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2022/06/09 お役立ちコラム

【2023年最新版】太陽光発電の設置工事の流れを徹底解説!

最終更新日|2023年10月11日

皆さんこんにちは!

最近では休日に近所を散歩していると太陽光パネルをつけている家庭が少しずつ増えていて、電気は自宅でつくって使う自家消費生活が目の前まで来ていると感じることが多くなってきましたね。

特に冬と夏は電気の使用量が増えて、電気の明細を見るとぞっとするという方も多いのではないでしょうか?
そんな時に電気代を削減するために、太陽光パネルの設置を考えたことがある人もいると思います。

でもこんな風に思ったことはありませんか?

「太陽光発電の工事っていくらかかるの?」

「太陽光発電の工事はどんな流れなの?」

そこで今日は太陽光発電を自宅に設置する時の工事費用や、具体的にどんな流れで工事が進んでいくのかを解説していきます。

この記事を読めば太陽光を自宅に設置するイメージが持てると思いますので、是非最後まで読んでもらえると嬉しいです。

太陽光発電の設置費用はいくらかかる?工事費用の内訳も解説

自宅の屋根に太陽光パネルの設置を考えると「太陽光発電の設置費用はいくらなのか」「太陽光の工事はどんな工事なのか」が気になるポイントだと思います。

実際、太陽光発電の工事・販売を行う業者は全国で5,000社以上いるといわれています。それだけ多くの事業者がいるため、工事を依頼する会社によって太陽光発電の工事費用は大きく異なります。


そこで、まずは太陽光発電の工事の目安となる相場感を解説していきます。


太陽光発電システムの設置費用の相場は、太陽光パネルなどのシステム費用と施工費用を合わせて、2021年には1kWあたり27万5,000円でしたが、2022年は26万7,000円まで下がってきており、2023年度の想定値は25万9,000円といわれています。

一般的な日本の戸建て住宅の場合、平均 4.4 〜 4.5kW(パネル約15〜16枚)の太陽光パネルが設置できるため、設置費用の総額は113万6,000円(4.4kW設置した場合)となります。

この金額の内、太陽光発電の工事費用が占める割合は約20%です。

そのため、4.5kW(太陽光パネル16枚)太陽光発電システムの設置総額が約113万6,000円だった場合には、工事費用は約22万7,000円となります。

太陽光発電の工事費用の内訳はどのようになっているの?

約20%の太陽光発電システム設置時の工事費用のほとんどが人件費といわれていますが、費用の内訳をご説明します。

・屋根工事

屋根に架台を設置し、太陽光パネルを屋根に設置する工事のこと

・電気工事、配線工事

発電した電気を交流に変換するパワーコンディショナーの設置や接続箱の設置、さらにそれらを配線で繋ぐ工事のこと

※パワーコンディショナーとは
太陽光パネルで発電された「直流の電気」を家庭で使用できる「交流の電気」に変換してくれる機器です

※接続箱とは
複数の太陽光パネルで発電された電気をひとまとめにするのが接続箱です。電気を接続箱にまとめてからパワーコンディショナーに送っています。

・足場費用

施工費用とは別に、安全に施工を行うために足場を設置する際に費用が発生します。
足場は工事会社とは別の足場会社が設置することが多く、相場としては設置面積にもよりますが10万円〜15万円ほどです。

そのため、4.5kWの工事費用 約24万7,500円に、足場代金15万円が足された金額が工事費用になります。新築住宅の場合には家を建設する際に利用する足場を共同利用して、工事を行うことができるため足場代分の金額がお安くなります。

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太陽光発電の工事業者を失敗せずに選ぶために大切な3つのポイント

太陽光発電の工事費用相場がわかった所で、

「じゃあ、費用以外でどんなことに注意して太陽光発電の工事業者を選べばいいの?」

と疑問に思いますよね。
そこで太陽光発電の設置工事業者を選ぶ時に注意すべき3つのポイントを解説していきます!

① 施工実績をしっかり確認しましょう

太陽光発電の工事では業界の競争が激化しています。そのため、施工実績があまり多くない企業もたくさんいるのが現状です。

1軒1軒異なる屋根に太陽光パネルを設置していくため、経験や知見、現場で培われるノウハウが非常に重要な業界だと言えます。また、トラブルを避けるために安全性や近隣住民への配慮なども行ってくれるかもきちんと事前に確認することが大切です。

企業のウェブサイトを見て、施工実績が多く信頼のおける工事会社を選びましょう。
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➁ 施工IDと電気工事士の資格を持っているか確認しましょう

太陽光発電システムのパネルメーカーは、工事業者に対してメーカー各社が発行する認定施工IDを発行しています。

施工IDはメーカーの施工研修を受けた業者に付与されるため、太陽光発電の工事には施工IDを持っていることが必須です。

また、太陽光発電の工事には電気工事士の資格を保有していることも必要です。

家の電気配線に直結する工事を担い、漏電トラブルを防ぐためにも資格を持っている善良な施工会社に依頼することが必要不可欠です。

安心できる保証やアフタフォロー制度があるか確認しましょう

全国に営業所または協力店を構えているか?

太陽光発電の工事は設置して終わりではありません。工事してからトラブルや不具合があった時に、迅速な駆けつけができるかどうかも非常に重要なポイントになります。

全国に営業所や協力店があることで、万が一のトラブル時も素早い対応をしてもらうことができます。

自然災害や故障時の補償はついているか?

突発的な故障や自然災害が発生した場合のために自然災害補償や工事保証がついているか確認が大切です。
また、ついている場合は保証範囲や期間、費用の確認もきちんと行いましょう。
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太陽光発電の設置工事の流れをわかりやすく解説

太陽光発電の設置工事において工事業者選びが非常に重要であることはご理解いただけたと思います。
それでは最後に、太陽光発電の設置工事までの流れを解説いたします。

太陽光発電の設置工事の流れ

太陽光発電の設置工事の流れ1:シミュレーション

太陽光パネルを設置する上で、まず欠かせないのが自分の家にどのくらいの太陽光パネルが設置できるのか、十分に経済効果が期待できる発電量を見込めるのかを確認しておくことです。

自宅の図面からパネルの設置枚数を設計し、住所と屋根の角度から年間の発電シミュレーションを算出することが可能です。そのため、まずはシミュレーションを依頼し、自宅が太陽光発電に向いているかを確認することが重要です。

太陽光発電の設置工事の流れ2:現地調査

シミュレーションの結果、概算の費用も発電量も十分に経済効果が見込めるとわかったら、太陽光発電の工事会社に自宅の現地調査を依頼しましょう。

図面では太陽光を設置できると判断されても、建物の経年劣化や屋根の材質により太陽光パネルの設置ができないお家も存在します。現地調査で自宅の適正をしっかり確認しましょう。

ココで注意すべき点は、現地調査をせずに設置をしようとする工事業者です。現地調査をせずに設置をすると、工事完了後に雨漏りや屋根の損傷などのトラブルに発展する恐れがあります。そのため、現地調査を必ず行ってから設置してもらうようにしましょう。

太陽光発電の設置工事の流れ3:契約

現地調査が完了し、太陽光パネルの設置が問題なくできることがわかったら、いよいよ契約です。太陽光パネルの販売会社や工事業者と、売買契約や請負契約を結ぶことになります。

この際は設置完了後の施工保証や工事瑕疵保証が付帯しているか、しっかり確認する必要があります。

保証が十分でない場合、契約後大きな出費が発生する場合もあるため、注意しましょう。

太陽光発電の設置工事の流れ4:FIT申請

契約を締結したら、太陽光発電の工事を行う前に行う手続きがあります。

それは電力会社(送配電事業者)に対して行う接続申請と、経済産業省に行う事業認定申請です。これら2つの申請を合わせて「FIT申請」と呼びます。

接続申請は送配電事業者が所有している送電線(電線)に、自宅の太陽光発電システムを接続する許可をもらうためのものです。余った電気を売電する際には、電線に電気を流すので事前に許可を取る必要があります。

そして次に行うのが事業認定申請です。一般的に住宅太陽光発電システム(容量10kW未満)の場合には、発電して余った電気は国の固定買取制度(FIT制度)を活用して10年間固定の価格で買い取ってもらいます。
(2023年の買取価格は、1kWhあたり16円です。)

そのため、どの地点にどのくらいの発電容量のある太陽光発電システムを設置するかを事前に申請しなくてはなりません。

FIT申請は2つの申請を合わせて約2~3ヶ月かかります。

これらの申請は施工会社が行ってくれることが多いですが、知識がない会社に任せると申請に不備が生じ、着工が遅れることがあるので注意してください。

太陽光発電の設置工事の流れ5:太陽光発電工事

<ハチドリソーラー撮影> お客様の声はこちら

申請が完了したら、いよいよ太陽光発電の工事です。

設置工事自体は足場の組み立て、太陽光パネルを屋根に設置する屋根工事、配線を繋ぐ電気工事、足場の解体等を合わせて、約1日〜3日で完了します。

工事を行うまでの期間が非常に長いのが太陽光発電工事の特徴です。

工事が完了したら、工事業者立会いの元、必ず試運転を行ってください。

設置した太陽光パネルが正常に稼働しているか、しっかり発電ができているかを確認することがポイントです。

発電状況の確認は、太陽光発電システムに含まれるカラーモニターで可能です。

※カラーモニター

 これらの5つの流れで太陽光発電の工事は行われます。

全てのステップが非常に重要なので、それぞれのポイントを抑えて安心して太陽光発電の工事を行いましょう。

ハチドリソーラーの太陽光発電の設置工事の流れ

ハチドリソーラーではどのような流れで太陽光発電の設置工事をしているかをご紹介します。

既築住宅の設置工事の流れ

新築住宅の設置工事の流れ

まとめ

今回は太陽光発電の工事の費用や流れについて解説をしてきましたが、これら一連の流れを自分で調整するとなると非常に面倒ですよね。

そんな方には太陽光発電の設置をシミュレーションから工事完了、さらにはその後のアフターサポートも手厚く担当するハチドリソーラーに相談するのがお勧めです。

お客さまの太陽光発電の設置工事の一連の流れ(シミュレーション作成〜現地調査の手配、工事の手配、申請手続き)を全て対応させていただいております

ハチドリソーラーは日本の自然エネルギーを増やすため、お客様に初期費用0円で設置していただけるよう太陽光発電の工事費用と太陽光パネルの部材費用を負担し、月々固定のリースで導入できる0円ソーラーサービスです。

15年の契約期間中は独自の災害保険を付帯しているため、万が一の災害でも安心です。

さらに16,000件を超える施工実績がある工事会社が施工を担当し、メーカー独自の雨漏り保証も10年間ついています。

まずはハチドリソーラーの無料シミュレーションから、自宅にパネルが何枚乗るか確認してみてください!

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    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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