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ハチドリソーラー ブログ

2022/06/08 お役立ちコラム

0円ソーラーは本当?後悔しないためのポイントや仕組みを詳しく解説!

最終更新日|2023年12月5日

一昔前と比べると、最近では太陽光発電パネルが設置されている戸建住宅が増えてきましたよね。

自宅の屋根で太陽光発電システムを利用して電気を創ることができるため、日中の電気代を安く抑えることができます。

太陽光発電システムの費用面で不安を感じている方に向けて、最近は「0円ソーラー」というサービスが台頭してきました。

・「本当に初期費用0円で太陽光発電を付けれるの?」

・「保証が付いていないとか、落とし穴があるのでは?」

・「こんなに美味しい話はあるはずない!


0円ソーラーに対して不安や疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は設置費用無料の0円ソーラーについて詳しく解説します。


「0円ソーラー」って本当に0円?

「0円ソーラー」とは?

「0円ソーラー」の初期費用は本当に0円です

0円ソーラーとは、太陽光発電システムの設置にかかる初期費用(パネルなどの機器、工事費用含む等)を支払う必要がなく、無料で太陽光発電システムを設置できるサービスです。
太陽光パネルを設置しようとすると、どうしても100万円以上の初期費用がかかってしまいますが、0円ソーラーは高額な初期費用を発電事業者が負担する仕組みのため、大きな出費をすることなく太陽光パネルを設置することができます。

近年、自然エネルギーの発電量を増やすために、東京神奈川京都市といった行政が「0円ソーラー」専用のプラットフォームサイトを設けたり、 補助金を出していたりします。

日本全体としても自然エネルギーの普及を推進するために0円ソーラーを応援する動きがあると言えます。

ハチドリソーラーの「0円ソーラー」サービス

ハチドリソーラーでは、神奈川県と京都府、岡山市、仙台市の0円ソーラープランの登録事業者として認定を受けています。

自治体ハチドリソーラー補助金対象プラン
神奈川県令和5年度神奈川県太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金
京都府京都0円ソーラー支援制度
仙台市住宅用初期費用ゼロ太陽光発電システム導入事業に係る登録事業プラン
岡山市岡山市地球温暖化対策ポータルサイト 0円ソーラー取り扱い事業者

また、補助金制度の対象ではないですが、長野県松本市の「0円ソーラー」登録プランに認定されています。

自治体プラン内容
長野県松本市「0円ソーラー」登録プラン

さらに、環境省の「再エネスタート はじめてみませんか 再エネ活用」にも取り上げていただいていますのでぜひご覧ください!

環境省再エネスタート はじめてみませんか 再エネ活用

0円ソーラーのからくり

0円ソーラーはなぜ無料でお客様にご提供できる仕組みになっているのでしょうか?
初期費用がかからない0円ソーラーに聞き覚えがないと少し不安になってしまいますよね。

そこで、太陽光発電を最初からご自身で購入する場合との違いから、0円ソーラーの仕組みについて解説します。

太陽光発電を最初から購入した場合との違い

費用購入0円ソーラー(電力購入)0円ソーラー(リース)
初期費用自分で払う払わない払わない
売電収入得ることができる契約期間が終わってからもらえる。リース期間中もずっと得られる

0円ソーラーサービスでは、導入時の初期費用を無料でご提供しますが、リース契約期間(15年間)の売電収入は事業者が受け取る仕組みになっています。

しかし、リース期間満了後の売電収入はお客様自身のものになります。

そのため、0円ソーラーを導入後の一定期間は、太陽光で発電した電力の自家消費で月々の電気代を削減することができ、リース契約終了後は自家消費に加えて売電収入を得ることができさらに経済メリットを生み出せることができると言えます。

0円ソーラーか、最初から購入するか、どちらが良い?

太陽光発電を導入を考えた際に、0円ソーラーでリース契約をするべきか、または最初から太陽光発電を購入するべきか、でお悩みになると思います。
そこで、太陽光発電をリース契約することのメリットとデメリットを、購入するパターンと比較してご紹介します!

0円ソーラーを、購入するパターンと比較したときのメリット

・初期費用や頭金が不要のため、負担なく導入ができる

・リース契約期間中は、所有者はお客様自身ではないため、故障時に持ち出しがない

0円ソーラーを、購入するパターンと比較したときのデメリット

・月々定額のリース料金が発生する

・購入よりも実際の支払額が割高になってしまう(保険料やリースの利息がかかるため)

太陽光発電の導入方法を0円ソーラーにする際の購入する場合とのメリットとデメリットを整理しました。ご自身のライフスタイルに合わせて納得のいく方法を選択ください。

0円ソーラーやリースについてご不明点やご質問などハチドリソーラーまでお気軽にご相談ください!

0円ソーラーサービスをモデル別で紹介

一言で「0円ソーラー」と表しても、仕組みやサービス内容は会社によってそれぞれですが、0円ソーラーのサービスは大きく分けて「屋根貸しモデル」「PPAモデル」「リースモデル」の3つに分類されます。

屋根貸しモデル(第三者所有モデル)

屋根貸しモデルとは、太陽光発電の事業者に自宅の屋根を貸し出しするモデルです。

太陽光発電によって発電された電気はすべて事業所のものになりますが、売電収入の一部を事業所からは屋根の使用料として、屋根の所有者にお金が支払われます。

FIT制度による売電単価は年々下がっているため、事業所の屋主に対する支払い額も年々下がっており、現在の相場は年間で1万円〜3万円ほどです。

発電量を多く見込むことができる大型商業施設やビルなどでは現在も導入されていますが、住宅の場合はコストメリットが少ないため、近年はあまり主流ではありません。

PPAモデル

PPAとは「Power Purchase Agreement」の略で、「電力購入契約」という意味です。

PPA事業者は太陽光発電パネルを無償で需要家の敷地内に設置します。

発電された電気は全てPPA事業者のものですが、需要家は自宅で使用する分の電気をPPA事業者から購入して使用することができます。

電気会社から電気を購入する場合、電気量に応じて「再エネ賦課金」が課されますが、PPAの事業所から購入する場合は「再エネ賦課金」を支払わなくて良いため、電気代の削減に繋がります。

注意点として、PPAモデルの場合は蓄電システムとの併用ができない場合が多いです。災害時の対策として蓄電池やV2Hの導入を考えている方は、サービスを申し込む前に担当者に確認をすることをオススメします。

契約期間終了後は太陽光パネルが無償譲渡され、譲渡後は発電した電気を自由に使用することができます。

リースモデル

太陽光リースモデルは需要家が月々のリース料金を支払いながら、太陽光発電システムを利用できるモデルです。

リース契約の終了後は、太陽光発電システムは無償で譲渡されます。
発電した電気は全て需要家のものになるため、必要な分は自家消費をして、余った分は電力会社に売電することができます。

太陽光発電システムの設置後10年間は、再生可能エネルギーを利用した発電設備で発電された電気を、一定の期間・価格で、電力会社が買い取ることを国が保証する「固定価格買取制度」に基づき、国が固定売電価格で余剰電力の買取を行います。2023年の売電単価は16円/kWh です。

メリットがたくさんのリースモデルですが、事業者によって異なるものの、特に年齢と築年数に関して細かく条件が設定されているため、注意が必要です。
(例)
年齢制限・・・契約者が65歳以下築年数制限・・・築年数が20年以内

目的別で考える0円ソーラーのおすすめプラン

どの0円ソーラープランを選ぶかについては太陽光発電を導入する目的に合わせて考えましょう。

月々の支出をできるだけ抑えたい方

PPAモデルかリースモデルがおすすめです。

特に電気使用量が少ない方は、基本料金が0円のPPAサービスがおすすめです。リース契約の場合、5年、10年、15年と契約期間が様々あるので、月々のリース料金を比較しながら自分にあったプランを担当者と相談してみてはいかがでしょうか?

経済メリットが第一優先の方

リースモデルがおすすめです。

リースの場合、契約期間が短いほど総リース支払額が安くなるため、月々の支出額と相談しながら、できるだけリース期間が短いものを選ぶといいでしょう。

災害時に備えたい、完全自家消費生活をしたい方

リースがおすすめです。

PPAの場合、蓄電池の設置ができない場合がほとんどです。費用はPPAと比べて高くなってしまいますが、蓄電池やV2H(EVパワーステーション)という電気自動車のバッテリーを蓄電池のように活用できるプランがあるのはリースだけです。
※月々の電気使用量が450kW以下の場合は、基本的にPPAの方がお得になります。

0円ソーラーで後悔しないために確認すべきこと

0円ソーラーを選んで「思っていたのと違った。」と、後悔は絶対にしたくないですよね。そのために、初期費用無料の太陽光発電を設置する際に確認しておくべきポイントを3つご紹介します。

3つの確認ポイント

確認事項確認ポイント
保証適用期間と保証内容は十分か?パネルの出力保証やその他機器についての保証適用期間と保証内容は、取り扱いメーカーによって異なります。
万が一の故障に備えて、0円ソーラーを選ぶ際には、事前に担当者に確認しておきましょう。
自然災害補償はついているか?近年自然災害が増えているため、自然災害補償が付帯されているサービスを利用するのが安心です。
ハチドリソーラーでは自然災害補償がリース期間中ずっと付帯されているので、安心して太陽光パネルをお使いいただけます。
設置条件は満たしているか?サービスによって異なるので、不明点があれば一度0円ソーラーの相談窓口に問い合わせてみることがおすすめです。

0円ソーラーのサービス選びに迷ったら?

 0円ソーラーのサービスを考えている方は太陽光リースの「ハチドリソーラー」がおすすめ

「太陽光発電を導入した時の具体的な試算をみてプラン選びをしたい。」
「リース期間など、自分にぴったりのプランを相談しながらカスタマイズしたい。」

そんな方はぜひ一度、ハチドリソーラーにご相談ください!
ハチドリソーラーの担当者が、導入後の支出額も踏まえた一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適プランをご提案いたします。

ハチドリソーラーの0円ソーラープラン

プランは太陽光パネルのリースのみの「ソーラープラン」、日中発電した電気を夜間にも使用できる「ソーラー+蓄電プラン」、電気自動車を蓄電池として活用したい方向けの「ソーラー+V2Hプラン」、蓄電池を単体でリースできる「蓄電池プラン」、EVのパワーステーションを単体でリースできる「V2Hプラン」の計5種類を用意しています。

※リースではなく購入でご検討されている方にも対応しております。詳しくはお問い合わせください。

 

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    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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