15年で交換が必要になり、定期的なメンテナンスである維持費は欠かせない項目です。
蓄電池の見積もりで知っておきたいポイント
蓄電池の見積もりがよくわからないと不安に思うのは、「どんな見積もりだと安心できるか」の定説がよくわからないからです。そこで、蓄電池の見積もりをする前に知っておきたい事前知識をご紹介します。
訪問販売・ハウスメーカーは相場より高めの傾向に
一概には言えませんが、訪問販売やハウスメーカーから提示される金額は相場よりも高い傾向にあります。金額が高い理由はそれぞれです。ハウスメーカーだとさまざまな理由で中間マージンが発生しているから、訪問販売だと歩合制であるために見積金額を高めに出すからとも言われていますが、実際に相場よりも高めであるケースが見られることがあります。
もちろんこの営業を否定するわけではありませんが、相場よりも高くてもメリットがあるかどうか、なぜ高いのか納得できるかどうかが重要です。
補助金の案内がない営業には注意
蓄電池設置に伴う補助金は国と都道府県、自治体からそれぞれ支給されます。国の補助金を重複することはできませんが、お住まいの地域によって異なる自治体の補助金を受けた上で、国からも補助金を受け取るといったことは可能です。
この補助金の案内が一切ない営業にも注意しておきましょう。蓄電池の設置費用は決して安いものではないため、申請することで安く利用できるからです。
強引な営業が目立つ業者には注意
訪問販売などでは強引な太陽光発電システムの営業が見られることがあります。「モニターになるなら特別価格でご提供」「今だけの価格なので早めの契約が必要」など、格安や契約を急かすなどの営業手法が特徴です。
契約を急いで行うと、チェックすべき項目を取り落としてしまい、あとからトラブルになるリスクが高まります。蓄電池の見積もりは慣れた方にとっても複雑であることは否めません。必ず考える時間を取って冷静に判断をしましょう。
蓄電池の営業に悪徳業者がいないということは、残念ながらありません。少しでも迷ったらその場で即決せず、家族や専門家に相談するなど対策が必要です。
こちらの記事も参考にしてください▼
【2024年最新版】太陽光発電の悪質業者を見抜く!騙されないためのチェックポイント10選
「格安」「代行」の文言がある場合は注意
インターネット上にある蓄電池見積もりの文言には、「格安で取り付け」「メーカー代行」というものがあります。極端に安い価格設定は確かに魅力的ですが、粗悪な製品が取り付けられたり代金を支払ったにもかかわらず商品が送られてこないなど、トラブルが起きているのも事実です。
蓄電池は補助金を利用するほどの「高価なもの」であることには間違いありません。格安と謳う業者には注意し、なぜ安くなるのかの仕組みをチェックすることが大切です。
見積もりの内訳が不透明なものには注意
見積もりの内訳について先ほども一例をご紹介しましたが、具体的な項目が記載されていなかったり一例で紹介した項目のうち不足が多かったり、不明瞭な場合はあとから追加費用が発生する可能性も指摘できます。
不明な点は必ず担当に質問し、納得できる答えがあるかどうかを確かめましょう。
適切な蓄電池の見積もりを出すための4つのポイント
ここからは適切な蓄電池の見積もりを出すために、やっておきたい4つのコツをご紹介します。今すぐできることなので、簡単にでもチェックしておきましょう。
複数社から見積もりを取って比較する
蓄電池を提供する業者や設置する企業は複数存在します。適正価格を知るためにも、複数社から見積もりを取って比較してみましょう。
業者によって見積もりの内訳も金額もさまざまであり、保証内容も異なることがわかります。また、業者の対応が親切だったかどうかももちろん判断材料になるため、複数社から見積もりを取った上で一番納得できる業者を選ぶと満足度も高められるでしょう。
訪問販売には注意が必要
訪問販売を行う業者すべてがNGというわけではありませんが、訪問販売から強引な見積もりを取ったり格安商品として質の悪い蓄電池を販売されたり、その後のアフターフォローが不明瞭だったりとトラブルが起こりやすくなるのは事実です。
また、訪問販売は「アポイントのない訪問」です。時勢的に警戒されることも多いため、行っていない業者もいます。
そのため、訪問販売から契約をするには十分な注意が必要といえます。なぜ訪問販売をしてきたのか、またきちんと企業名や所属を明かしているか、見積もりにも不明な点や怪しい部分がないかはしっかりチェックしておきましょう。
補助金・助成金をあらかじめ知っておく
蓄電池をお得に設置するには、国や自治体が実施する補助金や助成金を最大限活用しましょう。
蓄電池の購入や設置には100万円を超えることもあります。ただし、各補助金や助成金を利用すると安価に導入できることも多いです。
この補助金や助成金は業者から案内がありますが、あらかじめご自身でも確認しておくと安心できます。補助金を受けられるかどうかによって費用対効果や経済メリットも変わるため、ぜひ調べておきましょう。
生活スタイルに応じて蓄電池のシミュレーションをしておく
蓄電池の効果をしっかり得るには、「生活スタイルに合った蓄電池を選ぶこと」「初期費用を無理なく返済できる計画が立てられること」「設置費用を回収するための具体的な期間を知ること」などが重要です。決して安い買い物ではないため、家庭の「役に立つ」ことが大切になります。
蓄電池の見積もりを受ける際には、状況によって異なる条件をしっかり考えたシミュレーションを行ってくれる業者だと安心です。それ以前に、家庭でも蓄電池を利用すると電気料金にどの程度影響するのか、蓄電量や売電の仕組みなどを計画しておくと、見積もりが分かりやすくなります。
蓄電池の見積もり不安は内容を把握して解消
蓄電池の見積もりがどんなものかが分からないほど、不安に感じることが多いです。しかし、内容や内訳、蓄電池の見積もりにはどんな特徴があるのかを知っておくことで、不安は解消できます。本記事を参考に蓄電池の見積もりを理解して、正しく蓄電池を活用してみましょう。
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