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SDGsに向けた企業責任が問われる時代。人と地球のために共に歩んでいきたい。 ーローカルフードサイクリング株式会社 たいら由以子氏

会社の電気を申し込みました
こんにちは。ハチドリ電力の小野です。みなさんは「電力切り替え」と聞いてどんなことをイメージしますか?おそらく多くの方が「料金が高くなるのでは?」「違いがよくわからない」という印象を抱いているかと思います。そんなよくわからない電力の切り替えについて、実際に会社の電気をハチドリ電力に申し込んだローカルフードサイクリング株式会社の代表・たいらさんにお話をうかがってきました!
環境やエネルギーのことは
20年前から考えていた
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平さんは家庭の生ごみを栄養のある堆肥にして、家庭菜園ができるコンポストを販売されていますね。なぜコンポストを販売しようと思ったのですか?

安全な野菜を半径2kmの地域で作り、毎日の食卓にのぼることを目的にしています。きっかけは24年前、私の父が末期ガンになり、家に連れ帰って余命2か月を過ごすことになったこと。無農薬の玄米菜食を毎日3食用意するのが私のミッションになりましたが、当時、無農薬野菜はなかなか見つからなくて…。2時間かけてようやく探した無農薬野菜によって、父は日に日に元気になり、寿命が2年延びました。

それはすごいですね!

ただ、探し回らなければ安全な野菜が見つからず、やっと見つけても古くて高いという状況に疑問と怒りがわき、地球環境の悪化や社会の複雑な仕組みも知って、自分の子どものためにできることをやろうと試行錯誤。コンポストにたどり着きました。都会でもできるコンポストを開発したところ、大反響をいただいています。

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ずいぶん前から環境問題に対して問題意識を持たれていたんですね。電力についてはどう考えていますか?

私は20年前から環境やエネルギーについて真剣に考えていて、当時は完全に変人だったかも(笑)。冷蔵庫を買わずに庭に穴を掘って貯蔵すると家族に相談したら、すごく反対されたりして…。自宅とNPOのオフィスには、太陽光パネルを載せています。エネルギーのことは他人事になりがちだけど、近くで発電している場所があることによって、自分が使いすぎると減るみたいな意識が周囲にも芽生えるといいなと思って。

冷蔵庫の代わりに庭に穴、すごい・・(笑)確かにエネルギーは目に見えないので、エコな意識を持っていただくのは難しいですよね。

ハチドリ電力に申し込んだきっかけ
インタビュー写真3

ハチドリ電力も人と地球の未来のために再生可能エネルギーを普及させていきたいと思っています。平さんがハチドリ電力に変えようと思ったきっかけは?

子どもたちの未来に対して、やれることは全てやりたいというのが私の信条なんです。エネルギーもできるだけ持続可能で自然のもので、身近な会社にしたい。そうやっていろんなことを考えていくと、選ぶ電力会社は自然に決まりました。ハチドリ電力は理念に共感できるし、どんな人がやっているかも大事だと思います。

ハチドリ電力を選ぶにあたって、心配はありましたか?

実は私なりに調べました。電力自由化になって電力関係の会社が増えているけど、太陽光パネルのときと同じで淘汰されていくと思うんです。そんな中で、ハチドリ電力はしっかりした母体があり、ビジョンが明確だから安心だと思いました。

ありがとうございます。実際、料金はどうですか?

うちは企業なので、できるだけお得になると助かります。2019年の市場価格でシミュレーションをしてみると、月に1,500円安くなる結果になりました。

ハチドリ電力で応援したい団体
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ハチドリ電力では電気料金の1%をNPOなどの団体に寄付するという仕組みがあります。

私自身がNPOの代表をしていたので、非常にありがたい仕組みだと思います。環境問題に挑む非営利団体は、どんなにいい活動をしていても、現金化するのが難しいんです。ハチドリ電力に加入した人とつながり支援してもらい、団体の活動が持続可能になるというのは一石三鳥。

長くNPOを運営されていた平さんだからこそ、活動の大変さを実感されているのですね。ハチドリ電力を通じて、どんな団体を応援したいですか?

それはもちろん、私が代表を務めていたNPO法人循環生活研究所です。自分が関わっていたからというのもありますが、環境に対する活動を長年地道に頑張っている団体に寄付していきたいと思っています。

ハチドリ電力に期待すること
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最後に、ハチドリ電力にこれから期待することがあれば教えてください。

電力は国の仕組みや輸入に大きく関わっていますが、そういったものにコントロールされず、地域でできるだけ自立して小さな循環の輪をつなげたい。ハチドリ電力が、そんな地域づくりをサポートするような存在になってくれるとうれしいです。

私たちも電力の最終的なゴールは地産地消にあると考えています。地域に小さい発電所を作り、それが地域を循環させていくのが理想だと思います。

それが一番いいですよね。エネルギーを自分事として考えられる大人も子どもも増えていくことが、持続可能性のカギだと思います。まさにSDGsにもつながりますし。また、企業としては持続可能な社会づくりに携わっていることを証明できる仕組みがあれば、ブランディングにもしっかり繋げていけるのかなと思っています。

そうですね。ハチドリ電力としても、今後わたしたちの電気を使う企業が環境問題に対してアクションをとっていることを表明できる「再エネ100宣言 RE Action」のような取り組みを進めていきたいと思っています。ありがとうございました。

インタビュー写真6

プロフィール

たいら 由以子

ローカルフードサイクリング株式会社
代表取締役社長

福岡市生まれ。大学を卒業後、証券会社に勤務。1997年コンポスト活動開始、2004年、NPO法人循環生活研究所を設立、国内外にコンポストを普及。生ごみ資源100研究会を主宰、循環生活研究所理事、コンポストトレーナー、NPO法人日本環境ボランティアネットワーク理事など務める。

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