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【詳しく解説!】太陽光発電を10kW設置した1日あたりの発電量とは?どのくらい売電できる?

2024.12.27 2024.12.29

この記事は2024/12/29に更新されています。

太陽光発電システムを設置する際、発電量の見積もりは非常に重要です。発電量が多ければ、投資回収の期間が短くなり、経済的メリットが大きくなります。一方、発電量が少なければ、投資の採算が取れなくなる可能性があります。

発電量は、太陽電池パネルの出力容量(kW)だけでなく、設置場所の日射量、気温、設置角度などさまざまな要因によって変動します。したがって、事前にご自宅の状況を確認しておき、販売店などに相談して発電量のシミュレーションを行なってもらうようにしましょう。

この記事では、太陽光発電を10kWh設置した場合の発電量や、売電収入について解説します。「0円ソーラー」のハチドリソーラーでは、太陽光発電設備の初期費用を抑えられるさまざまなプランをご提供しておりますので、興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

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太陽光発電の発電量に影響する要因

太陽光発電を10kW導入したとしても、さまざまな要因で、発電量は大きく変化します。そのため、まずは太陽光発電の発電量にどのような影響があるのか、以下のポイントに着目することが大切です。

  • 太陽光パネルの出力容量(kW)
  • 環境による影響
  • 変換効率や配線によるロス

太陽光パネルの出力容量(kW)

東京電力によると、太陽光パネル1kWあたりの1日あたりの発電量の目安は平均2.7kWhと報告されています。10kWに換算すると1日で「約27kWh」の電力を利用できます。

<出典:東京電力「太陽光パネルの1日の発電量は?」>

環境による影響

設置場所の日射量が大きいほど、発電量は増加します。また、気温が高いと発電効率が低下し、設置角度が適切でないと日射量が減少するため、発電量が低下します。

周辺・設置環境によって太陽光による発電量が異なるため、以下のポイントに着目しましょう。

要因発電量への影響
日射量日射量が多いほど発電量が増加
気温気温が高いほど発電量が低下
設置角度南向きがもっとも好ましく、北向きは設置できない場合がある

変換効率や配線によるロス

パワーコンディショナーの変換効率が低いと、太陽光発電で生み出した電気のうち使用可能な電力量が減少します。また、配線が長ければ長いほど、発電した電力の配線ロスが大きくなります。

10kWに換算すると1日で「約27kWh」の電力を発電できるとはいえ、実際にはロスなどが加味されていない数値です。さまざまな要因が複合的に影響するため、実際の発電量は想定の数字よりも低くなる傾向にあります。

そのため、変換効率に優れたパネルや、ノウハウの長けた施工会社に依頼して、変換効率・配線によるロスを最小限に抑える取り組みが重要です。

ハチドリソーラーで主に取り扱っている「長州産業」の太陽光パネルは、海外メーカーと異なり、1枚ごとのパネルが基準の出力以上でないと出荷しません。また、メーカー保証により一定以下の出力になると、交換することが可能です。

海外メーカーのなかには、パネルごとに出力の高低差があるものも、平均で出力基準を超えていれば出荷する事業者も少なくありません。そのため、一つひとつをしっかりとチェックしている長州産業のソーラーパネルは、市場品に比べると想定値よりも実際の結果がよくなる傾向にあります。

太陽光発電を10kW分まで設置できる場合は、環境に見合った適切な設備・施工ノウハウが重要です。「0円ソーラー」のハチドリソーラーでは全国20,000件以上の施工実績がある会社が工事を担当しており、メーカー保証のあるソーラーパネルとあわせて、安心して太陽光発電をご利用いただけます。

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太陽光発電の1日あたりの平均発電量(10kW)

住宅の屋根に太陽光発電を設置した場合、システム容量1kWあたりの年間発電量は、1000kWhが目安とされています※1。1日あたりの発電量目安は、「1000kWhを365日で割る(1000/365=2.7…)」ことで算出されます。

つまり、発電容量1kWの太陽光パネルを載せている場合、1日あたりの発電量は約2.7kWhです。発電容量10kWであれば、1日あたりの発電量は約27.3kWhです。一般的な家庭では3~5kW程度が多いため、太陽光発電1日あたり8.1~13.5kWhほどが発電量の目安と言えます。

※1 太陽電池を水平に対して30度傾け、真南に向けて設置した場合の計算例。地域や太陽電池の方位、傾斜角度により発電量が変わります。
参照: 太陽光発電協会

季節別・地域別の発電量の違い

太陽光パネルを設置した場合における1日あたりの実際の発電量は、季節や地域による日射量の違いから、上記の値と異なります。たとえば、日射量が多い夏場は発電量が増え、冬場は減少します。

また、日本の南部と北部でも日射量が異なるため、発電量に差が生じます。そのため、地域の気象データから実際の発電量を推計することが大切です。

季節別・地域別の発電量の違い

<出典:東京電力エナジーパートナー

年間発電量と売電収入の試算

太陽光発電を10kW設置した場合、1日あたりの発電量は27.3kWhが目安ですが、実際にどの程度年間発電できるのか、売電収入価格などは環境によって異なります。

ここでは、年間を通した発電量と売電収入の試算について、目安の数値をもとに計算方法やシミュレーションをご紹介します。

年間の発電量の計算方法

具体的な年間発電量(kWh/年)は「ソーラーパネルの出力(kW) × 設置場所における日射量(kWh/㎡・日) × 総合設計係数(0.7~0.8程度) × 365(年)」で算出できます。

年間発電量は、「設置場所の年間日射量データ」「パネル出力」「設置角度」「システム効率」などの詳細なデータで算出する必要があります。たとえば、東京都心で10kWのシステムを南向き30度の最適角度で設置した場合、年間日射量は約1,200kWh/m2程度です。

太陽光を電力に変換する際に生じるロスを20%とすると、年間発電量は次のように試算できます。

  • 年間発電量 = 10kW × 1,200kWh/m2 × 0.80 ≒ 9,600kWh

売電価格を考慮した収入シミュレーション

年間発電量に売電価格を乗じることで、売電収入を試算できます。買取価格が16円/kWh(*2024年時点FIT価格)の場合は以下のような計算です。

  • 売電収入 = 9,600kWh × 16円/kWh ≒ 153,600円

つまり、ソーラーパネルの発電で売電できる年間額は153,600円となります。

初期費用の回収年数の試算

太陽光発電設備の初期費用を回収できる年数は、設備費用÷年間売電収入で概算できます。設備費用が150万円の場合、回収年数は以下の通りです。

  • 回収年数 ≒ 1,500,000円 ÷ 153,600円/年 ≒ 9.76年

発電量を最大化するためのポイント

太陽光発電システムから最大限の発電量を得るためには、適切な設計と定期的なメンテナンスが重要です。1日あたりの発電量を最大化するためにも、以下のポイントに気をつけましょう。

  • 適切な方位角と傾斜角の設定
  • パワコンや配線の適切な選定

適切な方位角と傾斜角の設定

パネルの向きと角度を調整することで、日の光を最大限に受けられます。太陽光発電がもっとも効率よく発電できる向きと角度は以下の通りです。

  • 方位角:南向き
  • 傾斜角:緯度+15~25度

パワコンや配線の適切な選定

太陽光発電システムのロスを最小限に抑えるため、太陽光パネルの出力に見合ったパワコンや配線の選定が大切です。特に、長い配線は電圧が下がり発電効率に悪影響を及ぼすため注意が必要です。

適切な設計と定期的なメンテナンスを行うことで、太陽光発電システムの性能を最大限に発揮させられます。

そのため、太陽光発電を導入するときはソーラーパネルだけでなく、施工会社のノウハウやスキルも重要です。

太陽光発電10kW以上を導入する時の注意点

太陽光発電は、「10kW未満は住宅用太陽光発電」として取り扱われています。一方で、10kW以上50kW未満ものは「低圧用太陽光発電」となり、必要な設備や設置費用、売電価格が変動します。

kW数が高くなればなるほど発電量も多くなるものの、必要な設備も増えるため、設置費用や初期投資コストが多大になるのも事実です。さらに、太陽光パネルの設置に広いスペースが必要になるため、個人宅での導入は10kW未満が多くなっています。

10kW以上は1日あたりの発電量が多くとも売電単価が下がる

太陽光発電を10kW以上設置すれば、「その分だけ売電できる」と考える方も少なくありません。しかし、10kW以上の設備を導入した場合、「FIT(固定価格買取制度)」における売電単価が、10kW未満の設備よりも低くなってしまう点に注意が必要です。

また、2020年度以降は余剰買取制度のみとなっているため、30%は自家消費しなければならない問題があります。ただし、FITの期間が一般的住宅用(10kW未満)に比べて、10年ほど長いというメリットもあります。

『発電所』扱いになり設備管理も重要

10kW未満と違って、10kW以上になると『発電所』扱いになります。そのため、電気会社とのやり取りが多くなるほか、メンテナンスもしっかりとした取り組みが必要です。

各手続きは施工会社が代行してくれるケースが多いものの、申請や手続きが増えるため、手間が増えるのは避けられません。

自治体の補助金対象外になる

多くの自治体では太陽光発電による補助金を導入しており、お得にソーラーパネルを導入できます。しかし、各自治体が提供している補助金の対象は10kW未満の住宅用がメインとなっており、10kW以上の設備は対象外となってしまう事例もあります。

そのため、売電などを目的に太陽光発電10kW以上を導入すると、かえって無駄にコストが高く付いてしまう可能性も否定できません。一般家庭に太陽光発電を導入する場合は、10kW未満の設備を導入するのも選択肢のひとつです。

もし設備選びにお悩みの場合は、さまざま太陽光発電設備を取り扱ってきたハチドリソーラーまでお声がけください。お客様一人ひとりの自治体補助金・環境にあわせて、最適なプランをご提案させていただきます。

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まとめ

太陽光発電システム10kWの1日の発電量は、設置場所の日射量や気温、パネルの設置角度などの条件によって大きく変動します。目安として太陽光発電システム10kWの1日あたりの発電量は約27kWhですが、実際の環境によって数値が変動するのは避けられません。

季節や地域による発電量のばらつきがありますが、年間の予測発電量はおおよそ9,600kWhとなり、太陽光発電の投資回収期間は約9.76年と想定されます。

発電量を最大化するには、適切な設置角度の設定や定期的な清掃が重要です。発電量を正確に把握することで、太陽光発電システムの経済性を適切に判断できます。

なお、初期費用0円の「0円ソーラー」を提供しているハチドリソーラーでは、国産のメーカー保証付きソーラーパネルを取り扱っているだけでなく、実績が豊富な施工会社が設備導入を手助けします。

太陽光発電設備をスムーズに導入できるため、1日あたりの発電量をできる限り最大化したいとお考えの方は、ぜひ一度ハチドリソーラーまでご相談ください。

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    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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