
ハチドリ電力の調達ポリシー
電力調達ポリシー
電気を変える。それだけで、地球は変わる。
私たちは、地球温暖化を止めるために、CO₂を出さない自然エネルギーだけを届けます。
だからこそ、その自然エネルギーが、本当に環境にやさしく、きちんと人や地域と向き合ってつくられているかを大切にしています。
この調達ポリシーは、自然エネルギーでも、環境に影響を与えるものは選ばない、私たちの姿勢を示すものです。
自然環境へ大きな負荷をかけていないか、発電所とその建設地域との間で良好な関係を築けているかを重視し、以下の基準を設定しています。
必須事項
▼環境・地球・生態系
1.土地改変:自然環境や生態系へ影響懸念のある、土地の大規模な改変を伴わないこと。
2.土砂災害:発電所開発が、土砂災害につながらないよう十分に配慮されていること。
3.環境管理:排水、騒音、農薬、廃棄物など、環境管理が適切に行われ、必要とされる情報開示がなされていること。
4.適正処理:発電事業終了後の設備の処理費用が確保されている、または適切に確保が計画されていること。
5.林地開発:太陽光発電所について、パネル設置のために0.5ヘクタール以上の林地開発を行なっていないこと。
6.燃料種類:バイオマス発電所について、パーム油を使用していないこと。(パーム油生産においては、熱帯林破壊や野生動物への影響、労働者の人権問題、泥炭地開発に伴うメタンガス発生による温暖化影響などの懸念があるためです。)
7.燃料産地:バイオマス発電所について、輸入燃料を利用する場合は産出元が公開されており、森林伐採などの環境破壊や人権侵害を起こしていないこと。(国内バイオマス発電所が輸入燃料を利用する場合に、国外の森林伐採等につながることが懸念されているための項目ですが、国内燃料についても同様に環境破壊や人権侵害は容認されるものではありません。)
▼社会・人間
8.地域合意:地域住民の反対運動など大きな問題を抱えていない、または解決済みであること。
9.人権配慮:発電所開発および運営にあたり、労働者等の人権侵害を起こしていないこと。
10.法令遵守:法令を遵守していること。環境アセスメント対象事業については、その手続きを実施しており問題がないこと。
▼透明性
11.情報開示(基本情報):以下の基本情報を提供すること。
発電所名、発電者名、発電所住所(少なくとも市区町村レベルまで)、電源種別、出力、営業運転開始年月日(少なくとも年まで)。
推奨事項
▼環境・地球・生態系
12.環境保全:自然環境の保全と回復に貢献していること。収益の環境保全への還元などを推奨します。
▼社会・人間
13.社会貢献:社会に貢献していること。収益の地域社会への還元や、発電所見学の受け入れなどを推奨します。
▼透明性
14.情報開示(詳細情報):発電所画像を含む詳細情報を提供すること。
最後に
毎日、使う電気で、毎日、地球をよくできる。
私たちは、CO₂を出さない、環境にも社会にもやさしい自然エネルギーを届けることで、温暖化を止める力になりたいと考えています。
微力だけど、無力じゃない。
いま、私たちにできることを。
※電力調達ポリシーの更新
ハチドリ電力は健全な再生可能エネルギーの普及を目指し、電力調達ポリシーを随時更新しています。更新前に電力調達を開始した発電所については、最新のポリシーに適合するよう順次調整して参ります。
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