ソーラーシェアリング第一弾! 「太陽光発電×有機農業」の新しい組み合わせ
ハチドリ電力は、自然エネルギーの発電量を増やすことを目指し、サービス開始当初よりお客様の電気代の1%を自然エネルギー発電所増設のための基金としてきました。この度、ソーラーシェアリング第一号として「THE 土と太陽の発電所〜Soil&Sun〜」を開設します。
ハチドリ電力が発電事業にかける想い
CO2を削減し気候変動を抑制するためには、火力発電を自然エネルギーによる発電に代替していくことが必要です。そのためハチドリ電力は、「自然エネルギーを販売する」だけではなく、「自然エネルギーの発電量を増やす」ことを重要なミッションと考えてきました。今回のプロジェクトは、その実践の第一弾となります。
ソーラーシェアリングとは?ソーラーシェアリングは太陽光パネルの下で農業を行う発電方法で、「営農型太陽光発電」とも呼ばれます。すべての植物には「光飽和点」というものがあり、一定以上の光を浴びると光合成のスピードが緩やかになると言われています。実際に必要な太陽光は平均して60-70%であるため、細長い太陽光パネルによって30%ほど遮光することで、植物の成長をより促進できると同時に、余分な太陽光を発電に活かすことができるのです。
▲施工の様子。太陽光パネルの下で営農する農家さんが作業しやすように考えられた設計です。
太陽光発電 × 有機農業 でCO2削減
今回開設するソーラーシェアリングの最大の特徴は、営農パートナーである合同会社Three Little birdsが循環型の有機農業を行う点にあります。化学肥料や農薬を使用しない有機農業を行うことで、土壌の炭素貯留量を最大化します。第一弾として、不耕起栽培にて大豆の有機栽培を開始しています。
「CO2を排出しない自然エネルギー発電」と「土壌にCO2を貯留する有機農業」。この2つの組み合わせは、地球温暖化対策に取り組むハチドリ電力がソーラーシェアリングをはじめるにあたり大切にしたことです。また、一般社団法人エシカル協会もこの活動パートナーとしてエシカルな暮らしのあり方を一緒に発信していきます。
発電所概要
発電所名:THE 土と太陽の発電所〜Soil&Sun〜
所在地:千葉県匝瑳市飯塚
太陽光発電容量:63.36kW(0.063MW)
年間予測発電量(初年度):約7万9,200kWh/年
運転開始日:2021年6月30日
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