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一軒家の電気代が高いのはなぜ?料金が高い原因と電気代を安くする方法を解説

2025.03.01 2025.03.15

この記事は2025/03/15に更新されています。

マンションから戸建てに引っ越すと、「電気代が思ったより高い!」とびっくりした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

特に冬場で戸建てに住む場合は、月の電気代が3~4万円かかるケースも少なくありません。皆さんの生活の中心であり、切ってもきれない関係になっている電気代金は、できるなら費用を抑えたいですよね。

そもそも、一軒家に住んでいる人は、一般的にどれくらいの電気を消費するのでしょうか?戸建てに住むことで、電気使用量が予想以上に増える理由はどのようなものがあるのでしょうか?

今回は、戸建ての電気代が高い原因と明日からできる対策方法を、初期費用0円で設置できる太陽光発電サービスを運営する、ハチドリソーラーの担当者がわかりやすく解説いたします!

<ハチドリソーラーとは>

ハチドリソーラーは地球温暖化解決のために立ち上げられた初期費用0円の住宅太陽光発電サービスです。私たちは、より多くの方と一緒に「自然エネルギーを増やす」ことで、持続可能な社会の実現を目指しています。
太陽光発電の仕組みやノウハウを分かりやすく伝えることで、皆さんが太陽光パネルの設置を前向きに考えられるお手伝いができればと思います。
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戸建て一軒家の一般的な電気使用量はどれくらい?

「初めての一軒家暮らしなので、自分の家の電気代が高いのかどうかも分からない。」とお考えの方も多いのではないのでしょうか?

まずは、一般的な戸建ての電気使用量を見てみましょう。

世帯人数戸建て一軒家集合住宅
1人世帯186kWh/月126kWh/月
2人世帯253kWh/月201kWh/月
3人世帯275kWh/月241kWh/月
4人世帯324kWh/月286kWh/月
出典:東京都環境局「家庭の省エネハンドブック(2024年度)

上記を見ると、戸建て一軒家の電気使用量は、集合住宅に比べて全体的に高くなっている傾向がわかります。

戸建ての平均電気使用量:350kWh/月(8546円)
アパート・集合住宅の平均電気使用量:246kWh/月(6,477円)

このように、戸建て住宅は集合住宅の電気代と比べて、約1.3倍増加することが分かります。

また、電気代は世帯人数が多いほど電気使用量も増加し、高くなる傾向があります。

以下の表が世帯人数ごとの平均電気代です。

世帯人数月間平均電気代
1人世帯6,726円
2人世帯10,940円
3人世帯12,811円
4人世帯13,532円
5人世帯14,373円
参考:総務省統計局「家計調査報告:家計収支編 2023年(令和5年)平均結果

例えば4人世帯のご家庭の場合、月の電気代が約1,3万円、電気使用量でいうと350〜450kWhが平均値として挙げられます。

皆さんのご家庭の電気代と比べて、「電気代が平均より高いかも」と感じる方もいるかもしれません。

なぜ一軒家の戸建てに引っ越すと電気代が上がるの?

一軒家に住む方が電気代が高くなってしまう原因としては、以下が挙げられます。

  • 契約しているアンペア数が大きくなったため
  • 専有面積が広くなったため
  • 気密性や断熱性が低くなったため
  • 電気料金の単価が上がるため

契約しているアンペア数が大きくなったため

マンションに住む世帯と比べて、戸建てに住む世帯の方が電化製品の使用数が多くなることが一般的です。

同時に動かす家電が増えると、一度に電気を流す力(電圧)がある程度大きくなければ、ブレーカーがすぐに落ちてしまいます。

そのため、電力会社は各家庭ごとに適切な電圧を選択できるよう、契約容量(AやkVA、kWなど)を複数用意しています。

この契約容量は、電気料金の中の「基本料金(毎月固定で支払う料金)」に関わります。

東京電力基本料金(従量電灯)
引用元:東京電力「従量電灯B・C

戸建てに住み、契約容量が大きくなればなるほど基本料金が高くなり、それに付随して電気代も高くなるという仕組みです。

専有面積が広くなったため

専有面積とは、区分所有者が完全に自分個人の所有物として扱える専有部分、つまり部屋の内側の面積のことをいいます。

戸建てに住むと専有面積が増え、必然的に照明や空調などの数も増えます。それらが増えた分だけ、消費電力ももちろん増えます。

全館空調など、24時間稼働し続ける空調を設置していて、かつ家の面積が広いご家庭の場合は、特に電気代が上がってしまうのも事実です。

気密性や断熱性が低くなったため

戸建ての電気代が上がる理由に、部屋数の多さや出入れなどの気密性低下が挙げられます。マンションやアパートなどは部屋数も少ないため、室内の空気の出入りの頻度も戸建てより少なくなっています。

例えば、夏場はエアコンで冷たくなった空気を部屋に保ち、冬場は暖房で暖かくなった空気を外に逃がしにくいイメージです。

一方、戸建て住宅の場合はある程度開放感のある構造が多いため、マンションや集合住宅に比べて気密性や断熱性が弱くなります。

そして、室内温度が変動すると、それに伴って空調設備が温度調節をするため、温度の変動が激しいほど電気の消費量も大きくなる点が電気代高騰の理由です。

電気料金の単価が上がるため

最後に、戸建ての電気代が上がる要因としては、電気料金の「単価」が上がることが挙げられます。

電気代は、主に先ほど説明した基本料金と電気の使用量kWhごとに掛け合わせられる「電力量料金単価」というもので構成されています。

この電力量料金単価についても、基本料金と同じように、使用量ごとにkWhあたりの単価が異なります。

東京電力基本料金(従量電灯)
引用元:東京電力「従量電灯B・C


電力量料金単価は、電気使用量が多くなるほど高くなる傾向があります。

例えば、マンションに住んでいたときは290kWhの使用量が、戸建てに住んで300kWhを超えてしまうと、今まで買っていた電気より+4円/kWhを支払う必要があるのです。

そのため、戸建てに住むと、単に電気使用量が単に増えるだけでなく、電力量料金単価も上がることが多いため、電気代が高くなってしまいます。

どうして冬は電気代が高くなるのか?

戸建てにお住まいの方は、毎年冬が来ると電気明細を見て驚く方も多いのではないでしょうか?電気代は、実は冬が一番高くなります。戸建てにお住まいの方の場合、3〜4万の電気明細がくることもよくあります。

「いつもと同じように生活しているのにどうして…?」と疑問をお持ちの方に、冬に電気代が上がる原因についてご紹介します。

<冬に電気代が上がる理由>

  • 消費電力の多い電化製品(暖房等)を使用する頻度が多い
  • 外気温との差で、他の季節よりも家電製品の消費電力が増える
  • 冬場は日照時間が短く、電気や空調をつけている時間が長い

電化製品を稼働するために必要な電気使用量は、機器ごとに異なります。

例えば、テレビの場合、1時間あたりの消費電力が約200Wに対して、パネルヒーターの場合、約400〜1200Wの電力消費量が必要になります。(機器によって消費電力量は異なります。)

つまり、暖房機器のような、冬によく使用する電化製品はより電力消費量が多くなる点が電気代が高くなる原因のひとつです。あまり電気を使っている気がしなくても、春秋と比べて1.5倍ほど電気使用量が増えることがあります。

また、外気温度の差の影響で、空調などは特にほかの季節と比べて消費電力が著しく大きくなります。その分だけ、消費電力量が増えてしまうのも事実です。

さらに、冬の方が日照時間が短い関係で朝は7:00ごろまで電気をつけて、夜は17:00ごろから電気を使い始めるようなライフスタイルになるため、知らず知らずのうちに電力消費量が増えている可能性があります。

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明日からできる!戸建ての電気代を節約する方法5選

ここまでは、戸建てに住むとなぜ電気代が高くなるか、そしてなぜ冬の電気代は他の季節と比べて高いのかについて解説してきました。

ここからは、実際に明日からできる電気代を節約する方法について解説します。

1)使わない電化製品のコンセントは抜くように心がける

→15kWh/月の消費電力の削減に貢献!

電化製品は、電源を切っていてもコンセントに挿したままの状態だと、わずかな電力を消費し続けます。これを「待機電力」と呼びます。特に、充電器、テレビ、ゲーム機などは待機電力が大きい傾向があります。

そのため、長時間使用しない電化製品は、こまめにコンセントを抜く習慣をつけるのもポイントです。待機電力を減らして、電気代を削減する効果が期待できます。

必要に応じて、まとめてコンセントをオフにできる節電タップを活用するのもおすすめです。

2)できるだけ冷暖房の空気が逃げないように扉を閉める

→40kWh/月の消費電力の削減に貢献!

冷暖房を使用する際、扉や窓を開けっ放しにすると、せっかく冷やしたり暖めたりした空気が逃げてしまい、無駄な電力消費につながります。

冷暖房を使用する部屋の扉はしっかり閉め、窓も閉めてカーテンやブラインドを活用しましょう。断熱シートを窓に貼ったり、エアコンのフィルターをこまめに掃除したりするのも効果的です。

3)古い電化製品を省エネ家電に買い換える

→25kWh/月の消費電力の削減に貢献!(冷蔵庫を想定)

近年の電化製品は、省エネ性能が格段に向上しています。特に、冷蔵庫やエアコン、照明などは古い製品と新しい製品で電気代に大きな差が出る場合があります。

家電製品を買い換える際は、省エネ性能を示す「省エネラベル」を参考に、より省エネ性能の高い製品を選びましょう。長期的にみると電気代がお得になることが多くなっています。

4)家の照明をLEDに切り替える

→16kWh/月の消費電力の削減に貢献!

LED照明は、従来の白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が非常に少ないのが特徴です。寿命も長いため、交換頻度も減らせます。

白熱電球や蛍光灯を使用している照明を、LED照明に交換しましょう。照明をLED照明に変えることによって大幅な電気代の削減が見込めます。

5)自宅に太陽光発電を設置する

→160kWh〜/月に相当する消費電力の削減に貢献!

太陽光発電システムを設置すると、自宅で電気を発電できるようになります。発電した電気を自家消費することで、電力会社から購入する電気量を減らし、電気代を削減できるのがメリットです。

太陽光発電システムの設置には初期費用がかかりますが、長期的に見れば電気代の節約効果が期待できます。余った電気を電力会社に売ることも可能です。お住まいの地域の補助金制度なども確認してみることで、よりお得に導入できます。

1kWhあたりの電力量料金単価を27円/kWhとすると、1)〜4)を実施するだけでも、月2,500円ほどの電気代削減に繋がります!

また、太陽光発電の設置は、日中ご自宅で使用する分の電気は買う必要がなくなるので、実質4,300円以上の削減が期待できます。

さらに、日中発電して余った電気は、売電して収入になるので、月々の支出を大幅に減らすことが可能です!まずはご家庭でできることから、トライしてみましょう!

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まとめ〜電気代を安くするなら太陽光発電

昨今の燃料価格の高騰もあり、今後電気代は上がり続けていくと言われています。

「今後の電気代が上がり続けることを考えると、本気で対策を打ちたい!」

そんな方は、ぜひ太陽光発電の設置をおすすめします!

ハチドリソーラーでは、通常100万円以上相当の太陽光発電システムが、初期費用無料で設置できる太陽光発電のリースサービスを行っております。

月々定額のリース料金で、初期費用無料で太陽光発電を設置し、電気代を大きく削減できます!

  • 1)日中発電した電気は使い放題
  • 2)余った電気は売電して収入に
  • 3)契約満了後は太陽光パネル一式を無償譲渡

15年以上の機器保証と自然災害保証もついているので、安心して太陽光発電を始められます。

今後も増え続ける電気代。まずは電気自体の「買う量」を減らす暮らしにシフトしてみませんか?

ハチドリソーラーでは、リース・購入など皆さんのライフスタイルに合わせたぴったりのプランをオーダーメイドでご提案いたします。

「太陽光発電なんて、検討したことないから分からない。」

とお悩みの方も、ぜひ一度ハチドリソーラーに相談してみませんか?

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    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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