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「子どもの未来に貢献します」というお店のメッセージを伝えられる ーポストアンドポスト株式会社 吉田照喜氏

お店の電気を申し込みました
こんにちは。ハチドリ電力の小野です。みなさんは「電力切り替え」と聞いてどんなことをイメージしますか?おそらく多くの方が「料金が高くなるのでは?」「手続きがめんどくさそう」という印象を抱いているかと思います。そんなよくわからない電力の切り替えについて、実際にお店の電気をハチドリ電力に申し込んだポストアンドポスト株式会社の代表吉田さんにお話をうかがってきました!
電気代が高いのが悩みだった
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吉田さんは、子ども用品のリユースショップ「POST&POST」(通称ポスポス)を運営されていますね。どんなお店ですか?

ポスポスは、いろんな環境問題がある中子どもたちが安心して暮らせるように、ごみを減らすためにできたお店です。子どもは成長が早く、すぐにベビー用品や子ども服は使えなくなってしまうので、リユースが子育てにもっと根付くように、「リユースをファーストチョイスにする」を掲げて福岡で3店舗を展開しています。

ここ土井店は予想以上に広くて驚きました。どのくらいの広さですか?

185坪です。小さめのドラッグストアくらいの広さに約2万アイテムがそろい、全て1点ものです。

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こんなに広いと電気料金も高そうですが…。

オープン前は家庭の電気料金しか知らなかったので、店舗の電気料金はこんなに高いのかと衝撃を受け、悩みの種でした。エアコンを使う夏と冬は特に高くて、例えば長住店で夏は月18万円くらい…。だから、もう少し電気代を安くできないかなと探していました。

ハチドリ電力に申し込んだきっかけ

そんな中でハチドリ電力を選んだポイントは?

一つは料金のシミュレーションをしてもらったら安くなったから。2019年のデータで比較すると、毎月2,000円ほど安くなるという結果になりました。あと、自然由来のエネルギーになることがうれしいし、料金の1%分を寄付するという形で社会貢献につながるのも非常にいいと思いました。

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―社会貢献と言うと、「POST&POST」さんも、お店で買い取っても販売できない洋服などを途上国に寄付されているとか。

はい、お店で買い取る服の6~7割は、シミや汚れがあって店頭で販売できません。それは海外で必要としてくれる方に届けています。

店頭で販売できないから廃棄、ではなく、リユースするために活動されているところが素敵ですね。逆にハチドリ電力に申し込むときに、心配はありましたか?

3店舗分で低圧電灯と低圧電力の計6本の契約があったので、もとの電力会社に解約の手続きをして、新たにハチドリ電力から契約書を取り寄せて申し込むというのはすごく手間だなと思っていました。でも、実際は検針票にある情報をウェブサイトに入力するだけで、数分で完了しました。簡単すぎて、あっけないくらい(笑)

ハチドリ電力で応援したい団体
インタビュー写真4

ポスポスはどの団体を支援されているのですか?

ポスポスとしては子どもの未来のために事業をやっているので、さらに子どもの未来を応援する団体認定NPO法人Education A³さんを支援しています。Education A³さんは地元福岡に根ざして活動されているのも素敵だと思っていて、ポスポスも地域に密着した活動をしているので、同じ福岡の団体を支援しているというメッセージを地域住民のお客さんに伝えていきたいと感じています。

その部分は大切だなと思っていて、「当店はハチドリ電力を使って認定NPO法人Education A³を応援しています」というステッカーを貼らせていただくつもりです。

ハチドリ電力に期待すること

ちなみに、吉田さんが子ども用品のリサイクル事業を始められた理由は?

日本は世界でも3番目くらいのごみの排出国なんですよ。ごみは大気や土壌汚染のもとになり、ごみ処理に国の予算の2%ほどを使っている。こんなふうに子どもたちに負担を残し続けるのはマズイと思い、わが子の出産に立ち会ったことがきっかけで、本気でごみ問題を変えたいと思うようになりました。そのためには、家庭の中でリユース、ものを大切にする習慣を根付かせることが大切と考えて、捨てがちな子ども用品のリユースショップ事業を立ち上げました。

インタビュー写真5

「地球の未来のために」という思いは、ハチドリ電力と同じですね。

そうですね。大きな課題ですが、僕は皆さんの毎日の習慣の中に入っていくことがポイントだと思っています。例えば、妊娠時に来店いただき、僕らがベビーカー選びを一生懸命サポートした女性は、産後に「赤ちゃんを抱っこしてください」と連れてきてくださって、必要なものがあれば近くの格安店ではなく、まずうちに来てくださるんです。

へえ!それはとてもうれしいですね。

他にも、常連さんの4歳のお子さんは「ママ、これ使わないからポスポスに持っていこう」と言ってくれるそうです。そういう話を聞くと、親の行動を子どもは見ていて、受け継いでいくものだなと実感しています。ハチドリ電力はお客さんと、電気料金の明細や寄付先のレポートでずっとつながることになり、お客さん自身がご家族やお子さんとレポートを読むことで、エネルギーや社会問題を考えるきっかけになると思います。いろんな人の意識が大きく変わる可能性を秘めた、素晴らしい取り組みですね。

ハチドリ電力が毎月お届けするメルマガでは、環境のことだけでなく、支援しているNPOの現場からのレポートを通じて、いろんな社会問題を伝えていきたいと考えています。そしてみなさまからの支援がどんな活動に繋がっているかをお伝えすることで、お客さん自身に「自分が関わられることで社会がより良く変わる」と実感してもらえればと思っています。ありがとうございました。

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プロフィール

吉田照喜

ポストアンドポスト株式会社
代表取締役社長

長崎県生まれ。2007年、株式会社ボーダレス・ジャパンに参画。新規事業立ち上げを行なった後、2015年にボーダレスグループ内にて、ポストアンドポスト株式会社を創業。「ゴミ箱がない暮らし」を目指して、子ども用品大型リユースショップ「POST&POST」を福岡で3店舗展開中。

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