お客さまの声

既築物件へのソーラーパネル導入で、電気代と環境負荷を削減

災害への備え、環境配慮の意識から

――ハチドリソーラーをどうやって知りましたか。

中里さん:2022年に導入したのですが、先に知ったのはハチドリ電力です。電力自由化になって、当初はガス会社を選んでいたのですが、もともと社会課題を解決するソーシャルビジネスに興味があり、ハチドリ電力を知りました。その流れでハチドリソーラーを知り、先に導入することになりました。

――ハチドリソーラーを選んだ理由は。

中里さん:きっかけは、東日本大震災です。震災ボランティアを通して、地震でまず電力が止まってしまうことへの対策の重要性を感じたことが大きなきっかけになりました。

鎌倉市にある自宅エリアの自治会は「七里ガ浜」で、名前が似ているというご縁で、宮城県の「七ヶ浜」に継続でボランティアバスを出して毎月1回のボランティア活動をしていました。そこで防災意識が高まり、災害時の電力について考えるようになりました。近年は集中豪雨など災害も起きていて、その原因である環境問題への取り組みは必須だと感じています。

また、月に2回、地元の仲間たちと川や海でのクリーン活動を行っています。身近なことで自分たちにできるのはこうした活動や、ゴミ自体を削減することなどですが、電力も自助で賄えたらと考え、ハチドリソーラー導入に至りました。

――導入の決め手は。

中里さん:「ソーラープラン」は元手(初期費用)が不要なのが決め手となりました。リースという形は理解していましたが、電気は毎月使うものなので、電気代と合わせて考えると相殺できます。自然災害 で太陽光パネルが故障した際も無償で対応してもらえるという保証がついているのも安心でした。

――ソーラープラン導入によって解決したかった課題は。

中里さん:電気代を安くしたかったのもありますが、やはり、電力も自然のものでまかないたいという気持ちがありました。自宅では、生ごみ処理機を設置していて、生ゴミを微生物だけで処理しています。100%クリーンエネルギーで暮らしていけたらという思いから、ソーラープランを導入したあと、ハチドリ電力も導入しました。環境への配慮もですが、やはり災害はいつかくるものだと考えていて、そのための備えは大事ですよね。

なので、我が家はハチドリソーラーの太陽光パネルとハチドリ電力で自然エネルギー100%の電気を利用できています。

実際の設置工事は3日のみ

――既築物件にも導入できるのはいいですね。

中里さん:はい。うちは洋風の瓦屋根で、ソーラーパネルを載せられるのか、載せられても重さに耐えられるかなど心配していましたが、工事会社さんに事前調査に来てもらった結果、問題ないとのことでした。

あとは、屋根の形状的に南面の面積が少ないので、西側でどの程度発電量に影響あるのかなとは思っていました。でも、実際に図面を送り、ある程度計測していただいて、その不安も解消しました。

【方角についての補足】
一般的に、真南の方角にパネルを乗せた方が発電量が大きいという認識があり、東や西の方角の場合はどのくらいの発電量なんだろう?と考える方は多いのではないでしょうか。太陽光パネルを真南に設置した際の日射量を100%とした場合、方角により日射量は以下のように変化します。

 【太陽光パネルの設置方角による日射量の割合について】
設置方角         真南     西南     東南     西        東        北
日射量           100%   96%     96%     83%     83%     63%
北向きでは日射量が37%程度低下してしまうため、おすすめはしませんが、お住まいのエリアの気象状況、ご自宅の屋根の形状などに合わせて、無料で発電量をシミュレーションさせていただきます。ぜひ一度、ご相談ください。    

【エリアと発電量について】
中里さんのお住まいのエリアは日射量が多い地域ですが、雪の降る地域だと発電量が変わってきます。屋根の上に何枚のパネルを乗せることができるのか、屋根の傾斜角度、過去30年の気象庁のデータや起床周期などを総合的に分析し、年間の発電量の目安を割り出します。こちらもエリアに合わせたご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

【国内産パネルについて】
ハチドリソーラーでは、国内で生産されている長州産業のパネルを主に使用します。輸入メーカーの場合でも発電量や発電効率に大きな違いはありませんが、長州産業の太陽光パネルは、日本国内の工場で製造されており、一貫した品質管理の元で生産されています。これにより、安定した発電効率を発揮する製品と言えます。また、ハチドリソーラーでは「家は長く大切に住むもの」という意識で、万が一の故障などで交換となっても、10年後も20年後も同じパネルを作ることができる長州産業のパネルを選んでいます。

――工事にはどのくらいの日数がかかったのでしょうか。

中里さん:工事期間は足場設置も含めて3日でした。ていねいにプランを作ってもらったので、安心しておまかせできました。パネル載せる位置などの微調整はあったものの、ほぼプラン通りでした。

【設置工事について】
事前調査では、実際に屋根に登らせていただき、多角的視点でプラニングします。事前にいただいた図面でもだいたいの概算はでいますが、現地調査で電柱や街路樹による日陰などの外的要因も含め、実寸値を計り直します。重要な要素となる屋根の傾斜も計測します。中里さん宅の設置工事は、初日に足場をかけ、次の日にパネルを乗せ、3日目に足場を撤去するという流れでした。雨などの悪天候も鑑みて予備日も見込みますが、ご多忙な方は日程を改めることも可能です。中里さん宅の屋根は面積が大きめだったので比較的工数がかかりましたが、面積が少なく傾斜が少ない屋根なら足場設置・撤去も含めて1日で工事が終わることもあります。

電気代を減らし、環境負荷も小さな暮らし

――ハチドリソーラーを導入して、一番大きな満足ポイントは。

中里さん:いちばんは、環境負荷の小さな暮らしを実現できていることです。そして、電気代が安くなったのも満足しています。

以前は、自然エネルギーは高いのではないかと思っていましたが、実際に導入してみると、そんなこともなく家族もとても喜んでいます。モニターで発電量もチェックできるので、見るたびにうれしくなります。人が家にいない時間もソーラーが勝手に働いてくれて、なにもしていないのに収入があることは大きなメリットですが、金額では表せない喜びもあります。

東日本震災後、原発が止まっていた時期に節電で乗り切った経験から、私たちも「やればできる」ということがわかったと思います。ずっとその節電意識が続いたらいいなという気持ちがあったので、ハチドリさんのサービス導入によって、精神的充足感を得られています。

――弊社に今後期待することは。

中里さん:ハチドリ電力ではクリーン電力を使ったという内容の証明書が出ます。同じようにハチドリソーラーでも、環境配慮への貢献が視覚化できたら、より喜びが大きくなるのかなと思います。

【植林効果や石油換算値もチェックできる】
実はモニターで設定したら、リアルタイムでの植林効果と石油に換算した数値を出すことができます。今後の展望としては、電力の消費量や蓄電量を見られるスマホアプリを作ることができたらと考えています。実際にハチドリソーラーを導入してくれている飲食店さんもいらっしゃるので、そういったお店と連携して「ハチドリポイント」がたまるなどの仕組みも作りたいです。

中里さん:鎌倉市でハチドリさんの普及が進むことを期待しています。

鎌倉市はゴミ処理のための焼却炉を令和7年1月に閉鎖するという現実もあり、ゴミのリサイクル率は全国トップクラス。自然が身近なこともあり、住民の環境に対する意識は高いと思います。もちろん、自治体でリーダーシップを発揮する必要もあるので、個人的にもがんばっていきたいと思います。

――鎌倉市で市議会議員を務めていらっしゃる中里さんは心強い存在です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【話を聞かせてくれた方】
中里成光(なかざとしげみつ)様
鎌倉市市議会議員 無所属。2007年に鎌倉青年会議所に入会し、七里ガ浜自治会副会長就任などを経て現職。七里ガ浜アスリート国際交流プログラム発足など、まちづくり活動を精力的に行っている。
ウェブサイト:https://nakazato-shigemitsu.jp/

編集後記〜インタビューを終えて〜

太陽光発電って選び方がよく分からなくて、どのサービスが一番いいのか?自分にあっているのか?迷われる方も多いと思います。
そんな時、「とにかくハチドリソーラーに相談すればぴったりのプランが見つかる!」と思っていただけるように日々頑張りますので、ぜひ皆さんお気軽にご相談くださいませ!

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