突然ですが、ここで宣言したいと思います。
僕は、ジャマイカでNo.1の学習塾を作ります。
目次
1. 自己紹介
こんにちは。僕の名前は古田優太郎といいます。
ジャマイカという国の教育省で働いていました。
現地の小学校を回って教員に数学教育の指導をするのが僕の仕事でした。
その経験から、学習塾を起業しました。
今日は、僕がやろうとしていることを少し伝えられたらと思っています。
2. 衝撃を受けた隊員時代
2018年6月までは青年海外協力隊として、ジャマイカで活動していました。
その2年間は本当に多くのものを見て、学びました。
この国で一番驚いたことは格差の大きさです。
富裕層が華やかで優雅な暮らしをする一方で、140円の安い時給で働かされる人がいます。
物価は日本とあまり変わらないので、その日のご飯を買ったら終わり、というような人もたくさんいる現状です。
特に、子どもたちの学ぶ環境の格差には大きな衝撃を受けました。
生まれた家庭や学校・教員の質によって、十分に学ぶことができない子どもをたくさん見てきました。
ジャマイカでは小学校6年生の段階で人生を決める大きなテストがあるのですが、貧困層の子どもの多くはここをクリアできません。
逆転するチャンスすら与えられない子どもたちを見て、もっと何か他に自分にできることはないかという思いが日に日に強くなりました。
そして帰国の日が近づくほどに、この思いに蓋をして日本に帰国するということが考えられなくなっていきました。
3. 教育省での仕事
幸い活動先であった教育省に採用してもらい、この国で教育に携わり続けるという念願が叶いました。
協力隊後のキャリアとして珍しいらしく、教育省側も外国人を雇うことが初めてでした。
そのため情報を集めることも大変で、書類や生活面など色んな方に助けていただきました。
その時にお世話になった人たちには、本当に頭が上がりません。
何とか手に入れた教育省の仕事はとても楽しくやりがいがありました。
仕事内容は隊員時代と同じようなもので、楽しくて仕方がなかったボランティア活動を今度はお金を貰いながらやっているような感覚で、幸せな毎日を過ごしていました。
4. ジャマイカの教育問題
現状、はっきり言ってジャマイカの教育システムは機能していません。
その一番の原因は、現場と現実を知らない人がカリキュラムを作っていることです。
現在のカリキュラムは、ジャマイカの子どものレベルを考えて到底達成できるものではありません。
うまくいくはずのないカリキュラムと仕組みの中で、何とか頑張ろうとする教員の努力を見ると本当に心苦しくなります。
だからこそこの国で、思いを持っている先生たちの努力がきちんと生徒の力となって現れるような仕組みを作りたいと考えています。
5. 学習塾を始める理由
しかし、仕組みに変化を加えるということは並大抵のことではありません。
なぜなら、政治が絡んでいるからです。
いくら教育省の内部にいるといっても、僕一人の小さな力で何かを変えていくことはできません。
そうなると、教育省の外でも影響力を持つ必要があります。
現地の教員の思いをくみ取って、大きな力をもって発信できるだけの実績を積み上げていかなければいけません。
そのために、学習塾を作り、今までジャマイカ人が持っていなかった発想で教育を実践していきます。
実際にどう実現するの?というクエスチョンマークが皆さんの頭に浮かんでいると思いますが、僕の中には明確なロジックがあって、それは実現可能だと考えています。
この記事の中で説明しきれないのが申し訳ありませんが、これからゆっくりとその考えを発信していければと思っています。
6. 決意表明
僕は、ジャマイカでNo.1の学習塾を作ります。
どんな家に生まれても、逆転のチャンスが持てる未来を作る。
そのためには、正しいカリキュラムと仕組みを調える必要がある。
だからこそ、学習塾で実績を作り、強い影響力をつけたうえで新たな教育を提案していこうと思っています。
まあこんなに偉そうなことを言っていますが、今はまだ塾の生徒は2人しかいません。
まだまだ「何言ってんだコイツ」って感じですよね。分かってます。
ただ、もし僕の思いを応援してくださる人がいたら、これからの僕の活動に注目していただけたらと思います。
未熟な僕ですが、ジャマイカの子どもたちのために全力尽くします。
応援よろしくお願いします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
古田優太郎
認定NPO法人アジアキリスト教教育基金
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