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2020/10/22

ハチドリマガジン 特別号を配信しました!〜ハチドリ電力、ついにサービス開始〜

ハチドリマガジン Vol.spe
自然エネルギー100%の世界を目指して HACHIDORI MAGAZINE Vol.1

CO2ゼロの電気を使うことで、NPOなどの社会活動を応援したり、自然エネルギーの発電所を増やすことができるハチドリ電力。4月からお申し込み受付を開始し、ついに皆さまの元にサービスをお届けします!今回のメルマガは特別号。ハチドリ電力代表の田口と事業統括の小野が、これまでを振り返って今思うこと、これからの意気込みを語ります。

今回話を聞いたのは・・・
  photo   株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役社長
 
  1980年生まれ。大学2年時に、発展途上国で栄養失調に苦しむ子どもの映像を見て「これぞ自分が人生をかける価値がある」と決意。株式会社ミスミに入社後、25歳で独立しソーシャルビジネスしかやらない会社ボーダレス・ジャパンを創業。2020年4月現在、社会課題を解決するための35の事業を世界13カ国で展開している。2019年2月、日経ビジネスが選ぶ「世界を動かす日本人50」に選出。  
 
  photo   株式会社ボーダレス・ジャパン ハチドリ電力事業統括
 
  1995年生まれ。社会起業家になるべく株式会社ボーダレス・ジャパンに新卒入社。昨年話題になったグレタさんを通じて環境問題の予断を許さない状況を知り、今すぐ誰かがどうにかしなければ今後地球がどうなっていくかわからない、そんな状態に強く危機感を覚え、ハチドリ電力の立ち上げに参画。  
  ーいよいよ電気の提供開始。今の率直な気持ちを聞かせてください。
     
     
田口   これからが本番だなと感じています。率直な思いとしては、ここまでの道のりでは、予想よりも難しさを感じることもありました。ハチドリ電力はwebで簡単に手続きができますし、料金が安くなることも多いので、もっとたくさんの人が参加したくなるだろうと思っていました。ところが、電気の切り替えというのは、多くの人の日常の中の行動ではなく、電気というものがあまりにも当たり前の存在であるがために、敢えて選択することにハードルを感じる人も多いようです。
     
小野   私もここからがスタートだという気持ちです。これから、皆さんに自然エネルギーの電気を届け、どんどん広げていくぞと意気込んでいます。これまでやってきた中で、地球温暖化について詳しく知らない人が多いことには驚きました。それでも、話を聞けば「自然エネルギーに切り替えないと!」と言ってくれる方もいて。難しさを感じることもあるけれど、メッセージを発信していくことの意味を実感しましたし、ここにやりがいがあると思います。
     
田口   地球温暖化に危機感を感じていたけれど、何をしたら良いか分からなかった人がいるのも事実ですよね。僕らの話を聞いて電気の与えるインパクトの大きさを知り、それならばと、自然エネルギーへの切り替えを決めてくれた方もいました。
     
小野   そうですね。また、特に若い世代の関心の高さには驚かされました。自分が電気代を払っているわけではないけれど、家族を説得してハチドリ電力に切り替えたいと言ってくれる高校生や大学生がいて。この世代から世界は変わっていくのではないかと希望を感じました。
     
田口   それはSNSなどを見ていても感じますね。「こんな仕組みを作ってくれてありがとう!」というコメントをよくいただくのですが、これは率直に嬉しいです。CO2ゼロの電気を届けてくれて、電気を使えば使うほど料金の1%で自然エネルギーの発電所が増えて、さらに1%をNPOなどに寄付することで社会づくりにも貢献できて… というように電気を切り替えるだけで様々なことに貢献できる仕組みを作ったことへのお礼の言葉は、やはり1番嬉しいですし、励みにもなります。
     
小野   私も嬉しかったことがたくさんあります!例えば、これまで寄付なんてしたことのなかった友達にハチドリを紹介した時、支援先を選択するのは大変だろうと思い、全ての団体を支援することや教育や環境などのカテゴリー全体を選べることを案内したんです。ところが、彼は「せっかく自分のお金が誰かに届くなら自分で寄付先を選びたい」と言って真剣に選んでくれて。これはとても嬉しい出来事でした。
     
     
  ー他にも嬉しかったエピソードはありますか?
     
     
小野   オール電化の場合は、ハチドリにすると料金が上がってしまうことも多いのですが、地球温暖化の現状やそれに対する私たちの思いを知り、切り替えを決めてくれた方がいました。それだけでなく、その人のお勤め先の会社の電気も切り替えたいと言ってくださって。「大きな会社だから、一社員の意見がどこまで通るか分からないけれど、それでもやりたいんです!」という言葉はとても嬉しくて、速攻で色んな人に報告してしまいました。

あと、ハチドリのサービス開始が楽しみすぎて、その日は、お子さんに「今、自然エネルギーに切り替わったよ!」と教えるつもりだと話してくれた方もいたんです!
     
田口   作り話にしてはよくできてるなあ(笑)
     
小野   作り話じゃないです!(笑)寄付先として提携している団体さんとのやり取りの中でも、嬉しかった出来事はたくさんあります。自然エネルギーについて団体としてもっと発信していきたいから、勉強会を実施してくれないかという声をいただいたり。仕組みや制度について専門的なところまで知りたいからって。
     
田口   こういう出会いは嬉しいですね。ハチドリに参加してくれているNPOの人たちは、自分たちが取り組む社会課題はもちろん、環境問題にも関心が高いですよね。当初は、一生懸命活動している団体の「ために」と考えていたけれど、そうではなく、これから「一緒に」取り組んでいきたいと思います。

電気を通じた応援者が増えたことを、いつも喜んでツイートしてくれている団体さんもいて。ハチドリ電力はまだまだ微力だけれど、彼らの中でひとつの位置付けになっているのなら、電気で寄付するという仕組みを作って本当に良かったなと思います。
     
     
  ーハチドリとしての今後のビジョンを教えてください。
     
     
田口   大きなビジョンとしては、2つあります。1つ目は、自然エネルギーの発電設備をどんどん増やしていくことです。ハチドリ電力では、電気代の1%を自然エネルギーの発電所をつくる「ハチドリ基金」として溜めていますが、使ってくれる人が増えれば増えるほど、この額も大きくなります。これがとても重要です。

基金の具体的な使い道として、現時点では、建物の屋根に太陽光の発電装置を設置するのはどうかと考えています。自然を壊したり、新たな建物を建てたりするのではなく、今ある建物の上を使って発電をするなど、もっとも環境負荷の少ない発電をしていきたいですね。

または、ソーラーシェアリングという方法も有効だと感じています。これは、畑などの上に太陽光パネルを置く、営農とセットになった発電方法なのですが、自然エネルギーの発電だけでなく、収入の不安定な農家さんに場所代をお支払いすることができますし、耕作放棄地の減少にもつながります。このように、できるだけ今ある自然を壊さずに発電設備を作っていくことが、ハチドリ電力らしい自然エネルギー社会のつくり方ではないかと考えています。

ビジョンの2つ目は、社会のための活動にお金がまわるようにすることです。電気料金のもう1%が様々な社会活動への寄付となるため、例えば、ハチドリを使ってくれる人の電気代が毎年100億円になれば、1億円が寄付されることになります。これは決して小さくはない額ですよね。最低でもここまでは大きくしていきたいと思っています。
     
小野   私は、自然エネルギーへの切り替え以外にも進めていきたいことがあります。現在は、インパクトが大きな電気だからこそ、地球温暖化を止めるために自然エネルギーを普及させることに全力を注いでいますが、多くの人が自然エネルギーに関心を持ち電気を切り替えてくれた際には、日頃の生活での中で環境意識を皆さんに届けたり、環境だけじゃなく様々な社会課題に興味を持つきっかけを作っていきたいと考えています。
     
田口   また、これまでやってきて改めて感じるのは、電気・エネルギーの重要性です。電気というのは、生きる上で必ず必要と言って良いほど大切なライフラインですよね。エネルギー自給率を考えなければなりません。低いと言われている日本の食料自給率は、2019年度のカロリーベースのデータでは38%です。では、エネルギー自給率は…?
     
小野   2017年は9.6%でした。
     
田口   日本は、電力の8割を火力発電に依存していますが、石油・石炭・天然ガスを輸入できなくなったらどうなるのでしょうか?これは食料にも言えることですが、電気に関してはより深刻だと感じています。もし、食料を輸入できなくなっても、最悪日本国内のお米で賄うことができるかもしれないけれど、電気の8割が止まってしまったら…?このような意味でも、自然エネルギーの普及が必要だと思います。
     
小野   石油も石炭も天然ガスも、いつかは絶対に枯渇すると言われていますよね。自分たちの世代でなくても、次の世代・次の次の世代で限界を迎えてしまうのなら、自分たちで作る電気を使う方が絶対に良いと思います。
     
田口   話は変わりますが、今回の新型コロナウイルスの影響で、工場が止まったため、空気が綺麗になったというのは、とても可能性を感じるストーリーですよね。自分たちの活動を抑えることで、ここまで自然が復活するということからは、経済活動のあり方を見直し、CO2を出さない暮らしにシフトすることができれば、持続可能な綺麗な地球を守ることができるのではないかという希望を感じました。これは、ひとつ良い景色を見せられたと思います。
     
小野   でも、結局、何も考えずに生活していたらそれを忘れてしまう気もしています。経済活動が元に戻っていくにつれて、あの時綺麗だった空気はみんなの記憶からなくなってしまうので、これを伝え続ける人が必要です。私たちは「ひとりひとりの力は小さくても、みんなが取り組めば変わるんだ」と感じられた、あの瞬間の景色をみんなに見せ続けられるような存在でありたいですね。
     
田口   実際に、もう忘れてしまっている人も多いですよね。そういった意味では、究極的には「社会の仕組みづくり」に行き着くのではないかと思います。あれだけの景色を見ても忘れてしまうというのであれば、個人個人の意思に働きかけるだけでなく、社会の仕組み自体を作れるかが重要になってくるのではないかと。

僕らは、どうしたらみんなが参加したくなるような電力会社になっていけるか、考えなければなりません。みんなが参加したい電力会社を選んだ結果として、自然エネルギー100%が実現していれば素晴らしいですよね。

そのためには、料金の面でも1番安い電力会社になりたい思いますし、これは自然エネルギーだからこそ実現可能だと思います。自然エネルギーというのは、火力発電などと違い、原材料が要りません。発電のために常にお金がかかるわけではなく、設備に投資をしてしまえば、長い年月ずっと活用できるものです。40年、50年持つ可能性あるということを考えると、自然エネルギーは非常に安い電気になってくるはずです。

このように、クリーンかつ1番安いエネルギーとなれば、みんなが自然エネルギーを選んでくれるようになります。では、僕らはどのようにそのイニシアチブをとっていけるか。率先して料金を下げられる存在となり、みんなに参加したいと思ってもらえるような仕組みを作りたいと本気で考えています。そうすれば、地球環境にとても大きなインパクトを与えられるはずです。
     
     
  ー最後に、このメルマガを読んでいただいている皆さんへのメッセージをお願いします。
     
     
田口   これは僕がいつも言っていることなのですが、ぜひ持続可能な地球と良い社会を作っていく仲間になってほしいです。お客様ではなく、仲間に。
     
小野   それと、少しでも意志を持って電気を選ぶ人が増えてほしいです。地球環境のためでなくても良いんです。理由は何でも良いけれど、今使っている電気はこうで、ハチドリ電力はこうで、だから自分はこっちを選ぶんだ!と選択する人が増えたら良いなと思います。だから、私たちは地球温暖化について発信し続けますし、それを見た人が続々と仲間になってくれるような社会を作っていきたいです。

「ハチドリのひとしずく」のお話のように、ひとりひとりが微力であることは間違いないけれど、無力ではありません。小さな小さなみんなの意思決定の積み重ねが、大きな力になっていくと思います。
     
田口   小さな力を集めて大きな力になれるよう、僕らは精一杯頑張っていきます。そのために、1番誠実な電力会社でありたいし、そうであることを約束します!ぜひ、皆さんのひとしずくを僕らに託してください。
     
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