
太陽光発電業者の選び方とは?安心できる業者の見つけ方を徹底解説!
この記事は2025/04/17に更新されています。
近年、電気代の上昇や環境意識の高まりから、太陽光発電システムの導入を検討される方が増えています。太陽光発電は一度設置すると20年、30年と長く付き合っていく大切な設備であり、決して安くはない投資です。
だからこそ、「太陽光発電の導入に失敗したくない」「安心できる事業者に任せたい」「悪質な業者に騙されたくない」と頭を悩ませる方も少なくありません。
この記事では、太陽光発電の導入で後悔しないために、信頼できる業者を見極めるための比較ポイントや注意点を徹底解説します。自治体から太陽光事業者として認可も受けている「ハチドリソーラー」より、安心して太陽光発電を導入するために欠かせないポイントを徹底解説しますので、ぜひご参照ください。
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太陽光発電の成否は業者選びが重要な理由
太陽光発電システムは、一般的に20年~30年という非常に長い期間にわたって使用する設備です。この長い期間、安定して発電し続け、期待通りの経済効果や環境貢献を得るためには、最初の「業者選び」が決定的に重要になります。
業者選びが適切でないと、「期待したほど発電しない」「雨漏りが発生したのに対応してもらえない」「保証期間内なのに修理費用を請求された」「業者が倒産してしまい、連絡が取れなくなった」などの深刻なトラブルが発生するリスクも。
また、品質の良い太陽光発電パネルを提供しているか、しっかりとした技術力を持っているかも重要な選定基準のひとつです。施工後の発電量や耐久性に大きく影響を与え、初期費用の回収期間や利益にも関わってきます。
長期的に太陽光発電を利用するためにも、安心して任せられる、信頼のおける事業者を選ぶことが何よりも重要です。
信頼できる太陽光発電業者の見分け方
数多くの業者から、本当に信頼できるパートナーを見つけるためには、いくつかの重要な基準で比較検討することが大切です。ここでは、業者選びで失敗しないための見分け方を解説します。
- 業者の実績と信頼性を確認する
- 必要な許認可・資格の有無をチェックする
- 施工体制(自社施工 or 実績ある提携)が十分か
- 最適な提案力があるか
- 保証とアフターサービス体制は充実しているか
業者の実績と信頼性を確認する
太陽光発電事業者を選ぶときは、はじめに実績と信頼性の確認が重要です。施工実績の多さは、それだけ多くの経験を積み、さまざまな屋根形状や設置条件に対応できる技術力・ノウハウを持っている証拠と言えます。
特に、近年主流となっている自家消費型太陽光発電は、FIT(固定価格買取制度)時代の売電型とは異なる設計・施工ノウハウが求められます。
業者の実績・信頼性確認では、「累計・年間の施工件数」「屋根や地域など自宅と似た条件での施工事例があるか」「地域やインターネット上の評判・口コミ」を確認しましょう。
これらを元に、過去の実績と信頼性を確認することで、安心して太陽光発電の設置を任せられる業者かどうかを見分けられます。
▶ハチドリソーラーで太陽光発電を設置してくださったお客様の声
必要な許認可・資格の有無をチェックする
太陽光発電システムの設置工事には、電気工事に関する専門知識と技術が不可欠で、法令で定められた許認可や資格が必要です。例えば、経済産業省からの許認可を得ている「設備工事業者」や「電気工事士」の資格を持つスタッフが配置されているかどうかは非常に重要と言えます。
加えて、太陽光発電システムの設計・施工に関する専門性を評価する「太陽光発電システム設計施工管理技術者」の資格保有者が在籍しているかも確認しましょう。
以下は主な許認可や資格をまとめたものです。これらをチェックすることで、より適切な業者選びが可能となります。
許認可・資格 | ポイント |
経済産業省許認可「設備工事業者」 | 電気工事を適切に行える証 |
「太陽光発電システム設計施工管理技術者」資格 | 専門性の証 |
また、メーカー施工IDも重要です。各太陽光パネルメーカーが設けている認定制度で、メーカー指定の研修を受け、認定試験に合格した技術者が施工することで、製品保証が適用される場合が多くなっています。
施工体制(自社施工 or 実績ある提携)が十分か
実際に工事を行うのが誰なのか、施工体制がどうなっているかの確認も、施工品質の管理やトラブル発生時の責任の所在を明確にするうえで非常に重要です。営業から設計、施工、アフターサービスまで一貫して自社の社員で行う「自社施工」の体制です。
この場合、社内での情報伝達がスムーズで、責任の所在が明確になりやすく、品質管理が行き届きやすいというメリットがあります。万が一トラブルが発生した場合も、迅速な対応が期待できるでしょう。
一方で、販売や設計は自社で行い、実際の施工は提携している下請け業者に委託するケースもあります。この場合は、下請け業者の技術力や実績、そして元請け業者がどのように施工管理を行うのかが重要になります。どのような基準で提携先を選んでいるのか、施工中のチェック体制、トラブル発生時の責任分担などを事前に確認しておきましょう。
実績が豊富で信頼できる施工会社としっかりと連携が取れているのであれば、必ずしも自社施工にこだわる必要はありません。
最適な提案力があるか
太陽光発電の効果を最大限に引き出すためには、ご自宅の状況やご自身のライフプランに合わせた最適なシステム設計が不可欠です。そのため、業者に高い提案力があるかどうかを見極める必要があります。
担当者がこちらの要望や疑問点を丁寧にヒアリングし、現地調査の結果を踏まえて具体的な根拠に基づいた提案をしてくれるかも重要です。
さらに、太陽光発電のメリットだけでなく、考えられるデメリットやリスクについても正直に説明してくれる業者は、信頼できると言えます。
保証とアフターサービス体制は充実しているか
太陽光発電システムは20年、30年と長く使う設備なため、設置後の保証内容やアフターサービス体制が充実しているかは非常に重要です。万が一の故障や不具合、自然災害による損害にしっかりと備えられるかを確認しましょう。
たとえば、太陽光パネルやパワーコンディショナなどの機器に対するメーカー保証です。機器保証(通常10~15年程度)と出力保証(パネルの発電性能を保証、通常20~25年程度)があります。保証期間だけでなく、無償修理・交換の範囲などの詳細な内容も確認が必要です。
次に、施工保証(工事保証)です。これは、雨漏りや架台の不具合など、工事の不備が原因で発生した損害に対する保証で、業者が独自に設定している場合が多くなっています。保証期間(10年、15年など)や保証内容は業者によって大きく異なるため、必ず有無と詳細を確認してください。
自然災害による損害をカバーする自然災害補償が付帯されているかも重要なポイントです。たとえば、ハチドリソーラーでは「15年間の自然災害補償」「15年間の機器保証」「25年間の太陽光パネル保証」が付帯しています。
どこで頼める?太陽光発電業者の種類と特徴
太陽光発電システムの設置を依頼できる業者は、いくつかのタイプに分けられます。それぞれの特徴、メリット、デメリットを理解し、ご自身の状況に合った業者を選ぶ参考にしてください。
メーカー系施工店
- 特徴: 特定の太陽光パネルメーカー(例:パナソニック、シャープ、長州産業など)の製品を専門に扱い、メーカーから認定を受けた施工店です。
- メリット: メーカーの基準に基づいた研修を受けているため、製品知識が豊富で、施工品質への安心感があります。メーカーとの連携もスムーズな傾向があります。
- デメリット: 基本的に特定メーカーの製品しか提案されないため、他のメーカーと比較検討したい場合には不向きです。提案内容が偏る可能性があります。
専門販売・施工会社
- 特徴: 複数のメーカーの太陽光発電システムを取り扱い、販売から施工、アフターサービスまでを一貫して手がける専門業者です。地域密着型から全国展開している会社まで様々です。
- メリット: 多くのメーカー製品を比較検討できるため、自宅の状況や予算にもっとも合ったシステムを選びやすいです。専門性が高く、多様な設置条件に対応できるノウハウを持っていることが多いです。
- デメリット: 会社の規模や設立年数、施工実績、技術力にばらつきがあるため、信頼できる会社かしっかりと見極める必要があります。
家電量販店・ホームセンター
- 特徴: 家電製品や住宅設備の一部として、太陽光発電システムを取り扱っています。窓口として気軽に相談できる点が特徴です。
- メリット: 知名度が高く、普段から利用している店舗であれば相談しやすい安心感があります。ポイントが付くなどの特典がある場合も。
- デメリット: 実際の施工は下請けの専門業者が行うケースがほとんどです。そのため、販売窓口と施工業者の連携がスムーズか、下請け業者の質は確かかなどを確認する必要があります。専門知識が販売員によって異なる場合もあります。
訪問販売会社
- 特徴: 営業担当者が直接自宅を訪問し、太陽光発電システムを販売する形態です。
- 注意点: 熱心な営業トークでメリットばかりを強調したり、大幅な値引きを提示して契約を急かしたりするケースが見られます。提示される価格が相場より高かったり、情報が偏っていたりする可能性も。契約は慎重に検討し、他の業者と比較することが不可欠です。
工務店・リフォーム会社
- 特徴: 新築住宅の建設やリフォーム工事と合わせて、太陽光発電システムの設置を提案・施工する場合があります。
- 注意点: 住宅建築のプロですが、太陽光発電システムに関する専門知識や施工実績が十分でない場合もあります。太陽光発電の取り扱い実績や、専門の資格を持ったスタッフがいるか、施工体制などを確認することが重要です。
失敗しない!太陽光発電業者の選び方
信頼できる太陽光発電業者を見つけるためには、焦らず、順序立てて比較検討を進めることが大切です。
比較検討:複数の業者から見積もりを取る
まずは、どのような業者があるのか情報を集めるところから始めましょう。インターネット検索や口コミ、住宅メーカーや工務店からの紹介をチェックするのもポイントです。集めた情報をもとに、気になる業者をいくつかピックアップします。
この段階では、あまり絞り込みすぎず、最低でも3~4社程度の候補リストを作成しましょう。ウェブサイトを見て、施工実績や取り扱いメーカー、会社の所在地などを確認します。
見積もりの詳細を理解する
候補の業者が見つかったら、実際に連絡を取り、見積もりと現地調査を依頼します。太陽光発電の設置費用や運用コスト、保証期間などをしっかりと理解し、疑問・不明点は積極的に業者に質問しましょう。
1社だけの見積もりでは、提示された価格や提案内容が適正かどうか判断できません。必ず複数の業者(最低3社推奨)から見積もりを取り、比較検討することが重要です。これにより、おおよその相場観が掴め、不当に高い契約を防げます。
その際の対応方法なども信頼をおける業者かどうか判断できるポイントにもなります。
アフターサポートの内容を確認する
アフターサポートの内容を確認することも大切です。保証期間や内容、修理時の対応、定期メンテナンスの有無など、細かな部分も事前に確認しましょう。
契約前に業者とのコミュニケーションを重視する
また、契約前に業者とのコミュニケーションを重視することが重要です。不明点や疑問などについて真摯に対応してもらえるかも大切な観点です。
過度な安さや急な営業は注意
業者によって価格は異なりますが、過度に安い場合は設備の品質や施工の技術力が疑われるため、「安価さ」だけで依頼することは避けましょう!
契約内容の詳細確認を怠らない
最後に契約内容の詳細確認を怠らないことがとても大切です!契約書には設置費用、運用コスト、保証期間など重要な項目が記載されており、これらをしっかり理解したうえで契約しましょう。
設置後に後悔しないためにも、太陽光発電業者選びは慎重に行うのがベストです。
なお、自治体で認可も受けている「0円ソーラー」の「ハチドリソーラー」では、太陽光発電の導入を承っております。お客様一人ひとりの状況に合わせて提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
太陽光発電の導入を成功させるための契約のポイント
契約の形態を理解する
太陽光発電の導入にあたって、契約形態の理解が極めて重要です。主な契約形態としては、「売電契約」と「余剰電力買取契約」の2種類が考えられます。
「売電契約」は、設置した発電設備から生み出されるすべての電力を電力会社が買い取る形式を指します。「余剰電力買取契約」は、家庭で使用する電力を差し引いた「余剰電力」のみを電力会社が買い取る形式です。
それぞれの違いについて自身の生活スタイルや発電設備の規模、電力需要などに合わせて最適な契約形態を選ぶことが重要です。また、各契約形態の利点・欠点や、契約に伴う手続きについても事前に太陽光発電業者から説明を受け、十分に理解した上で契約を進めましょう。
設置費用と運用コストを把握する
太陽光発電業者との契約においてもっとも重要となるのが、「設置費用」や「運用コスト」の把握です。業者からの見積もりに明記されており、設置費用は太陽光発電システムの導入にかかる初期費用で、パネルの種類や設置場所、施工業者の能力により変動します。
一方、運用コストは、電力使用量や保守・メンテナンス費用等を含みます。
避けるべき太陽光発電業者の特徴
残念ながら、太陽光発電業界には、不誠実な対応や不適切な契約を迫る業者が存在するのも事実です。以下のような特徴が見られる業者には注意し、契約を避けるようにしましょう。
- 「今だけ」「モニター価格」「キャンペーン」を過度に強調する: 契約を急かすための常套句である可能性があります。お得に見えても、安易に飛びつかず、相場と比較検討することが重要です。
- 大幅な値引きを提示してくる: 最初から不当に高い価格を提示し、そこから大幅に値引くことでお得感を演出しようとする手口があります。値引き後の価格が適正か、冷静に判断しましょう。
- 契約をやたらと急かす: 「今日中に契約すれば〇〇円引き」「補助金の枠がもうすぐ無くなる」などと言って即決を迫る業者には警戒が必要です。十分に検討する時間を与えないのは、後ろめたいことがある証拠かもしれません。
- 見積書の内容が「一式」などで詳細が不明瞭: 何にいくらかかるのかが分からなければ、適正価格か判断できません。詳細な内訳の提出を拒む業者は避けましょう。
もし、このような業者に遭遇した場合は、その場で契約せず、きっぱりと断る勇気を持ちましょう。少しでも「おかしいな」と感じたら、家族や消費生活センターなどに相談することも有効です。
ハチドリソーラーの太陽光発電設置!
ハチドリソーラーではお客さまに寄り添い、施工品質にこだわっています。
ハチドリソーラーの安心ポイント3つ
安心ポイント | 内容 |
独自の自然災害補償 | 突発的な故障や自然災害があっても安心して使い続けていただけるように、ご契約期間中はハチドリ独自の自然災害補償をおつけしています。 火災、落雷、風を含む万が一の自然災害*で太陽光パネルが故障しても補償いたします。 |
施工会社は実績2万件以上 | 認定施工店制度を設け、北海道から沖縄まで日本全国で高品質の施工をお客さまにお届けできるよう、当社が品質を認めた施工会社だけが工事を行っております。 |
安心の純国産パネル | 国内で唯一太陽光パネルの製造を行っている長州産業株式会社と連携しているため、安心の高品質を実現。山口県の自社工場で品質にこだわり製造しています。 国内で作った太陽光パネルを国内で使用することは、環境負荷を最小限に抑えることにもつながります。 |
まとめ:これで大丈夫!太陽光発電業者選びで失敗しないために◎
太陽光発電業者選びは、設置費用から運用まで長期的な視点から見ると非常に重要な決断となります。業者選びのポイントは以下のとおりです。
- 業者の実績と信頼性:過去の施工実績や顧客の評価を確認しましょう。
- 工事能力:設置工事がスムーズに行われ、高品質なサービスが提供されるかを確認しましょう。
- 提案力:複数のメーカーのパネルを取り扱っているか、また自分のニーズに合った最適な提案ができるかを確認しましょう。
- アフターサポート:保守・メンテナンス体制が整っているかを確認しましょう。
以上のポイントを確認しつつ、契約する前には必ず詳細な見積もりと契約内容を理解しましょう。それぞれの項目について業者と十分にコミュニケーションを取り、納得のいく業者選びを行いましょう!
太陽光パネルの施工や設置などについてご不明点等ございましたらお気軽にお問合せください!
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