
オール電化住宅の電気代はいくら?高い原因や安く抑える削減方法を解説!
この記事は2025/03/03に更新されています。
「オール電化にして月々の電気代が高くなった」
「特に冬場はいくつか節約方法を試してみたものの4万円以上の電気代がかかっている」
オール電化住宅にしてみたものの、電気代が4万円や5万円を超え、思ったより電気代が高くなってしまい悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
高い電気代に生活を圧迫されてしまっては、光熱費を安くしようと思って導入したオール電化の良さを引き出せずに終わってしまいます。
今回は、オール電化住宅の平均的な電気代をご説明したうえで、電気代が高くなる原因を理解し、「電気代をもっと減らす方法」について0円太陽光リースサービス「ハチドリソーラー」の担当者が解説します。
オール電化住宅とは?
オール電化住宅とは、家庭内のすべてのエネルギーを電気に頼る住宅のことです。従来は電気とガスを組み合わせて使用していましたが、オール電化では電気だけを利用します。
<出典:Smart Link>
オール電化住宅が人気を集めている理由
オール電化は光熱費が電気代のみとなるので、ガス代がかからなくなります。ガスの給湯器ではなく、再生可能エネルギーを活用した給湯機(エコキュート等)を使用するため、初期費用は高くなりますが、長期的には電気料金の一本化により電気代の削減に繋がるのが魅力です。
深夜電力料金は、日中料金に比べて割安に設定されており、この料金体系を活用することで給湯や暖房にかかるコストも大幅に削減できます。
また、火災リスクを低減できるのもメリットです。
オール電化はガスを使用しないため、ガス漏れや不完全燃焼による事故のリスクがありません。IHクッキングヒーターの導入により、調理時の火の使用をなくし、火災のリスクをさらに低減。特に、小さなお子様がいる家庭では、安全性の面で大きなメリットとなります。
【世帯人数別】オール電化住宅の電気料金目安
オール電化住宅*1 | 一般住宅*2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
電気料金 | 光熱費合計 | 電気料金 | ガス料金 | 他の光熱費 | |
1⼈暮らし | 10,777円 | 13,045円 | 6,728円 | 3,359円 | 720円 |
2⼈暮らし | 13,406円 | 21,619円 | 10,940円 | 4,971円 | 1,446円 |
3⼈暮らし | 14,835円 | 25,082円 | 12,811円 | 5,591円 | 1,314円 |
4⼈暮らし以上 | 16,533円 | 25,655円 | 13,532円 | 5,284円 | 797円 |
*2: 一般の住宅の電気・ガス料金、他の光熱費は、「総務省統計局「家計調査 家計収支編 2023年 世帯人員・世帯主の年齢階級別」をもとに算出
オール電化で電気料金が高くなる原因は?4~5万円を超える理由
近年、燃料価格の高騰に伴い、電気料金自体が値上がり傾向にあるとはいえ、想像以上にオール電化で電気料金が高くなった!と頭を悩ませる方も少なくありません。
そもそもオール電化ではガス料金等がなくなる代わりに電気代へ転嫁されるため、電気代自体は高額になりがちです。しかし、それでもオール電化住宅の電気代が高額だと感じる場合には、いくつかの要因が重なっているケースが多くなっています。
ここでは、電気代が高くなる原因とそれぞれの対策について解説します。
社会情勢が影響して電気代がそもそも高騰している
今までと電気の使い方は変わっていないのに電気料金が上がっている人は、再エネ賦課金や燃料調整費というものが大きく関わっている可能性が高いです。
再エネ賦課金は、年々金額が上昇しており2030年まで金額が上がると言われています。また、最大で 4.2円 / 1kWh まで上がるのではないかとの話も出ているほどです。
ただ、再エネ賦課金を減らすためには電力使用量に対してお金がかかる仕組みになっているので少しでも電力使用量を減らすことが大切になります。
世帯人数が多く、ペットを飼っている
世帯人数は電気代にとても影響してきます。理由としては、家電を使用する時間が増えるためです。リモートワークなどで在宅時間が増えた場合なども電気代が高くなる傾向にあります。
また、ペットを飼っている方は、夏や冬の時期で誰も家にいない場合でも常にエアコンを稼働させているため電気を使うことが多いので電気代が上がる傾向にあります。
日中に電気を使ってしまうとどうしても金額が上がってしまうので、電気代のかからないアイテムを併用したり、電気代を抑えることができる省エネの家電に買い換えるなど対策が必要になります。
古い家電製品を使用している
電気効率の悪い古い家電を使い続けると、電気の消費量が増えます。省エネ家電への買い替えは初期費用は高い場合もありますが、長期的な目線で考えると省エネ家電に買い換えた方が経済的にメリットが高い場合が多いのも事実です。
新しい家電製品ほど省エネ化が進んでいるため、年間の電気代を抑えたい場合は、旧式の家電製品を買い替えるのがおすすめです。
(昼など)電気が高い時間に多く使用している
電気使用量がもっとも多く電気代の高い、ピークタイムに使用量が多い場合、電気料金が高くなってしまいます。オール電化プランの場合、夜間の電気代が安いことが多いため、夜間にお湯をためたり蓄熱ができているか確認しましょう。
昼間にエコキュートの沸き増しや、在宅時間が長い分だけ電気代が高くなる傾向にあります。
そのため、自分のライフスタイルにあわせて電気料金等の見直しを行うことが大切です。
電気代とガス代の計算比較
「オール電化」と「ガス併用」の光熱費を比較する際、ご家庭全体の光熱費から検討する必要があります。ここでは、一例としてガス給湯器を使用した場合のガス代とエコキュートで給湯した場合の光熱費の比較を見てみましょう!
オール電化には電化製品の購入などの初期費用がかかります。一方で、ガス併用の場合は都市ガス等の基本料金が別途かかります。さらに、灯油やLPガスなどを併用する場合は、燃料費の他に燃焼機器の購入費用も必要です。
光熱費以外の費用も加味しつつ、暖房や給湯の使用頻度など、世帯の生活パターンに合わせた選択が重要です。
オール電化における電気代を節約・節電するコツ
オール電化住宅はすべてのエネルギーを電気で賄うため、どうしても電気代が高額になってしまいがちです。
そんな電気代を少しでも節約・削減するための方法をご紹介します。
電力プランを見直す
各電力会社には、オール電化向けの料金プランが用意されています。基本的な内容は、夜間や土日・祝日など電気の需要が少ない時間帯の料金が割安になり、需要の多い昼間の時間帯は高めに設定されています。
そのため、オトクな夜間の時間を利用して電気給湯器でお湯を沸かしたり、他社の電力プランなどをチェックしてみたりするのもポイントです。
電力会社プランを相見積もりできるサービスもあるため、自分のライフスタイルに適した電力プランを探してみると電気代の節約に繋がります。
オール電化設備の使い方を工夫する
電気給湯器や蓄熱暖房機は季節ごとに設定を変え、無駄なく使うことで電気代を節約できます。「夏のお湯の温度を下げる」「冬はお湯を多く使うので温度を上げる」などです。
エコキュートなどに適した夜間の電気料金が安いプランの場合は、日中の電気料金が高く設定されているため、日中にエコキュートで沸きあげなどをしてしまうと電気代がとても上がってしまいます。
夜間に沸きあげを行うようにすることで安い単価で電気を使用するため、電気代を節約することができます。
太陽光発電を導入して削減する
「いろいろ節約を試したけどまだ高くて困っている」
「電気使用量を減らせばいいのはわかっているが、在宅時間が長いため減らせない」
そんな戸建てにお住まいの方には、太陽光パネルがおすすめです。
太陽光パネルは、エネルギーをすべて電気で賄うオール電化の家と相性が非常に優れています。日中発電した電気が使い放題で余った電気は売電できるため、無駄なく発電した電気を使用できるのも魅力です。
さらに、太陽光発電があれば、オール電化プランでありがちな「日中の高額な電気代」を節約できます。日中に電気を買う必要がないため、日中に電気料金の高いオール電化のプランを使っている方は大幅に電気代を削減できる可能性があります。
しかし、太陽光パネルは高いのでは?と諦めてしまう方も少なくありません。そのようなときは、初期費用0円で導入できる「0円ソーラー」のハチドリソーラーをご検討ください。
ハチドリソーラーでは、太陽光パネルに掛かる初期費用を0円に抑えられるサービスを提供しており、リース期間終了後は所有権をお客様に譲渡するため、そのままお客様の資産としてご活用いただけます。充実したサポート・フォローをご提供しているほか、契約期間終了後も、お客様のサポートを実施しています。
電気料金の高騰に頭を悩ませている場合は、この機会に初期費用0円で導入できる「ハチドリソーラー」をご検討ください。

オール電化のメリット・デメリット
オール電化を導入するメリット・デメリットは以下のとおりです。
オール電化のメリット
光熱費の削減効果が期待できる
オール電化向けの料金プランでは、夜間の電気料金が割安に設定されていることが多く、上手に活用することで光熱費を削減できます。
ガス料金の基本料金が不要になるため、基本料金の支払いを一本化でき、光熱費の管理が楽になるのもオール電化のメリットです。
安全性が高い
オール電化の住宅ではガス火を使わないため、火災のリスクを大幅に軽減できます。特に、小さなお子様や高齢者のいるご家庭では、火傷や火災の危険性が低く安心して利用できます。
また、ガス漏れの心配がないため、安心・安全な生活を送ることができるのもオール電化住宅のメリットです。
基本料金を一本化できる
ガス代が不要となり、電力会社のオール電化プランで夜間料金が安くなるため、全体の光熱費としてかかる基本料金が電気のみになるため、トータルの費用が削減されます。
夜間の電力を安く抑えて活用できる
前述のとおり、オール電化プランの場合、夜間の電気代が安いことが多いため、夜間にお湯をためたり蓄熱を行い、使用量の少ない夜間の電力を活用しましょう。
国や自治体からの補助金の活用
政府が実施する「住宅省エネ2024キャンペーン」の一環として、エコキュートやハイブリッド給湯機は国からの補助金が適用される場合があります。また自治体から補助金が受けられる場合もあります。補助金を利用することで初期費用を抑えることができるため、事前に自治体のホームページなどで確認しておき、できるだけ活用することをおすすめします。
オール電化のデメリット
初期費用がかかる
エコキュートやIHクッキングヒーターの導入費用が高いため、初期費用がかさみます 。
停電時の影響が大きい
停電時には全ての電気設備が使えなくなるため、給湯や調理に影響が出ます 。
電気料金の高騰
電気料金そのものが高騰すると、オール電化のご家庭はその影響を受けやすく、特に暖房や給湯に電気を使う冬場は電気代が高くなりがちです。

まとめ
今回は、オール電化を使っている方の電気代が高くなってしまう原因と対策、導入のメリット・デメリットについて詳しく紹介しました!皆さんのご家庭で応用できる節約術があれば、少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか?
マンションやアパートにお住まいの方は、まずは省エネ生活と電気の使用時間帯の見直しを行いましょう。
また、戸建てにお住まいの方は、ぜひ太陽光パネルの設置を検討してみてください。
「太陽光パネルを設置したくても、高額な初期費用は払えない…。」
そんな方は、ぜひ一度ハチドリソーラーにご相談ください!
ハチドリソーラーは、初期費用0円で設置できる、太陽光発電のリースサービスです。
月々定額のリース料金で、初期費用無料で太陽光発電を設置し、電気代を大きく削減できます!
- 1)日中発電した電気は使い放題
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