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2024/06/03 お役立ちコラム

災害に備えよう!災害時のソーラー発電機の選び方

1.はじめに

災害発生時には、電気・ガス・水道などのライフラインが遮断される恐れがあります。そうした事態に備え、非常用の電源を確保しておくことが重要になります。

停電に対する対策として、ガソリン発電機の準備を検討する人もいますが、ガソリン発電機には以下のような課題があります。

ガソリン発電機の課題
運転時の騒音が大きい
排出ガスによる環境負荷
燃料の確保が困難になる恐れ

一方、ソーラー発電機は再生可能エネルギーを活用でき、静かな発電が可能です。災害に備えた非常用電源として、ソーラー発電機の準備がこれからの時代に役立つと言えます。

2.ソーラー発電機の選び方のポイント

ソーラー発電機を選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。

ご自宅に必要な電力量を知る

災害時にご家庭で必要な家電(スマホ・ラジオ・照明など)を想定し、同時に使用する家電の合計ワット数を確認します。

– スマホ・ラジオ・照明などの給電対象を想定

災害時にソーラー発電機で使用したい家電製品を事前に想定しましょう。主な家電の例としては、以下のようなものが考えられます。

・スマートフォン

・ラジオ

・LED電球(1個)

・ノートPC

・IHクッキングヒーター

・テレビ(22インチ)

– 同時使用する家電の合計ワット数を確認

消費電力と使用時間を掛け合わせれば、その製品が1日に必要とするWh(ワットアワー)*が分かります。すべての製品のWh値を足し合わせると、ソーラー発電機に必要な電力容量の目安がわかります。余裕を見て十分な容量を選びましょう。

家電製品消費電力(W)1日の使用時間(h)
スマートフォン5W3時間
ラジオ3W6時間
LED照明10W4時間
ノートPC45W3時間
IHクッキングヒーター(中火)500〜1000W30分
テレビ(22インチ)50W2時間

たとえば、スマートフォン、ラジオ、LED電球2個、ノートPCを使いたい場合、(5W)+(10W)+(10W×2)+(45W)=80Wの発電能力が必要となります。災害時の電力需要に応じて、適切な発電機を選定しましょう。

*W(ワット) は電力の単位であり、一定の時間内に使用される電力の量を示します。電気機器の消費電力や発電設備の発電能力を示す際に用います。1kWは1000Wに相当します。

*kWh(キロワットアワー) はエネルギーの単位で、電力が一定時間にわたって使用された総量を示します。電気使用量や蓄電池の容量を表すのに用いられます。例えば、1kWの電力を1時間使用した場合、1kWhのエネルギーを使用したことになります。

発電パネルの出力

– 晴天時の理想的な発電量を把握

ソーラー発電機の発電パネルは、晴天時に最大の発電量を得られます。ただし、実際の発電量は太陽光の強さによって変動するため、理想的な発電量を事前に把握しておくことが重要です。

一般的に、単結晶シリコン製の発電パネルの場合、1平方メートルあたり約200Wの出力が見込めます。つまり、0.5平方メートル(約86cm×58cm)の発電パネルであれば、晴天時の理想的な発電量は約100Wとなります。

ただし、曇りの日や朝夕の時間帯では発電量が低下します。また、発電パネルの経年劣化や汚れなどによる出力低下も考慮する必要があります。災害時の長期的な電力需要に対応できるよう、発電パネルの出力は余裕をもって選ぶことをおすすめします。

屋外使用に耐えうる頑丈さ

災害時などは屋外での使用も想定し、屋外の使用に耐えうる頑丈さが求められます。完全防水や耐塵性に優れた本体なども考慮して選ぶことをおすすめします。

携帯性・収納性

避難時の持ち運びを考慮し、重量とサイズの点から携帯性の高い製品を選びましょう。一人で持ち運びが難しい重量などは、実用的ではないため、持ち運び可能な重量かも購入前に確認しましょう。

3.おすすめのソーラー発電機

災害時の電力確保に適したソーラー発電機の一般的な仕様を紹介します。発電パネルの出力は100W前後が目安です。晴天時で発電量が比較的多く、スマホの充電やラジオ、LEDランタンなど小型家電の給電に適しています。

項目一般的な仕様
発電パネル出力100W前後
バッテリー容量500Wh前後
防水・防塵性能完全防水・耐塵構造
サイズ・重量持ち運びに適した大きさ・重量

バッテリー容量は500Wh前後が標準的です。これにより晴天時に蓄電した電力を夜間や雨天時にも使用できます。本体は完全防水や耐塵性に優れ、アウトドア環境下でも問題なく使えます。また、避難時の持ち運びを考慮したコンパクトなサイズと軽量設計が一般的です。

4.まとめ

災害発生時の電力確保は重要な課題です。ソーラー発電機は、災害に備えた電源対策としておすすめの製品といえます。

特長内容
静粛性エンジン音がないため、静かな環境を維持できます。
環境負荷の低減再生可能エネルギーを活用できる環境に優しい製品です。
携帯性コンパクトで軽量なものが多く、避難時の持ち運びに適しています。

しかし、適切な製品選びが重要となるため、まずは、スマホ・ラジオ・照明などの災害時に必要となる家電製品の電力需要を見積もる必要があります。その上で、ソーラー発電機の発電能力とバッテリー容量が需要に見合っているかをチェックしましょう。

災害への備えは、平常時から心がける必要があります。事前にソーラー発電機の選定を行い、災害時の電力需要に対応できる製品を準備しておくことをおすすめします。

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