
GX志向型住宅とは?基準や補助金条件等をわかりやすく解説
この記事は2025/03/31に更新されています。
最近の政府方針で閣議決定された補正予算案に、ZEH基準を大きく上回る「GX志向型住宅」の普及を促進するための補助制度が盛り込まれました。2030年の新築住宅におけるZEH基準の義務化を見据え、住宅の省エネ性能を一層向上させることを目的としています。
端的に言えば、「GX志向型住宅」とは環境に優しく省エネ性能の高い住宅ですが、具体的な基準や補助金条件などが良くわからない、と頭を悩ませる方も少なくありません。
この記事では、GX志向型住宅とはなにか、ZEH等従来基準との違いや、GX志向型住宅に求められる基準をわかりやすく解説します。GX志向型住宅に使える補助金制度・条件についても触れていますので、あわせてご参照ください。
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GX志向型住宅とは?
GX志向型住宅とは、「高い断熱性能」「省エネ設備の活用」「再生可能エネルギーの活用」を重視した、省エネ性能を大幅に高めた住宅です。住宅の断熱性能に加えて、高効率の給湯器や太陽光発電設備、高度エネルギーマネジメント(HEMS)の導入を前提としています。
地球温暖化対策の一環として推進されている「グリーントランスフォーメーション(GX)」の理念に基づいて設計されており、国土交通省と環境省が推進する「子育てグリーン住宅支援事業」の要件をクリアする必要があります。
居住者目線では、光熱費を大幅に削減して快適な暮らしを送れるのがGX志向型住宅の特徴です。
GX志向型住宅・ZEH・長期優良住宅の違い
GX志向型住宅・ZEH(ゼッチ)・長期優良住宅は、いずれも日本の住宅政策において推進されている高性能な住宅の基準です。しかし、それぞれ目指す方向性や重視する点が異なります。
項目 | GX志向型住宅 | ZEH(Net Zero Energy House) | 長期優良住宅 |
---|---|---|---|
主な目的・コンセプト | 脱炭素社会への貢献、ZEHを上回る省エネルギー性能の実現 | 年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指す | 長期間良好な状態で住み続けられること、資産価値の維持 |
省エネルギー性能 | 必須 | 必須 | 必須 |
– 断熱等性能等級 | 等級6 以上 | 等級5 以上 | 等級5 以上 |
– 一次エネルギー消費量等級 | 等級6 以上 (かつ BEI≦0.65)※再生可能エネルギーを除き35%以上削減が必要 | 再生可能エネルギーを除き20%以上削減が必要 | 等級6 以上(かつ BEI≦0.8) |
– 再生可能エネルギー設備 | 導入により一次エネルギー消費量100%以上削減を目指す(※一部寒冷地は75%以上) | 原則必須(導入により一次エネルギー消費量100%以上削減を目指す) | 必須ではない |
耐震性 | 規定なし(※1) | 規定なし(※1) | 必須 (耐震等級2以上、または免震建築物など) |
劣化対策 (耐久性) | 規定なし(※1) | 規定なし(※1) | 必須 (劣化対策等級3相当、床下・小屋裏点検口設置など) |
維持管理・更新の容易性 | 規定なし(※1) | 規定なし(※1) | 必須 (維持管理・更新が容易な構造・設備) |
住戸面積 | 規定なし | 規定なし | 必須 (一定以上の面積が必要/戸建て75㎡以上共同住宅は55㎡以上) |
居住環境 | 規定なし | 規定なし | 必須 (良好な景観形成、地域の居住環境維持・向上への配慮) |
維持保全計画 | 規定なし | 規定なし | 必須 (定期的な点検・補修等に関する計画の策定) |
関連する主な補助金・優遇制度(※2) | ・子育てグリーン住宅支援事業 | ・子育てエコホーム支援事業 など各種補助金 | ・子育てエコホーム支援事業 など各種補助金 ・税制優遇(所得税、固定資産税など) |
その他 | ・2024年に創設された新しい基準 ・省エネ性能に特化、ZEHより高いレベルを目指す ・すべての世帯が対象 | ・Nearly ZEH, ZEH Orientedなど多様な定義がある ・太陽光発電等の創エネ設備導入が特徴 ・子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれかが対象 | ・住宅の資産価値を高め、長く住み継ぐことを目的とする ・住宅ローン金利優遇の対象になる場合がある ・子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれかが対象 |
(※1)GX志向型住宅やZEHでは、長期優良住宅の認定も同時に取得するケースが多くなっています。
(※2)補助金制度は、予算や期間、対象者の条件などが変更される場合があります。最新の情報は、国土交通省や各事業の公式ウェブサイト等でご確認ください。
GX志向型住宅に求められるわかりやすい基準と定義
GX志向型住宅には、大きく分けて4つの基準が求められています。ここでは、それぞれの基準・定義についてわかりやすく解説します。
- 断熱等性能等級「6以上」
- 再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率が「35%以上」
- 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率が「100%以上(例外あり)」
- 高度エネルギーマネジメント: HEMS
出典元:子育てグリーン住宅支援事業「新築住宅の省エネ性能」
断熱等性能等級「6以上」
断熱等性能等級とは、住宅の断熱性、気密性、日射遮蔽性を示す指標です。わかりやすく言えば「外気を遮断して夏は涼しく、冬は温かい住宅」の実現度合いを指します。等級6以上は、現行の省エネ基準やZEH基準をはるかに上回る、非常に高い断熱性能を意味します。
高い断熱性能は、冷暖房などのエネルギー消費を大幅に削減し、一年を通して快適な室内環境を実現します。光熱費の削減はもちろん、ヒートショックのリスク低減など、健康的な暮らしにも貢献します。
さらに、優れた断熱性能は防音効果も生み出すため、外の騒音トラブルなどを遠ざけられるのもメリットです。
等級 | 性能の目安 | 主な基準・レベル | 備考(2025年3月現在) |
---|---|---|---|
等級7 | 熱損失が極めて少なく、極めて高い断熱性能 | HEAT20 G3 グレード相当 | 2022年10月新設。最高等級。ZEH+(ゼッチプラス)や LCCM住宅など、より高性能な住宅が目指すレベル。 |
等級6 | 熱損失が非常に少なく、高い断熱性能 | HEAT20 G2 グレード相当 | 2022年10月新設。ZEH(ゼッチ)を超える性能。快適性と省エネ性を高いレベルで両立。 |
等級5 | 熱損失が少なく、高い断熱性能 | ZEH(ゼッチ)水準 、認定低炭素住宅の基準、 | 2022年4月新設。現在の ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準に適合するレベル。省エネ住宅の重要な指標。 |
等級4 | 熱損失がある程度少なく、一定の断熱性能 | 現行の省エネルギー基準(平成28年基準) | 2022年3月までは最高等級だったが、2025年4月からすべての新築住宅・建築物に対して適合が義務化される最低基準。 |
等級3 | 熱損失が大きく、断熱性能が低い | 旧省エネルギー基準(平成11年基準) | 現在の基準では推奨されないレベル。断熱改修などが検討される。 |
等級2 | 熱損失がかなり大きく、断熱性能がかなり低い | さらに古い省エネルギー基準(平成4年基準) | 断熱性能は非常に低い。 |
等級1 | 上記等級2に満たないもの | 断熱措置がほとんど施されていないレベル | 断熱性能はほとんど期待できない。 |
断熱性能を表す主な指標
断熱性能の等級を判断するために、主に以下の2つの指標が用いられます。
▶UA値(外皮平均熱貫流率)
建物の中から外へ、または外から中へ、どれだけ熱が「逃げやすいか」を示す値です。壁、床、天井、窓といった建物の外周部分(外皮)全体からの熱の損失量を平均して計算します。
UA値が小さいほど、熱が逃げにくく、外気の影響を受けにくい、つまり断熱性能が高い住宅と言えます。
▶ηAC値(平均日射熱取得率)
夏などの日差しが強い時期に、窓などの開口部からどれだけ太陽の熱が室内に入りやすいかを示す値です。ηAC値が小さいほど、日射熱が室内に入りにくく、冷房効率が良い住宅と言えます。主に温暖な地域で重要視される指標です。
日本は地域によって気候が大きく異なるため、全国を8つの「地域区分」(1地域:北海道の大部分など~8地域:沖縄など)に分けています。そして、それぞれの地域区分ごとに、満たすべきUA値とηAC値の基準値が定められています。
そのため、お住まいの地域によって断熱等級性能に求められる具体的な数値(UA値とηAC値)が異なる点にご注意ください。
再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率が「35%以上」
端的に言えば、住宅そのものの省エネ性能を基準としています。住宅の設計や設備の工夫により、標準的な住宅と比較して一次エネルギー消費量をどれだけ削減できるかを示すものです。
わかりやすく言えば、「省エネ性能に優れた家電設備・住宅環境の採用」を表す基準です。
住宅の優れた断熱性能に加えて、省エネに対応したエアコンや給湯器、照明機器などを用いて、住宅で消費されるエネルギー量を削減します。太陽光発電などで生み出されたエネルギーは含みません。
再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率が「100%以上(例外あり)」
この基準は、上記の一次エネルギー消費量から、太陽光発電などで創出したエネルギー量を差し引いた削減率です。100%以上の達成とは、年間のエネルギー消費量を実質ゼロ以下にすることを指します。
わかりやすく言えば、「エネルギーの自給自足(電力の地産地消)」を目指す基準です。
太陽光発電などエネルギーの自給自足により、光熱費の大幅な削減が期待できます。また、化石燃料への依存を減らし、CO2排出量削減にも大きく貢献できるのが魅力です。自然や環境に優しい暮らしをしつつも、光熱費の削減でお財布にも嬉しいメリットがあります。
ただし、寒冷地などでは削減率条件が「75%以上」に変更されているほか、自治体または特定行政庁が多雪地帯に指定されているエリアは「要件なし」と、GX志向型住宅の条件基準が地域によって変動する点にご注意ください。
高度エネルギーマネジメント: HEMS
HEMS(Home Energy Management System)とは、家庭内のエネルギー使用状況をリアルタイムで把握し、家電や設備機器の運転を最適に制御するシステムです。使用状況を見える化できるため、無駄なエネルギー消費を削減する効果が期待できます。
HEMSには家庭の機器を自動で制御する機能もあり、電力の無駄使いを防いでエネルギー消費量を削減できるのがメリットです。
さらに、GX志向型住宅では、「ECHONET Lite AIF仕様」に対応した特定製品が補助対象になっています。
GX志向型住宅に使える補助金制度・条件
現在、「GX志向型住宅」という名称で一本化された特定の補助金制度は設けられていません。しかし、脱炭素社会の実現に貢献する省エネルギー性能の高い住宅や、再生可能エネルギー設備の導入などを支援する補助金制度は複数存在します。
また、GX志向型住宅向けの補助金はすべての世帯が対象となっているのもポイントです。長期優良住宅、ZEH水準住宅は子育て世帯・若者夫婦世帯に限り補助対象となっているのに比べて、多くのユーザーがGX志向型住宅における補助金を利用できると言えます。
補助金は大きく分けて「新築住宅向け」「既存住宅のリフォーム向け」に分けられています。GX志向型住宅で利用できる主な補助金制度は以下のとおりです。
- 新築住宅:「子育てグリーン住宅支援事業」「給湯省エネ2025事業」
- 既存住宅リフォーム:「子育てグリーン住宅支援事業」「給湯省エネ2025事業」「先進的窓リノベ2025事業」「賃貸集合省エネ2025事業」
※同一の工事箇所や設備に対して、複数の補助金を受け取ることはできません。
太陽光発電の補助金制度
GX志向型住宅では、太陽光発電等の設備導入が前提にあります。そのような太陽光発電システムには補助金が出されており、蓄電池とのセット導入をあわせて「国」「県」「自治体」でそれぞれの補助金を受けることが可能です。
太陽光発電の本体設置だけでは国からの補助金を受けられないものの、蓄電池とセットで導入すれば補助金の対象です。具体的な補助金額は2025年4~5月頃に公表されます。
また、各都道府県・自治体でも独自の補助金制度があり、それらと併用することで、太陽光発電の負担費用を減額できます。
子育てグリーン住宅支援事業
GX志向型住宅だけでなく、省エネ基準(ZEHレベルなど)を満たす新築住宅の取得や、省エネ化のためのリフォーム(断熱改修、高効率給湯器の設置など)を支援します。
2024年までは「子育てエコホーム支援事業」という名前で、子育て世帯や若者夫婦世帯が長期優良住宅、ZEH水準住宅などの新築住宅を取得する際に手厚い補助を受けられました。
2025年度には後継として「子育てグリーン住宅支援事業」が実施される予定となっており、そちらでは、GX志向型住宅であれば全世帯で最大160万円の補助金が受けられます。
「GX志向型住宅」という条件を満たせば、どのような世帯でも補助金を受けられるようになったのが大きな違いです。補助金の申請は工事を行う事業者が行います。
給湯省エネ2025事業
エネルギー消費効率の高い給湯器(エコキュート、ハイブリッド給湯器、エネファーム)の設置を支援します。機器の種類や性能に応じて定額が補助金対象になる仕組みです。給湯省エネ2025事業の補助金額は、「6~20万円/台」となっています。
購入・設置する世帯が対象ですが、申請は事業者が行います。
先進的窓リノベ2025事業
既存住宅の窓を、断熱性能の高いもの(複層ガラスへの交換、内窓設置、外窓交換など)へ改修する工事を支援します。断熱性能の向上は冷暖房効率を高め、省エネに大きく貢献します。
賃貸集合給湯省エネ2025事業
こちらは賃貸集合住宅のオーナー向けで、従来型給湯器を小型の高効率ガス給湯器へ交換する費用の一部を補助します。追い焚き機能なしで5万円/台、追い焚き機能ありで7万円/台の補助金が支給されます。
一戸当たり、5万円から最大200万円までの補助金と高額な補助金を受けられる可能性があります。申請は事業者が行います。
GX志向型住宅のメリット
GX志向型住宅は光熱費の削減だけでなく、環境へ貢献できるのも魅力です。また、一定の断熱性能・防音効果によって、快適な生活を送りやすくなるなどさまざまなメリットがあります。
ここでは、GX志向型住宅のメリットとは何か、それぞれ解説します。
光熱費の抑制効果
GX志向型住宅は、優れた断熱性能とエネルギー効率の高い設備を組み合わせることで、光熱費の大幅な削減を可能にします。太陽光発電システムを導入すれば、自家消費による再生可能エネルギーの利用が促進され、電力の購入額を大幅に減らせるのがメリットです。
さらに、高効率な給湯器や空調システムの使用により、エネルギー消費量を抑制し、月々の光熱費を軽減できます。GX志向型住宅とは、電気代光熱費を大幅に抑制できるため、長期的に経済的なメリットを得られる住宅だと言えるでしょう。
とはいえ、太陽光発電システムで実際にどの程度削減効果が生み出せるのか、具体的な数値がわからないと頭を悩ませる方もいるでしょう。そのようなときは、「0円ソーラー」のハチドリソーラーが提供する簡易シミュレーションをご利用ください!
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環境への配慮と居住者の健康
GX志向型住宅とは、環境への影響を最小限に抑えつつ、居住者に健康的な生活空間を提供する設計です。高い断熱性能は冷暖房効率を高め、エネルギー消費量を削減し、結果としてCO₂排出量の削減に貢献します。
さらに、適切な換気システムの導入は、室内の空気質を改善し、アレルギーや呼吸器系の問題のリスクを減少させます。室内の寒暖差を抑えられるため、「ヒートショック」などのリスクを抑えやすいのも魅力です。
さらに、優れた断熱性能は防音効果も生み出します。外音からの騒音トラブルなどを防ぎやすくなり、快適で健康的な生活を送れるのもGX志向型住宅のメリットです。
将来的な資産価値の可能性
GX志向型住宅は、優れた省エネルギー性能と環境への配慮から、将来の不動産市場において高い評価を受けると予想されます。政府の環境政策の強化やカーボンニュートラルへの動きは、環境性能の高い住宅の市場価値を押し上げる可能性もあるでしょう。
また、再生エネルギーを利用できる光熱費等のコスト削減効果や、快適な居住環境は、将来物件を売却するときも高い需要を生み出します。相対的に有利な価格で取引しやすくなる点を踏まえて、資産価値の維持・向上にもGX志向型住宅が貢献すると言えます。
GX志向型住宅の注意点
GX志向型住宅にはさまざまなメリットがある一方で、いくつかの注意点も存在します。長期的な視点を踏まえたうえで、導入すべきかどうか検討することが大切です。
ここでは、GX志向型住宅の注意点とは何か、それぞれ解説します。
初期投資の負担が増える
GX志向型住宅には、高性能な断熱材や再生可能エネルギー設備の導入が必要です。そのため、従来の住宅に比べて初期投資が高額になります。特に、太陽光発電システムに必要なソーラーパネルや蓄電池の設置は数百万円の費用がかかるでしょう。
しかし、太陽光発電システムは将来的に月々の光熱費を削減して、長期的には経済的に大きなメリットを受けられます。また、補助金制度の活用によって、初期費用の負担を削減することも可能です。
とはいえ、「GX志向型住宅を目指したいけど予算が足りない」「こだわりの間取りや素材を保ったまま予算を引き下げたい」と頭を悩ませている方もいるかもしれません。
そのようなときは、「0円ソーラー」のハチドリソーラーをご検討ください。ハチドリソーラーでは、初期費用0円でご利用いただける太陽光発電システムをご提供しております。
蓄電池やV2Hなどとセットでご導入いただけるため、GX志向型住宅に欠かせない再生可能エネルギーを、初期費用0円でご利用いただけます。
太陽光発電設備の効率が環境によって異なる
GX志向型住宅では、再生可能エネルギーの利用が推奨されており、特に太陽光発電システムの導入が一般的です。しかし、太陽光パネルの設置には、日照条件や屋根の形状など、特定の条件を満たす必要があります。
設置環境によっては太陽光発電の効果が薄れてしまうため、思ったような電気代削減効果が得られないかもしれません。
発電効率が見込めない地域は再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率が75%以上になっていたり、一部例外地域があったりと条件が変化するのもそれが理由です。
また、設置費用やメンテナンス費用も考慮に入れる必要があります。専門家との相談を通じて、最適な太陽光発電設備の導入をおすすめします。
立地条件による制限
GX志向型住宅の性能は、立地条件に大きく左右されます。たとえば、日照時間が短い場所や屋根の向きによっては太陽光発電の効率が低下し、十分なエネルギーを確保することが困難になる場合があります。
また、特定の地域では、GX志向型住宅の建設が制限される可能性も否定できません。そのため、GX志向型住宅のメリットを最大限に引き出すためには、立地選びや事前の設計が特に重要です。
まとめ
GX志向型住宅とは、高い断熱性能や省エネ設備の活用、そして再生可能エネルギーの活用を組み合わせて、環境に優しく快適で経済的な住まいを実現した住居のことです。
2025年度からは、すべてのご家庭が対象となる「子育てグリーン住宅支援事業」による補助金制度も開始され、最大160万円の補助金が受けられるようになりました。
さらに、太陽光発電システムを導入することで、光熱費の削減や環境負荷の低減に大きく貢献できます。
もし、「太陽光発電設備の導入で初期費用を抑えたい」とお考えの方は、この機会にハチドリソーラーの「0円ソーラー」をご検討ください。
ハチドリソーラーでは初期費用0円で太陽光発電システムを導入でき、補助金との併用でさらにお得にGX志向型住宅を実現できます。
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契約満了後は太陽光パネル一式の所有権をそのまま譲渡しておりますので、お客様の大切な資産として、GX志向型住宅の資産価値を高められます。興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽に0円ソーラーのハチドリソーラーまでお問い合わせください。
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