2024/04/25 お役立ちコラム

太陽光発電を後悔した理由と対処法!トラブル事例から学ぶ

「太陽光発電を設置した後に後悔した」という話を聞いたことはありますか?太陽光発電について調べていると、「太陽光発電 後悔」というフレーズが出てきたりもします。

今回は、太陽光発電を導入して後悔しないために、後悔する理由から対策方法まで詳しく解説していきます!

1. 太陽光発電を後悔する主な理由

発電量が想定より少なく、収支が合わない

太陽の光を活用して発電を行うため、天候に左右される傾向があります。曇りの日や雨の日は晴れの日よりも発電量が低くなってしまいます。また、屋根の方向や角度も発電量に影響します。

契約の前に発電シミュレーションを行ってもらい、収支が見合うかどうかの確認をしましょう!

>>>ハチドリソーラーでは導入後の発電量に基づいて、どのくらい経済メリットが出るのかご提案させていただきます!

設置費用が高すぎる

太陽光発電システムの設置には、一般的な相場(平均設置容量4.5kW)として140万円ほどかかると言われています。この投資が想定どおりに回収できない場合、経済的な負担を感じてしまいます。

事前に初期投資額と回収年数を計算するようにしましょう!
回収年数は次のように考えます。
回収年数=太陽光発電の初期費用÷(年間電気代削減効果+年間売電収入)

反射光の光害による近隣トラブル

ソーラーパネルから反射する光により、近隣トラブルが起こるリスクもあります。

北面にソーラーパネルを設置すると、太陽光の入射角度の関係上、周囲に光を反射しやすくなります。また、ソーラーパネルを北面に設置すると直射日光が当たりにくくなるため発電量も低下します。

そのため、反射光を防いで発電量を最大化するためにはソーラーパネルの面を南向きに設置する必要があります。

蓄電池を設置していない場合、夜間の使用ができない

太陽光発電のみを設置した場合では、夜間の電気の確保はできないため、電力会社から電気を買うことが必要になります。
そのため、もっとも電気使用量が増える夕方から夜は太陽光が発電しないため、日中家にいないことが多いご家庭は効果を感じにくいことがあります。

ですが、蓄電池をセットで導入することや簡易的なポータブルバッテリーに日中貯めておくことで、夜間でも電気を使用することができるようになるためおすすめです。

売電価格の低下

太陽光発電は国の固定買取制度(FIT)を利用して余った電気を一定期間固定価格で国が買取保証をしています。

その売電価格は、太陽光発電システム(主に、太陽光パネルやパワーコンディショナー)の費用相場によって決定されます。そのため、太陽光発電システムの設置費用が10年前は約233万円(発電容量4.5kW)であったのに対して、2023年時点では約116万円に下がっている今では、売電価格も下がっていくことになります。
売電価格が下がっている点にのみ着目するとメリットがないように見えてしまいますが、設置費用も下がっているため、現在でも十分にメリットがあると言えます。

ですので、これからは売電だけではなく発電した電気を自宅でできるだけ消費する「自家消費」を組み合わせて利用することで経済メリットを出すようにしましょう!
電力会社から購入する電気が高騰を続けているため、自家消費量を増やすことが大きく経済メリットを高めることに繋がります。

2. 太陽光発電を後悔しないためには?

事前の情報収集で知識を身につける

太陽光発電の仕組みやご家庭で電気を使用するために必要な機器など、知識を身につけることで、後悔をしない選択ができるようになります。

また、依頼する会社を選定する上でも知識があると、適切な判断ができるようになります。

投資回収のシミュレーションをする

太陽光発電の導入には大きな初期投資が必要です。予想される発電量を基に、投資回収期間や利益を計算し、経済的な合理性をしっかりと評価します。また、補助金や税制優遇などの利用可能な支援策についても調査しておくことが望ましいです。

信頼できる業者の選び

太陽光発電は一度設置したら約30年は使用できるため、設置からメンテナンス、アフターサービスまで、しっかりと信頼できる業者を選ぶことが、設置後に後悔しないためにもとても大切なポイントになります。

過去の施工実績や顧客の評価、メンテナンス体制が整っているかを比較検討し、納得のいく業者選びを行いましょう!

後悔しない機器選び

太陽光パネルはメーカーごとに、それぞれ強みや弱みがあります。特に、太陽光パネルの発電効率や保証内容をよく比較した上で、決めるようにしましょう!

家庭用の太陽光発電となると、限られた面積で高い発電効率が求められるため、単結晶のパネルが適しています。
また、設置後に万が一の不具合が発生した場合に、太陽光パネルメーカーがしっかりと保証してくれるかどうかで、メーカーを選ぶ基準は大きく変わりますので、保証内容は事前にしっかりと確認することで、後々後悔が少なくなります。

3. プラスでできる対策

補助金制度を活用する

補助金の情報を調べずに設置し、後から情報を知っても遅い場合があります。国や自治体によって補助金の内容は異なりますが、一般的に設備導入費の一部が補助されたり、税制優遇措置が適用されることが多く見受けられます。これらの支援策を活用することで、初期費用の負担を大幅に軽減することができます。補助金制度の活用は太陽光発電の導入を後悔しない上で、非常に有効な対策の1つといえます。

初期費用がかからない0円ソーラーを検討する

0円ソーラーとは、太陽光発電システムの設置にかかる初期費用(パネルなどの機器、工事費用含む等)を支払う必要がなく、無料で太陽光発電システムを設置できるサービスです。
太陽光パネルを設置しようとすると、100万円以上の初期費用がかかってしまいますが、0円ソーラーは高額な初期費用を発電事業者が負担する仕組みのため、大きな出費をすることなく太陽光パネルを設置することができます。

日本全体としても自然エネルギーの普及を推進するために0円ソーラーを応援する動きがあり、行政が「0円ソーラー」専用のプラットフォームサイトを設けたり、 補助金を出していたりします。

0円ソーラーの仕組みについて詳しくはこちら

4. 太陽光発電で後悔しないためのまとめ

太陽光発電を導入して後悔したくないという気持ちは、誰もが抱えるものです。しかし、適切な対策を行えば、後悔せずに満足できるのも事実です!

太陽光発電を後悔しないためのポイントを改めて整理すると、以下のようになります。

  1. 事前の情報収集
  2. シミュレーションによる投資回収の検証
  3. 信頼できる業者の選び
  4. 機器選びの重要性

さらに、プラスアルファの対策として、補助金制度の活用や0円ソーラーの検討も有効です。

このように、太陽光発電に対する理解を深め、トラブルリスクを最小限に抑えることが大切です。適切な準備と対策を講じれば、太陽光発電は確実に有益な選択肢となるはずです!

後悔しない太陽光発電をするために、ぜひハチドリソーラーにご相談ください!

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    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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