メインビジュアル

毎日使う電気がどう作られているのか、自分たちが落とすお金がどこへ行くのか、考えることが大切。 ーBLESS 井手さんご夫妻

お店の電気を申し込みました
こんにちは。ハチドリ電力の佐野です。この度、環境に配慮したお店「BLESS」さんがハチドリ電力の仲間に加わってくれました。BLESSさんは、福岡県糸島市にある革細工とニュージーランド雑貨のお店です。この記事では、店舗兼工房を営む井手さんご夫妻に、環境問題を意識したきっかけやお店での取り組み、ハチドリ電力へお申し込みいただいた理由など様々なお話を伺っていきます!
東日本大震災をきっかけに糸島へ
インタビュー写真1

どのような経緯でこのお店を始められたのでしょうか?

以前はサラリーマンとして働いていたのですが、「社会のために何かしたい。でも自分に何ができるのか?何をしたいのか?」というモヤモヤを心の中に抱えていました。2011年の東日本大震災をきっかけにボランティア活動に参加し、それまで感じていたモヤモヤが大きくなりました。一歩踏み出せない自分を情けないと感じ、その後うつ病に。どうにか抜け出さないとと思い、たどり着いた糸島で、作家さんやカフェの経営者さんと出会い、温かなものづくりに触れました。するとそれまでのモヤモヤが解け、「とりあえずやってみよう!」と身近にあった革細工に取り組み始めました。昔から革製品が好きで、オーダーメイドでよく作ってもらっていたんです。製図からオーダーしていたので、自分にも案外できるかもと思って。

インタビュー写真1

ニュージーランド雑貨を扱うようになったきっかけはありますか?

私たち夫婦はニュージーランドで出会ったんです。自然環境や人々の健康を大切に考え、1つのものを永く大切にする国民性に惹かれ、そんなニュージーランドをもっとたくさんの方に知ってほしくて雑貨の取り扱いを始めました。エコ雑貨がメインとなりますが、お客様がニュージーランド文化や外に目を向ける契機になれば良いなと思います。自分が糸島で助けられたように、他の人の人生に変化を及ぼすきっかけを作れたら…。

人と自然に優しい温かなものづくりを

ズバリ、お店のコンセプトは何でしょうか?

「人と自然に優しいものづくり」を心がけています。日々の生活に寄り添えるお店でありたいですね。

特にこだわっているポイントはありますか?

革製品は修理しやすいように作っています。手間もお金もかかるけれど、修理がしやすいよう、ミシンではなく手縫いで1つ1つ仕上げています。お客様には革の変化を楽しみながら、時には修理しながら永く使っていただきたいですね。

インタビュー写真1

まさに「温かなものづくり」ですね。

はい、お店自体も温かみのある雰囲気にしたくて、棚も自分たちで手作りしたんです。植物をなるべく沢山置くことも意識しています。

環境問題への取り組み

先程「自然環境」というワードが出てきましたが、環境問題に対してお店として取り組んでいることはありますか?

革細工には、植物タンニンなめしという昔ながらの製法で作られたものを用い、化学製品を使わずできるだけ環境負荷をかけないように心がけています。元々の繊維を崩さず、本来の革の良さを知っていただきたいと考えています。環境保護や素材の良さを生かすという観点から、傷などを隠すための加工もなるべくしないようにしています。また、ファスナーにはリサイクルポリエステルを使用し、製品自体、使い捨てではなくできるだけ永く使っていただけるよう、修理しやすい商品作りを行なっています。

インタビュー写真1

ニュージーランド雑貨はエコ雑貨がメインとのことですが…

ニュージーランドの人たちは自然環境への意識が高く、身近にエコ雑貨がたくさんあるんです。お値段もお手頃なので使いやすくて。自然に還る竹製品や、繰り返し使えるエコラップ、人と地球に優しいホーム・ボディケア製品などをご紹介しています。お店自体の取り組みとしては、コンポストを設置し、そこでできた肥料で植物を育てています。

インタビュー写真5

商品やお店の細かなところまで環境保護に対する思いが込められているんですね。井手さんご自身が環境問題に取り組もうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

きっかけはやはり東日本大震災でした。元々大量生産されたものに問題意識はあったのですが、身近なものの中に、体に悪かったり、安心して使えないものがあるということは知りませんでした。震災をきっかけに世の中の見え方が変わり、環境問題にも目を向け始めました。

ハチドリ電力に申し込んだきっかけ

今回ハチドリ電力へお申し込みいただいたのも、できるだけ環境への負荷を減らしたいとの思いからでしょうか?

電気も普段の買い物と一緒で、毎日使うエネルギーをどこから買うか、何を基準に選ぶか、自分たちが落としたお金がどこへ行くのかを意識することが大切だと考えています。私たち、ニュージーランドでは、ワーキングホリデーという制度を使って1年間自然保護区の中の宿泊施設で働いていたのですが、その施設は水力発電で電気をまかなっていたんです。それをきっかけに自然エネルギーに興味を持ち、自分たちが使う電気がどうやって作られているのか考えるようになりました。

インタビュー写真5

数ある再生可能エネルギーを扱う電力会社の中でも、ハチドリ電力にお申し込みいただいた決め手は何だったのでしょうか?

ハチドリ電力では電気料金の一部を応援したい団体へ寄付できる、というところが良いと思いました。

インタビュー写真5

支援先としてはどちらの団体を選ばれたのでしょうか?

NPO法人循環生活研究所です。以前からお付き合いがあり、イベントで一緒に出店したり、畑の手伝いをしたり、生ゴミ回収の手伝いに行ったり。実際にどんな活動をしているのか、その頑張りを知ってる団体を応援できるのは良いなと思って。

そうだったんですね。同じ福岡で頑張る団体さんを応援できるのは嬉しいですよね。

ハチドリ電力との提携に期待すること

ハチドリ電力と提携することで、これまで自分たちだけではできなかったことを発信していくきっかけにしたいと考えています。電力自由化やエネルギーのことをもっと多くの人が考え、行動してもらいたいですね。今だけでなく将来のことを考え、未来への投資として、社会に対してできることに取り組むことが大切だと思います。

本当にそうですよね。地球と未来のために、ぜひ一緒に取り組んでいきましょう!ありがとうございました!

インタビュー写真6

プロフィール

革細工とニュージーランド雑貨のお店
BLESS

住所:福岡県糸島市二丈福井5450

自然豊かな福岡県糸島市にガレージを改装した店舗兼工房を夫婦で営んでいます。1つ1つ手縫いで革製品を製作し、「『作り手』と『使い手』が近くにある環境を大切に、永く使える特別な1点を」という想いのもと、できるだけ環境と身体に優しい素材を使う事を心がけています。

SNS

SNSでも
様々な情報を
配信しています

環境問題を解決する素敵なアイデアや有益なイベント情報をお届けしています!

INSTAGRAM

FACEBOOK

TWITTER

MAIL MAGAZINE

社会をよくする
人やアイデアを
お届けします

HACHIDORI PLAN

わずか5分でお手続き完了!
現在契約中の電力会社へのご連絡は不要です。(※)

電気を申し込む

※引越し先のお申込みの場合は解約のご連絡が必要です