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「当たり前の幸せを、すべてのひとに」
障害児教育のアップデートで社会課題の解決を。

会社の電気を申し込みました

こんにちは。ハチドリ電力の佐野です。
この度「株式会社ウェルモ」さんが、ハチドリ電力の仲間に加わってくれました。ICTや先端技術の力で介護や障害児教育の領域での課題解決を目指しているウェルモさん。児童発達支援・放課後等デイサービス「UNICO(ユニコ)」8教室の電気をハチドリ電力にお切り替えいただきました。この記事では、UNICOの事業推進・管理を行う児童福祉事業部の濱田さんに、障害児教育における課題や、ウェルモさんの取り組みと目指しているもの、ハチドリ電力へお申し込みいただいた理由など、様々なお話を伺っていきます!
マイノリティから教育のアップデートを

ウェルモさんは、ICTや先端技術の力で介護・福祉の社会課題解決を目指していると伺いました。具体的にはどんな課題に取り組まれているのでしょうか?

ざっくり言えば、少子高齢化の課題に取り組んでいます。「ウェルフェアをもっと」がウェルモの社名の由来なのですが、福祉領域全般をアップデートしていきたいと考えています。具体的には、介護と障害児教育の領域の課題解決により「当たり前の幸せを、すべてのひとに」届けることを目指しています。

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今回、児童発達支援・放課後等デイサービス「UNICO」の電気をハチドリ電力にお切り替えいただいていますが、障害児教育の現場にはどのような課題があるのでしょうか?

児童発達支援・放課後等デイサービスは平成24年に始まった、比較的新しいサービスです。障害のあるお子さんが主に通い、支援を受けるところです。それ以前は、保育園に行こうとしてもお断りされてしまい、親御さんの就労に影響が出たり、学校が終わった後学童に通えず友達と遊ぶこともなく家でお留守番をして過ごすお子さんがいたり、というような状況でした。

そこで児童発達支援や、放課後等デイサービスが必要になってくるのですね。

こういったサービスができることで、支援を受けながら日常生活を送ることができるようになってきました。しかし、このようなニーズが非常に多く急速に広がっていったため、これまでその質について問われることはあまりありませんでした。まずはとにかくニーズに応えることが必要だったからだと思います。

介護と比べ、障害児教育は非常に遅れていると言われています。中には、テレビを見せるだけ・ゲームをさせるだけといったように、ただ預かるだけで療育がなされていないことが問題になることがあります。そもそも療育の専門家がいないこともあります。まずはそこを改善しようと、マイナスをゼロにするためにUNICOをつくりました。

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ただ、現在私たちが目指しているのは、マイナスをゼロにすることではありません。障害のある子に一般の学校で受けられるものよりもアップデートされた教育を提供することで、教育全体をアップデートしたいと考えています。

「教育をアップデート」といいますと…?

一般的に、学校教育のあり方はどうしても大人が「教える」形になりがちですよね。また、子どもたちの中で少し他の子と違った子がいれば「分ける」という対応をします。

確かに、自分の子ども時代を思い返してみると、先生に一方的に教えられることが多く、また、障害のある子は特別支援学級に分かれて殆ど交流がなかったり、そうでなくても成績によってクラス分けが行われていた気がします。

そうですよね。しかし、AIの普及により人間の行う仕事が変化し、また、多様性が加速して様々な違いが認められるようになっていく社会において、「教える」「分ける」といった教育は古くなっていくのではないかと思います。

これからの社会に向けてUNICOでは「教える」「分ける」ではない形の教育を提供していきたいということですね。

一般の学校に行っている障害のない子どもたち、つまりまだ新しい教育の形を強く必要としていないマジョリティ側の教育を変えるのは中々難しいことです。そこで、私たちは、まずは新しい教育の形を強く必要としているところから取り組んでいこうと、障害がある子(マイノリティ)からアップデートされた教育を提供しています。

マイノリティからですか。なかなかない視点かもしれません。

大人が「教えて」子どもたちを「分ける」教育ではなく、子どもが主体となって学び、多様な子どもたちへの先進的な教育を行っていくことで、一般の学校に行っていた子がUNICOを選びたくなるような場所を作りたいですね。

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具体的には「ポカポカ」と「イロイロ」という支援を中心に行っているのですが、「ポカポカ」はコーチングを中心とした関わり方です。大人が教えるのではなく、子どもたちがやりたいこと・考えていることを引き出すことを目指しています。

なるほど。「イロイロ」の方はやはり多様性という意味でしょうか?

そうですね。様々な違いを認められるようにという意味合いを含めていますが、「イロイロ」という考え方は、決まった授業を繰り返し行うのではなく、子どもたちがその時やりたいと思うことを主体的に選べる環境づくりです。空間としては、すぐに運動できる場所、ゆっくり過ごせる場所、集中して勉強できる場所がまずあること、そして、教材や遊具も専門家の顧問や、作業療法士、言語聴覚士に選定してもらい、発達の段階や興味関心に合わせて選べる選択肢を提供しています。

ハチドリ電力は、良い循環で
環境問題や社会課題を解決する仕組み

ハチドリ電力にお切り替えいただいた決め手となった理由を教えていただけますか?

ハチドリ電力はCO2を排出しない実質自然エネルギー100%の電気を提供しているということで、大きな社会課題の1つである環境保全に協力できるならばと考え、申し込みを決めました。

ウェルモさんとしてハチドリ電力への切り替え以外に、これまで地球環境への取り組みはされていましたか?

私たちは、福祉の分野の課題解決を目指していますが、環境の面ではこれといった取り組みができているわけではありませんでした。だからこそ、電気の切り替えにより、簡単に地球温暖化の防止に貢献できるというのはとてもありがたく感じています。

そう言っていただけて嬉しいです。毎日必ず使う電気だからこそ、地球にやさしいものを選ぶ人が増えたら良いなと考えています。

また、電気料金の1%が社会活動に寄付されるという点にも惹かれました。私たちは障害児教育に取り組んでいますが、ハチドリ電力では、教育の様々な課題に取り組む団体さんの中から電気を通じた支援先を選ぶことができます。このように良い循環で社会課題を解決していくことのできる素晴らしい仕組みにも共感しました。

支援先にはどちらの団体を選択されましたか?

まずは、ポケットサポートさん。病気を抱える子どもたちへの支援をされていますが、私たちが取り組む障害児教育では十分にリーチしきれない領域です。長期入院や自宅での療養などで可能性が制限されてしまっている子どもたちの力になれると感じたため、支援先として選びました。

次に、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンさん。団体として掲げられているビジョン・ミッションが、ウェルモの掲げるスローガン「当たり前の幸せを、すべてのひとに」と、UNICOのミッション「子どもたちの可能性を解放する」にも通ずるところがあり、非常に共感したためです。

やはり教育や子どもたちの支援に関わる団体さんを選ばれたのですね。

はい。3つ目の支援先であるTeach For Japanさんとは、これまでも直接的に関わりがあり、教育をアップデートしていくために日ごろから共催でイベントをするなどご縁が深かったため、電気を通じても継続的に支援させていただきたいと考えています。

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今後ハチドリ電力に期待することや一緒にやっていきたいことがあれば教えていただけますか?

環境問題と少子高齢化の課題という一見全く異なる領域で活動しているように見えますが、社会課題の解決という面で大きくは同じところに向かっていると思います。ハチドリ電力を展開するボーダレス・ジャパンは、ウェルモと同じく福岡を創業の地としているベンチャー企業ですので、福岡から一緒に社会課題の解決を盛り上げるムーブメントを起こしていけたら良いですね。

ぜひ盛り上げていきましょう!ハチドリ電力は「ハチドリのひとしずく」というお話をコンセプトとし、一人一人は微力でも皆の「ひとしずく」を合わせて環境問題や社会課題を解決していきたいと考えているのですが、最後に、ウェルモさんが目指している社会の実現に向けて私たちに一人一人にできることは何か、読者の方にメッセージをいただけますか?

ウェルモは、介護や障害の領域の課題解決を通じて「当たり前の幸せがすべてのひとに」行き渡るような社会を目指しています。社会の中の「普通」を変えていくのはとてもエネルギーの要ることですが、目の前の困っているお子さんに対して、マイナスをゼロにするだけでなくプラスの教育にアップデートすることで、ひいてはその普通を変えていけたり、社会を変えていけたりするのではないかと信じています。

障害児教育に関して言えば、まずは皆さんに知っていただくことが大切だと思います。私も働き始めてから知ったことが沢山あるのですが、まずはそういう子たちがいるんだということを知らない限り、偏見や差別が続いてしまいます。まず多くの方に知っていただきたいですね。

私も今回のお話を聞いて、障害児教育の現場が抱える課題については初めて知ることが多くありました。

介護に関しても、ご家族が病気になって介護が必要になるなど、差し迫ったニーズに出会ってはじめて関心をもつ領域です。しかし、誰もが40歳になれば介護保険のお金を払うわけですし、そのお金がどのように使われているか、若い方にもっと関心を持っていただければ、今介護業界で問題となっていることも少しずつ変わっていくのではないかと思います。

多くの人が福祉や介護の課題を「自分ごと」として捉えていただけるようにしたいですね。

そうですね。やはり多くの方にこれらの領域に関心を持っていただきたいですし、そのための発信をウェルモとしてしていきたいと思います。

ハチドリ電力でも、電気をお届けするだけでなく、環境問題や社会課題についての発信にも力を入れていきたいと考えています。ぜひ一緒に取り組んでいきましょう!インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

プロフィール

濱田諒

株式会社ウェルモ 執行役員 児童福祉事業部長

福岡県出身。九州大学文学部社会学専攻卒業。特別支援学校に勤務した後、株式会社ウイングル(現 株式会社LITALICO)の就労移行支援事業で、知的・身体・精神・発達障害のある利用者の相談援助や職業指導、サービス管理責任者業務を経験。子ども主体で多様性を生かした教育を実現するため2017年よりウェルモに参画し、児童発達支援・放課後等デイサービス「UNICO」の事業推進を行う。

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