電力取引価格の高騰に関するお知らせと対応について
ハチドリ会員の皆さま
いつもハチドリ電力をご利用いただき、誠にありがとうございます。
昨年12月26日頃から電力卸取引価格が例を見ない急激な高騰を続けており、その状況とハチドリ電力としての対応についてお知らせいたします。
価格高騰について
■具体的な状況
12月中旬まで10円/kWh前後であった電力卸売価格が、年末から急高騰しここ数日では100円/kWh前後となっております。つまり、電気の取引価格が先月や例年と比べて約10倍近い異常な高値になっている状況です。
■原因
調査によると、国内発電量の大部分を占める火力発電所のLNG燃料(液化天然ガス)が不足し年末から一部の火力発電所が出力を制限していました。それにより市場全体で取引される電気供給の絶対量が減少したことに加えて、相次ぐ寒波による暖房需要の急増が重なり、電力取引価格の急激な価格高騰を引き起こしていると考えられます。
一見ハチドリ電力がお届けしている自然エネルギーとは関係なさそうですが、自然エネルギーの多くは固定買取価格制度(FIT制度)により発電事業者には固定価格が支払われる一方、その後小売業者が自然エネルギー(FIT電気)を調達する際はこの日本卸電力取引所JEPXの電力卸売価格にて取引されています。
そのため自然エネルギー(FIT電気)の調達価格も同じように高騰しています。
■見通し
各専門家による情報では、1月中はこうした状況が継続する可能性が高いとされており、また2月以降も予断を許さない状況であると考えています。
ハチドリ電力の対応について
ハチドリ電力は電気を購入する費用に利益を乗せずにお客様にお届けしておりますが、今の調達価格そのままではお客様に請求する電気料金が2~3倍またはそれ以上となる可能性もあります。
これを避けるため、今回の電力取引価格の異常高騰が収まるまでの間、ハチドリ電力が割引をする形で負担させていただければと存じますのでご安心ください。
この異常高騰分の電気料金負担により月に数千万円の赤字が見込まれますが、ハチドリ電力の仲間になってくださった皆さまのご期待に背くことのないよう最善を尽くしてまいります。
■異常高騰分の電気料金はすべてハチドリ電力にて負担
お住まいの地域の大手電力会社(東京電力など)の従来プランを基準とし、それを超える電気料金分はすべてハチドリ電力が負担いたします。つまり、大手電力会社をご使用されていた場合と変わらない電気料金になりますのでご安心ください。
■対象期間
2020年12月26日~2021年2月28日 ご使用分の電気料金
節電のお願い
上記のような対応をさせていただくため、可能な範囲で節電にご協力いただけますと大変助かります。おすすめの節電方法を記載させていただきました。
なお、3月以降の対応につきましては改めてお知らせさせていただきますが、今後このような異常事態が発生しても安心してご利用いただけるよう新たな料金プランの準備も進めております。どうぞご安心してお待ちいただければと思います。
引き続き皆さまと共に地球温暖化防止とより良い社会づくりのために歩んで行けたら大変嬉しく思います。
今後ともハチドリ電力をどうぞよろしくお願いいたします。
ハチドリ電力 代表 田口一成
【本件に関するお問い合わせ先】
ハチドリ電力 カスタマーサポート
TEL:050-3649-4828(平日10:00〜17:00)
Mail:customer@hachidori-denryoku.jp
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