
【2025年(令和7年度)】和歌山県の太陽光・蓄電池・V2Hの補助金
この記事では、「和歌山県内の各自治体」で得られる太陽光・蓄電池・V2Hの補助金情報をまとめています。
「和歌山県内の各自治体」とセットで、国からの補助金についても一度チェックすることをおすすめします。
※ご確認ください※
✔️補助金申請の前に、和歌山県・各自治体のホームページで受付期間や条件等をかならずご確認ください。
✔️下記は参考情報となり、タイミング次第で情報が更新されている場合があります。
✔️ハチドリソーラーでは補助金申請の代行も承っており、太陽光発電の導入前後を徹底サポートいたします。
2025年(令和7年度)和歌山県の太陽光・蓄電池・V2H向け補助金はいくらもらえるの?
和歌山県が実施している太陽エネルギーに関する補助制度は、「和歌山県太陽光発電設備・蓄電池等導入支援事業補助金」です。
補助対象設備 | 補助率 | 補助上限額 |
太陽光発電設備(単体設置は不可) | 1kWあたり7万円 | – |
蓄電池(単体設置は不可) | 蓄電池の価格(円/kWh)の1/3 | 14.1万円/kWh(工事費込み・税抜) |
コージェネレーションシステム | 対象経費の1/2 | 30万円 |
和歌山県では、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー化を進めることで、地域全体の脱炭素化を目指しています。その一環として、太陽光発電設備などを設置する方を対象に、上記のような金額で、導入にかかる費用の一部を補助する制度を実施しています。
和歌山県の補助金の申請条件と対象者
和歌山県の「和歌山県太陽光発電設備・蓄電池等導入支援事業補助金」の申請期間や申請条件は下記のとおりです。
【申請期間/条件】
- 【一次募集】令和7年5月21日(水)10時~令和7年7月18日(金)17時
- 【二次募集】令和7年8月18日(月)10時~令和7年10月17日(金)17時
【対象者】
- 自ら所有し居住する県内の戸建ての専用住宅に補助対象設備を設置する方
また、下記についても条件を満たす必要があります。
- 設置事業者は、県が実施する説明会を受講した事業者であること
- 交付決定を受けてから、事業着手(契約・工事着工)すること
契約を担保するような仮契約や預かり金・手付金の支払い等についても事業着手とみなされる点に注意が必要です。
和歌山県の補助対象設備
和歌山県で補助対象となる設備は、太陽光発電設備および蓄電池設備、コージェネレーションシステムです。
それぞれの対象設備の要件は下記のとおりです。
太陽光発電設備
- 蓄電池と同時に設置すること
- FIT又はFIP制度の認定を取得しないこと
- 本事業により導入する太陽光発電設備で発電する電力量の30%以上を自家消費すること
- 本県の区域内(和歌山市、那智勝浦町を除く)に設置されるものであること
- 太陽光モジュールのJIS等に基づく公称最大出力の合計値又はパワーコンディショナーの定格出力の合計値のいずれか低い値が、10kW未満のものであること
蓄電池
- 太陽光発電設備の付帯設備であること
- 12.5万円/kWh(工事費込み・税抜き) 以下の蓄電システムとなるよう努めること
- 本県の区域内(和歌山市、那智勝浦町を除く)に設置されるものであること
- 20kWh未満の蓄電池であること
コージェネレーション(熱電併給)システム
- 本県の区域内(和歌山市、那智勝浦町を除く)に設置されるものであること
- 一般社団法人燃料電池普及促進協会の機器登録制度において登録されているものであること
太陽光発電設備と蓄電池はそれぞれ単体では申請ができません。
実際に和歌山県内の市町村でもらえる補助金はいくら?太陽光設備の初期費用シミュレーション
太陽光発電設備で導入される設置容量は、平均で「4〜5kW」ほどです。
経済産業省は、2024年の一般的な家庭の太陽光パネルの相場価格を、1kWあたり平均28.6万円と公表しています。このことから、太陽光発電のパネル本体にかかる費用相場は約114~143万円になります。
出典:資源エネルギー庁「太陽光発電システムの設置費用の推移(2024年12月)」
仮に、和歌山県内の市町村で5kWhの太陽光発電設備を導入する場合、シミュレーション結果は以下の通りです。
太陽光発電システム(5kWh)の初期費用 | 143万円 |
和歌山県の補助金 | 太陽光発電システム:35万円 |
実際の自己負担額 | 108万円 |
要件を満たす場合は、さらに和歌山県の「住宅用太陽光発電設備等共同購入事業」の補助金を併用できます。
申請の流れ・注意事項
和歌山県内の住宅で太陽光発電システム蓄電池等を導入する際は、申請の流れや提出書類についてあらかじめ確認しておきましょう。まず、申請の流れは下記のとおりです。
- 見積もりを取る
業者へ見積もりを取りましょう。 - 補助金の交付申請をする
申請方法等を確認し、必要書類の提出も忘れずに行いましょう。 - 交付決定・通知書受領
交付の有無について、通知を受け取ります。 - 契約・工事着工
設置会社と契約を結び、着工しましょう。 - 施工完了・実績報告
工事完了後に、県へ報告書を提出します。 - 額の確定・通知書受領
補助金額の確定通知を受領します。 - 請求
補助金額を県に請求します。 - 補助金交付
補助金が交付されます。
それぞれの設備により提出書類が異なります。様式は県のホームページから入手可能です。
なお、実績報告書は、補助事業の完了の日から60日を経過する日又は令和8年2月2日(月)のいずれか早い日の17時までに提出が必要です。期日までに実績報告書の提出ができないと、補助金が交付されないため、余裕をもった申請と工事を心がけましょう。
なお、ハチドリソーラーでは補助金申請の代行も承っており、太陽光発電の導入前後を徹底サポートいたします。
「書類申請や設備の確認にミスがないか不安…」
「補助金は使いたいけど手続きが面倒」
「いくら補助がもらえるのか分からない」
そんなお悩みをお持ちの方は、初期費用0円の“ハチドリソーラー”へぜひご相談ください。
各地方自治体による補助金申請にも対応しており、採択率は業界トップクラスの92%。お客様が補助金対象となった時点で、申請手続きをすべて代行いたします。
太陽光発電のプロが、補助金活用から設備導入までトータルでサポートします。
- 県からの
補助金 - 市からの
補助金 - 町からの
補助金 - 村からの
補助金
県からの補助金
補助金額 | ・太陽光発電システム |
申請期間 | 【一次募集】令和7年5月21日(水曜日)10時00分から 令和7年7月18日(金曜日)17時00分まで 【二次募集(予定)】令和7年8月18日(月曜日)10時00分から令和7年10月17日(金曜日)17時00分まで |
申請条件 | ・県が実施する説明会を受講した事業者によって設置されるものであること。 |
リースプランの適用可否 | 不可 |
ハチドリソーラーでの申請実績 | 無 |
公式ページ | https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/032000/taiyoukouhojyo.html |
市からの補助金
補助金額 | ・太陽光発電システム ・蓄電池(太陽光同時設置) ・V2H |
申請期間 | 申請額が予算額に達したため、受付を終了しました。 |
申請条件 | 主な要件 (a)個人宅に設置される自家消費型かつ発電出力10kW未満の太陽光発電設備 ※固定価格買取制度(FIT)の認定又はFIP(Feed in Premium)制度の認定を取得しないこと。 |
リースプランの適用可否 | 可 |
ハチドリソーラーでの申請実績 | 無 |
公式ページ | https://www.city.wakayama.wakayama.jp/kurashi/gomi_kankyo/1001115/1050736/1050965.html |
町からの補助金
補助金額 | ・太陽光発電システム(10kW未満) ・蓄電池(4kWh以上) ・V2H |
申請期間 | 随時※申請数が予算額に達した場合は、受け付けを終了します。 |
申請条件 | 次の1~5全てに該当する方 ・自ら居住する住宅に住宅用太陽光発電設備、蓄電池またはその両方を導入しようとする方 |
リースプランの適用可否 | 自治体窓口へご確認ください。 |
ハチドリソーラーでの申請実績 | 無 |
公式ページ | https://www.town.aridagawa.lg.jp/top/kakuka/kibi/2/1/3/2/3780.html |
補助金額 | ・太陽光発電システム |
申請期間 | 自治体窓口へご確認ください。 |
申請条件 | ・町内に住所を有し、自ら居住する住宅に未使用のシステムを設置または、町内に自ら居住するため、未使用のシステムを設置した住宅を購入しようとする者のうち、交付請求時までに住所を有し、自ら居住している者 ・町税等を完納している者 |
リースプランの適用可否 | 自治体窓口へご確認ください。 |
ハチドリソーラーでの申請実績 | 無 |
公式ページ | https://www.town.kimino.wakayama.jp/sagasu/juminka/2081.html |
補助金額 | ・太陽光発電システム(10kW未満) ・蓄電池(4kWh以上) ・V2H |
申請期間 | 補助対象機器の設置日(当該蓄電池システム等の設置に係る支払いがが完了した日とし、領収書その他購入の事実を証する書類に記載された領収日を設置日とみなします)より1年以内に申請が必要です。 |
申請条件 | 補助金の交付の対象となる方は、次のいずれにも該当する方となります。 ・日高川町内に住所を有している方 次のいずれかに該当する場合は、補助対象者とはなりません。 ・申請者若しくは同居する者が、日高川町税等を滞納している場合(税以外に水道料や保育料など) |
リースプランの適用可否 | 自治体窓口へご確認ください。 |
ハチドリソーラーでの申請実績 | 無 |
公式ページ | https://www.town.hidakagawa.lg.jp/kurashi/gomi_kankyo/energy/tikudentihojyo.html |
補助金額 | ・太陽光発電システム |
申請期間 | 自治体窓口へご確認ください。 |
申請条件 | ・湯浅町に住所を有し、その住所に居住している方、または設置後に居住を予定している方 ・当年度末までに設置が完了し、電力会社と電気受給契約をする方 ・過去にこの補助金の交付を受けたことがない方 |
リースプランの適用可否 | 自治体窓口へご確認ください。 |
ハチドリソーラーでの申請実績 | 無 |
公式ページ | https://www.town.yuasa.wakayama.jp/soshiki/5/3253.html |
村からの補助金
和歌山県における太陽光発電システムの普及率
出典元:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」
和歌山県が属する近畿地方の太陽光発電システムの使用率は4.1%です。温暖で日照時間も比較的長く、住宅の立地によっては高い発電効果が期待できます。
塩害に配慮した部材選びや設置条件の調整を行うことで、長期的な安定運用が可能になります。導入の際は、屋根材との相性や維持管理のしやすさも含めて検討しましょう。
和歌山県の日照時間
気象庁によると、2024年の和歌山県(和歌山市)の日照時間(月ごと)は以下の通りです。
月 | 日照時間 |
---|---|
1月 | 138.4 |
2月 | 131.3 |
3月 | 173.5 |
4月 | 152.2 |
5月 | 212.8 |
6月 | 181.1 |
7月 | 247.6 |
8月 | 289.3 |
9月 | 237.6 |
10月 | 154.8 |
11月 | 154.6 |
12月 | 134.2 |
合計 | 2,207.4 |
出典元:気象庁「和歌山市(和歌山県) 2024年(月ごとの値)」
和歌山県では、2024年の年間日照時間が約2,207時間と比較的長く、太陽光発電の導入に適した地域といえるでしょう。
※設置条件や日陰の有無に応じて発電効率は異なりますので、導入の際はハチドリソーラーまでお気軽にご相談ください。
和歌山県の日射量
出典元:NEDO「和歌山県和歌山市:年間最適傾斜角における日射量」
和歌山県では、太陽光の年間最適傾斜角における日射量として4.55Wh/㎡が見込めます。
太陽光発電の発電量には、日射時間だけでなく、日射量が大きく関わります。日射量は季節によって変動するほか、6月の梅雨の期間や台風の影響など、どの程度の日射量が望めるかは断言できない点をご留意ください。
また、実際の日射量はお住まいのエリアによって大きく変化するため、具体的な数値の言及はできません。
過去のデータをもとに、お住まいのエリアに絞って日射量をチェックしたい場合は「国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」のデータベースがおすすめです。緯度経度をもとに、エリア別の具体的な日射量をチェックできます。
和歌山県で見込める発電量
和歌山県で見込める太陽光の年間発電量は、1kWあたり「1411.6kWh」の発電量が見込めます。(「年間最適傾斜角における日射量4.55kWh/㎡/日」「年間日照時間約2207時間」「システム損失係数:0.85」)
一般的な家庭用システム(3kW~5kW)の場合、以下のような年間発電量が期待されます
- 設置容量3kW:約4235kWh
- 設置容量4kW:約5646kWh
- 設置容量5kW:約7058kWh
一般家庭(4.5kW)の場合、「月間約529kWh」「年間約6352kWh」の節電効果が得られる計算です。
家庭の電力消費量の大部分を賄えるため、月々の電気代削減にも貢献してくれます。
戸建住宅の平均消費電力目安
- 1人世帯: 219kWh/月
- 2人世帯: 331kWh/月
- 3人世帯: 386kWh/月
- 4人世帯: 436kWh/月
ただし、環境に応じて発電量目安も異なるため、実際の発電量&節電効果は計算結果通りとはならない点にご注意ください。
SIMULATION

よくある質問&回答
Q. 和歌山県で太陽光発電はどのくらい発電できますか?
和歌山県では、1kWあたり年間で約1,411kWhの発電量が見込まれます。たとえば4kWシステムの場合、年間で約5,644kWhの発電が期待できます。(2024年の実績をもとに算出)
Q. 和歌山県の個人向け太陽光補助金はどこに申請すればいいですか?
和歌山県では、太陽光発電と蓄電池の同時設置を条件に、1kWあたり7万円の補助が受けられます。さらに、和歌山市では最大35万円の太陽光補助や、蓄電池に対する補助も提供されています。ほかにも、有田川町や日高川町などでも独自の補助制度があります。詳細は各自治体の窓口でご確認ください。
Q. 和歌山県では蓄電池の補助も受けられますか?
はい、和歌山県内の自治体では蓄電池に対する補助制度も整備されています。たとえば県の制度では最大47万円、和歌山市では上限50万円、有田川町では8万円、日高川町では最大20万円の補助が受けられます。
Q. 補助金を使っても設置費用はどれくらいかかりますか?
太陽光発電4kWシステムの設置費用は、工事費込みで約114万円が目安です。たとえば和歌山市の補助(最大28万円)を利用することで、自己負担額を約86万円まで抑えることが可能です。蓄電池の設置には別途50〜100万円前後の費用がかかります。
Q. 設置コストの投資分回収にはどれくらいかかりますか?
各自治体の補助金を活用して自己負担額を約86万円に抑えることで、売電収入と電気代削減効果をあわせて7年〜9年程度でコストを回収できる見込みです。ただし、実際の回収期間はご家庭の使用状況や設置環境により異なります。(※条件:最初の4年間で売電価格が24円、残り6年は8.3円、自家消費率30%、電気代1kWhあたり34円と仮定)
Q. 和歌山県で0円ソーラーを利用できますか?
和歌山県では、リースプランに補助が適用される地域とそうでない地域があります。和歌山市ではリースにも対応しており、補助金の併用が可能です。制度の詳細は自治体窓口でご確認ください。
0円ソーラーの「ハチドリソーラー」では、和歌山県における太陽光発電の導入をサポートしております。各設備に掛かるコストを初期費用0円でお申し込みいただけますので、興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
和歌山県は「太陽光発電事業の実施に関する条例」を通じて、環境や景観との調和を図りながら再生可能エネルギーの普及を進めています。また、蓄電池との組み合わせによる自家消費型のシステムは、災害時の防災対策にも役立つのがポイントです。
ハチドリソーラーでは、太陽光発電・蓄電池・V2Hの導入を検討されている方へ向けて、補助金申請のサポートを行っております。
本体の初期費用をゼロに抑える「0円ソーラー」によって、初期負担を抑えて太陽光発電・蓄電池・V2Hを導入できるため、興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
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