支援して申し込む
アフリカローズ基金
2020/07/09
アフリカローズと環境への取り組み

アフリカローズ基金に寄付いただいたお金は、すべてケニアの植林活動に寄付いたします。この団体によって、これまで18万本の木が植えられてきました。ケニアの森林面積は国土の約6%(日本の森林面積は67%)しかなく、乾燥地・半乾燥地は国土の約80%です。ケニアは2030年までに森林率を10%まで上げようという目標があり、その支援にも繋がっています。

 

目次

  1. 1. 環境活動について
  2. 2. アフリカローズのストーリー
  3. (毎月、この2つの項目について更新していきます。)

1. 環境活動について

アフリカローズでは、地球を守る仲間を増やすために様々な取り組みを行っています。

 

2020年4月には、コロナによって価値観がガラリと変わりました。これまで気になっていたけれども「臭いものに蓋をする」感覚で興味ないふりをしていた環境問題。まるで人体にウィルスが入り込んだ時に人間の免疫が抗体反応としてウィルスを排除するかのように、コロナウィルスによって地球から人類が排除されているように感じました。それはこれまで人類が地球を汚し、自然を壊し、地球を痛めつけていることへの忠告のように感じました。

「もうこれ以上無視できない。何かアクションを起こさなくては。」

そう思ったのは3月末。4月から自粛が始まったタイミングで広尾店・六本木ヒルズ店の両店舗を臨時休業にすると、スタッフが在宅で仕事をする時間が増えました。2020年4月上旬、若手のアルバイトスタッフを中心に「環境部」を設立しました。

定例ミーティングでは、「アフリカローズとして」また、「アフリカローズに関わる1人の人間として」何ができるのか、真剣に議論を重ねました。

●環境に関するホームページをつくる

●電力会社を再生可能エネルギーに替える

●カーボンオフセット料金を導入する

●店舗から出るゴミをゼロにする(コンポストとリサイクルを導入)

●プラスチック廃止(もともとエコバッグを販売しており、ビニル袋は提供していません)

●スタッフひとりひとりがマイボトル、マイ箸、マイバッグを使う

●洗剤はエコフレンドリーな商品をつかう

●環境や地球を守る取り組みを積極的にしている企業や人と一緒に発信し仲間を増やす

具体的なアクションプランとして上記のアイディアがあがり、さっそく6月にホームページがリリースされました。
▶︎アフリカローズ環境に対する取り組み

それに伴い、発信を行うためのInstagramとNOTEも開設しました。

Instagram

@afrikarose_earth

 

NOTE

▶︎アフリカローズのNOTE

 

 6月1日に自粛が解除されたタイミングでカーボンオフセット料金を両店舗で導入し、任意でお支払いにご協力いただいております。これまで多くのお客様に賛同をいただいています。カーボンオフセットを導入する主な目的は啓発活動です。「カーボンオフセットって、何??」と初めて聞く方も多いでしょう。意識しないと聞こえてこない・見えてこない環境問題ですが、「バラを買う」という日常のアクションの中で環境について考えて頂くきっかけをつくりたいと考えています。

 

アフリカローズでは、年間約10万本のバラをケニアから輸入しています。その全てのバラをオフセットしケニアの植林活動に寄付することになりました。お客様がカーボンオフセット料金に協力しない場合は、アフリカローズが支払います。

 

 

まずは、自分たちがビジネス活動で排出しているCO2をゼロにすることを前提として、その上で、どのようにポジティブなインパクトを地球に還元していくのかと考え活動しています。

 

2.アフリカローズ始まりのストーリー

17時間かけてアフリカの大地から届く特別なバラがあります。
朝霧が太陽に輝き、夜は星を映す美しい湖のそばで、
半年かけて花を愛する人たちに育てられたバラ。
ゴスペルの流れる部屋で出荷を待っていた、
ひときわ大切にされてきたこのバラは、
育てた人、贈る人、贈られた人、誰をも幸せにします。
なぜなら、このバラには時の魔法がかかっているから。
アフリカローズ 幸せになる奇蹟のバラ」(ポプラ社) の冒頭より

 

奇蹟のバラとの出会い

2011年11月
ナイロビの街角にある小さな花屋さん。穴のあいたパラソルに、煤汚れたバケツ。色とりどりのカーネーションやユリ、アルストロメリア、カラー。そして、ひときわ輝いていたのが、バラ。

驚くような生命力と存在感を放っていました。

私は草月流活け花の師範のお免状を持っており、いろいろな花を見てきました。このバラは、私がこれまで見てきたバラとは全く異なり、大きな輪、太い茎、鮮やかな発色、そして繊細な模様。

花を売っている男性に聞いてみると、

「もちろんバラだよ!日本にはバラはないのか?笑」

「日本にもバラはあるけれど、こんなに大きくて色が素敵なのは見たことがないわ。」

「ケニアはバラの輸出量が世界1位なんだ!」

こんなに素敵なバラがケニアで??

…知らなかった。

半年間のケニアでのボランティア生活も終ろうとしている中、このままボランティアを続けるのか?もともと目指していた国連で働くのか?日本に帰国してケニアに来る前と同じ生活を送るのか?MBAや開発の修士号など学校に戻るのか?

7年間務めた会社を辞め、彼氏とも別れ、住んでいたマンションも解約し、覚悟を決めて来たアフリカ、ケニア。

約束の半年間が終った後の自分のキャリアや、ボランティア/支援/援助のあり方に疑問を感じでいた頃。この状況とどう向き合えば良いのか、手当たり次第、自分の中にある答えを求めていた頃。

澄みきった空の下、踊るような強い日差し、乾いた風。呼吸の「呼」から「吸」に変わり、過去が退き新しい潮が満ちていくよな瞬間。ケニアのバラを中心に私の世界が輝き始めたその瞬間をいまでも鮮明に憶えています。

「私はこのバラを輸入して、ケニアに雇用をつくるんだ。」

私の心の声が、小さいけれど確かな声が、はっきりと聞こえました。援助でもボランティアでもない「ビジネス」という平等な形で、貧困を解決したい!

バラで世界を変えるんだ!

そう決めた瞬間、何か大きなものが、もの凄い勢いで動き始め、私の人生は大きく変わろうとしていたのです。

 

アフリカローズの創業movie


 

アフリカローズの創業について

▶︎ ケニアから10万本のバラを輸入している理由

 

この団体の新着レポート

この団体の新着レポート

同じカテゴリの活動レポート

みんなの活動レポート

もっと見る

メルマガ会員募集

毎号、環境問題や社会課題の
最前線で活動する人が登場!
より良い未来のヒントをお届けします!

利用規約に同意のうえ、ご登録ください