2023/04/02 お役立ちコラム

【2023年 最新】電気代が高い?!その原因と節約方法を徹底解説!

※最終更新日|2023年10月26日

「年々電気代が高くなっているような気がする…。」

「冬場の電気代がとにかく高い!」

とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

日々の生活になくてはならない電気。実は2010年時点での電気代と比較すると、15%以上も高くなっています。

電気代が高くなる原因は何なのか?どうすれば、もっと電気代を安くできるのか?

電気代の構成も含めて、初期費用0円で太陽光発電を始められる太陽光リースサービス「ハチドリソーラー」の担当者が詳しく解説いたします!!

電気代は過去10年で15%高くなっている?!

電気は私たちの生活にはなくてはならないものですよね。

下記画像は資源産業省自然エネルギー庁が出している電気料金平均単価の推移です。多少の増減はあるものの電気料金は年々増加傾向であることが分かります。

さらに、燃料価格の高騰により電気代はますます上がり、今年は2023年6月に大手電力会社7社が最大およそ2,700円値上げになりました。
(参考:NHK「電気料金 大手電力7社 きょうから値上げ 最大で2700円余値上げ」)

 なぜ電気代が高くなっていくのか?その理由を理解するために、次は電気代の構成を見ていきましょう。

電気代の構成(内訳)は?

どうして電気代が高くなってしまうのかを知るためには、まず電気代の構成を理解しましょう。

電気代の構成

1)基本料金

基本料金とは、1つの電気契約あたりにかかる固定料金のことです。
電気の使用量に関わらず、毎月決まった金額が請求されます。

2)電力量料金

電力量料金とは、電気使用量1kWhあたりの料金単価のことです。
従量プランの場合、電気使用量によって料金単価が3段階に設定されていることが多く、オール電化プランの場合、電気を使用する時間帯別に単価が区分されていることが多いです。
詳しい区分については、各エリアや電力会社によってそれぞれ異なります。

3)燃料調整費

燃料調整費とは、火力燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭)の価格変動を電気料金に素早く反映させるため、その変動金額に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する費用です。
各電力会社により若干料金は異なりますが、変動傾向としては同じです。
後ほど説明しますが、この燃料調整費が電気料金を高くする要因の一つになります。

4)再エネ賦課金

再エネ賦課金とは、国が自然エネルギーを普及させるための制度(FIT固定買取制度など)を支えるために、皆さんの電気代から一律で集めているお金になります。
再エネ賦課金についても毎年価格が変動し、昨年度は3.36円/kWhだったものが、今年度(2022円5月分〜2023年4月分)は3.45円/kWhに値上げすることが発表されています。

電気代の仕組み

『基本料金』+『電力量料金』+『燃料調整費』+『再エネ賦課金』=月々の電気代

以上の4つを合計したものが、皆さんが月々支払っている電気代になります。

お役立ちコラム〜燃料価格の高騰に左右される日本の電気〜


突然ですが、日本のCO2排出量のうち約4割がエネルギー転換部門、つまり発電時に排出されていることをご存知でしょうか?

さらに、普段使っている電気の約8割はCO2を排出する火力発電によるものです。

この火力発電によるCO2排出量を減らしていくため、現在世界全体で「自然エネルギー」の普及が進められております。

自然エネルギーとは、太陽光発電や水力発電、風力発電など温室効果ガスを排出しないエネルギーのことをいいます。

自然エネルギーは化石燃料を必要とせず国内で生産できることから、重要な低炭素の国産エネルギー源として注目されております。

火力発電には、化石燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭)が必要になるため、電力の価格はいつも燃料価格によって電力市場価格が大きく変動します。

ご自宅に太陽光発電を設置できれば、燃料価格の変動に左右される買電量を減らすことができるため、地球に優しく電気代も削減できる暮らしにシフトできます。

さらに、日中の発電時間帯については、非常用電源としても大活躍するので、万が一の停電にも安心してお使いいただけます。

次は、電気代が年々上がり続ける原因をみていきましょう。

電気代が高くなる原因は?

電気代が年々増え続ける原因としては、大きく3つ挙げられます。

電気代が上がる原因3選

1)電気使用量が増加
2)燃料価格の高騰による燃料調整費の増加
3)再エネ賦課金の増加

順に説明していきます。

1)電気使用量が増加

特に冬場になると、「急に電気代が増えた…。」と驚かれることが多いと思います。
電気代が増える原因の一つとしては、電気使用量が増えたことです。
冬場は、外気温が低いため、いつも通りの使い方をしても家電の消費電力量が増加し、電気代が上がる仕組みになっています。

2)燃料価格の高騰による燃料調整費の上昇

日本の電気のうち約7割が火力発電で発電されているため、大量の化石燃料(LNG)が必要です。
昨今の燃料価格の高騰が燃料調整費の増加を招き、皆さんの電気代に影響を及ぼしています。
昨年度はマイナス値が多かった燃料調整費ですが、ここ数ヶ月はプラス値になり以下のような推移になっています。

燃料調整費の高騰化を示す図

例えば、東京電力の場合、2021年5月時点の燃料調整費は-3.64円/kWhに対して、2023年3月時点では+11.69円/kWhであり、月々の電気使用量が450kWhのご家庭であれば、前年度の電気料金と比較して、燃料調整費の影響だけで5,000円増えることになります。

3)再エネ賦課金の増加

再エネ賦課金も、FIT固定買取制度などを支えるために年々増え続けています。例えば、2021年度は3.36円だった再エネ賦課金も2022年度は3.45円になるため、月々450kWh使用している家庭の場合は、再エネ賦課金で40.5円増えました。ちなみに、太陽光発電やエネファームなど、自宅で発電した電気に関しては燃料調整費も再エネ賦課金もかかりません。

2023年度の再エネ賦課金は1.40円と、例年より金額が大きく下がりましたが、また金額が上がる可能性もあるといわれており、今後の再エネ賦課金についてどうなるかについては分かりません。

これらの要因を足すと、前年度と比べて電気代が10年前と比べて15%以上増え、月々の電気代が3万円や4万円になっているご家庭も少なくありません。

今後も電気代は高くなり続けるといわれているため、特にオール電化住宅や戸建てにお住まいの方など、電気使用量が多い方にとっては、月々の電気料金の増加は大きな悩みになりますよね。

今後も増え続ける電気代、節約する方法は?

毎月増え続ける電気代をみて、

「電気代が高すぎる。」

「もうさすがに放っておけない。電気代を削減するために何か対策を打たなければならない。」

と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?

ここからは、電気代を節約する方法を5つご紹介します。

1)家電を省エネのものに買い換える

昔の家電、特に冷蔵庫やエアコン・洗濯機などは現在の電化製品と比べて消費電力が2倍以上必要であると言われています。
もし15年以上前の冷蔵庫を使用している場合、省エネタイプの新しい冷蔵庫に買い換えるだけで電気代が年間1万円弱削減できます。

2)電化製品の待機電力を減らす

とても小さなことですが、電化製品は使用していなくてもコンセントをさしているだけで電気を使用します。
これまでは気にしていなかったテレビや電子レンジなども、こまめにコンセントを抜いてコツコツ電気代の節約を目指しましょう。

3)漏電がないか確認する

省エネ生活を心がけているのに電気代が増え続ける場合は、これを気に一度漏電がないか確認してみましょう。
無駄に電気を購入しているだけでも、家計の支出としては大きな影響を与えるので、常日頃から電気使用量に異常がないかモニタリングしておくのも大切です。

4)電力量料金の高い時間での電気使用量を減らす

オール電化プランをご利用の場合、日中の電力量料金単価が高く設定されています。
同じ電気使用量でも、日中使う方が1.5倍ほど電気料金としては高くなるため、エコキュートや電気使用量の多い家電などはできるだけナイトタイム(電力量料金単価が安い時間帯)に使用するよう心がけましょう。

5)自宅に太陽光発電を設置する

「日中の電気使用量を減らしたくても、在宅することが多いから減らせない。」

「コツコツ小さな節約だけでは、高額な電気代の解決策にはならない。」

そんな戸建てにお住まいの方には、ご自宅への太陽光パネルの設置がおすすめです。

太陽光パネルを設置すれば、日中の電気は発電した電気を使えるので電力会社から買う必要がなく、電気代の高騰の影響を受けにくい暮らしにシフトできます。
また、災害時や電力供給不足による万が一の停電が起きても、太陽光パネルがあるご家庭であれば、問題なく電気を使い続けられます。

特に小さなお子さんがいる家庭にとっては、安心して生活できる家作りにもなって一石二鳥ですね。

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【世帯別で見る電気代】太陽光発電を導入した際の電気代をご紹介!

3世帯

以下条件で3世帯の1月の電気代を算出したところ、太陽光発電の導入による経済メリットは約9,000円になります。

(条件)
・平均的な家庭3世帯の電気使用量(1月 暖房期):530kWh

※参照:クール・ネット東京「わが家の使用量は多い?少ない?」

平均的な家庭3世帯の1月の電気使用量シュミレーション図
<画像:ハチドリソーラーシミュレーション資料より抜粋>

4世帯以上

以下条件で4世帯以上の1月の電気代を算出したところ、太陽光発電の導入による経済メリットは約9,800円になります。

(条件)
・平均的な家庭4世帯以上の電気使用量(1月 暖房期):608kWh

※参照:クール・ネット東京「わが家の使用量は多い?少ない?」

平均的な家庭3世帯の1月の電気使用量シュミレーション図
<画像:ハチドリソーラーシミュレーション資料より抜粋>

まとめ

今回は、電気代が高くなる原因と対策について詳しく紹介しました!

皆さんのご家庭で応用できる節約術があれば、少しずつトライしてみましょう。
マンションやアパートにお住まいの方は、まずは省エネ生活と電気の使用時間帯の見直しを行いましょう。

また、戸建てにお住まいの方は、ぜひ太陽光パネルの設置を検討してみてください。

「太陽光パネルを設置したくても、高額な初期費用は払えない…。」

そんな方は、ぜひ一度ハチドリソーラーにご相談ください!

ハチドリソーラーは、初期費用0円で設置できる、太陽光発電のリースサービスです。
月々定額のリース料金で、初期費用無料で太陽光発電を設置し、電気代を大きく削減できます!

日中発電した電気は使い放題
★余った電気は売電して収入に
契約満了後は太陽光パネル一式を無償譲渡

15年以上の機器保証と自然災害保証もついているので、安心して太陽光発電を始められます。

今後も増え続ける電気代。まずは電気自体を「買う量」を減らし、価格高騰の影響を受けづらい暮らしにシフトしてみませんか?
ハチドリソーラーでは、リース・購入など皆さんのライフスタイルに合わせたぴったりのプランをオーダーメイドでご提案いたします。

「太陽光発電なんて、検討したことないから分からない。」

とお悩みの方も、ぜひハチドリソーラーに気軽にご相談ください!

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お電話でもお気軽にご相談くださいませ!

0120-960-258

ハチドリソーラーカスタマーサポート
(受付時間:平日10:00〜17:00)


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    この記事のライター

  • 所属
    代表取締役
    名前
    池田 将太
    これまでの経験

    麗澤大学に在学中、大洋州の島国ミクロネシア連邦へ渡航し、同国の環境問題に衝撃を受けて国際協力活動を開始しました。小学校における環境教育や廃棄物を活用した商品開発を経験した後、島国のエネルギー課題のモデルを研究し、2020年10月より小水力発電のコンサルティングを行う株式会社リバー・ヴィレッジでインターンとして勤務。2021年4月からは、社会課題をビジネスで解決する株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒起業家として入社し、ハチドリ電力事業にて法人営業やカスタマーサポート業務に従事しました。その後、同年7月に初期費用0円のハチドリソーラー事業を創業し、2022年8月にハチドリソーラーを独立法人化し、代表取締役に就任。その後2023年12月には自然エネエルギー小売事業「ハチドリ電力」の代表にも就任。

    ハチドリソーラーでの担当業務

    新規事業の立案・戦略設計・およびBtoBアライアンス営業に重点を置いています。国内外のエネルギー問題に対応するため、革新的な社会的ソリューションの開発に注力しています。市場のニーズを深く理解し、持続可能なビジネスモデルを生み出すことで、エネルギー分野における重要な社会課題を解決します。

    私の想い

    世界規模の大きな課題である「地球温暖化」「エネルギー資源」問題の解決に人生を賭けて、取り組んでいきたいです。
    「今よりいい社会を次の世代につなぐ」その想いを大切にして、本当に持続可能と呼べる社会づくりに取り組んでいきます。

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